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売上総利益と期末在庫の関係

長文で失礼します。 売上総利益の増減には、仕入れや期末在庫の増減は無関係なのでしょうか?  ・「売上総利益向上のためには、在庫の適正な圧縮が必要」  ・「期末在庫の評価次第で売上総利益は変化し、不適切な評価によっては粉飾決算や脱税につながる」 という人もいれば  ・「売上に対する部分のみが売上原価になるので、当期仕入や期末在庫の増減は売上総利益には無関係」 という人もいます。 それぞれの説明を聞くとその時は「なるほどね~」と思うのですが、正しいのはどちらでしょうか? 仮に売上高、期首在庫、当期仕入が同じで期末在庫のみ数値が違う場合  売上高100 期首在庫10 当期仕入50 期末在庫10 売上原価50 売上総利益50  売上高100 期首在庫10 当期仕入50 期末在庫5 売上原価55 売上総利益45  となるので、期末在庫の減少が売上総利益の減少につながっていると思います。 売上高が同じなのに期末在庫が違うのはおかしいかもしれませんが、 実際の店舗の商品は多種多様なので、売れた商品の構成によってはこうなることもあるかと思いました。 また、仮に売上高、期首在庫、期末在庫が同じで当期仕入のみ数値が違う場合  売上高100 期首在庫10 当期仕入50 期末在庫10 売上原価50 売上総利益50  売上高100 期首在庫10 当期仕入40 期末在庫10 売上原価40 売上総利益60 となるので、当期仕入の減少が売上総利益の増加につながっていると思います。 どなたか初心者にもわかるように教えてください、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.1

これは、原価の計算方法が異なるので比較できません。 >「売上に対する部分のみが売上原価になるので、当期仕入や期末在庫の増減は売上総利益には無関係」 これはもちろん正しいです。仕入れた商品をきちんと管理して、売った商品一つ一つについて仕入れ価格がわかっていれば、それが売上原価ですから、在庫の増減は売上総利益とは無関係です。 しかし、商品によっては、売った分の仕入価格が不明確な場合があります。たとえばガソリンスタンドでは、仕入はタンクローリー車でガソリンを持ってきて、前に仕入れたガソリンが入っているタンクの中へ、どどどどっとガソリンを入れます。次に来たお客さんに売ったガソリンは全部混ざってしまっていますから、古いガソリンを売ったのか新しいガソリンを売ったのかわかりません。期末の残りのガソリンの量で売上原価を決めなければなりません。そういう場合には在庫によって売上原価が変わってしまいます。 扱っている商品がどんな商品で、原価の決定にどんな方法を取っているか、でどちらが正しいかが決まります。

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