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杜氏やすし職人がほとんど男性ばかりなのはどうして?
日本酒を造る杜氏と呼ばれる人や、すし職人に女性はほとんど見当たりません。 何かはっきりした理由があるのでしょうか? 私は杜氏の仕事はあまりに重労働なのでかなとも思ったのですが。 それとも女性は男性より体温や手のひらの温度が高いとかかなとも思うのですが、 一度はっきりした答えをお聞きしたいと思って投稿しました。 ご存知の方よろしくお願いします。
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実家が造り酒屋をしています。 子供だった私は、さまざまな酒造りの工程を傍で見ることが許され、 一緒に作業させてもらったこともあります。 その中で蒸した米を麹菌と混ぜる前段階で、高温の機密性の高い部屋に 蒸し米を広げる作業があります。 そのとき言われたのは、この工程が一番大事で、酒の臭いや香りに 影響するときなので、 化粧をした女性は入ってはいけないということでした。 でも今思うことはそんなことではなくて、 単にその仕事を、「男だけの仕事」にしておきたいだけのこじ付けだと 思っています。 現在は女性の杜氏もいますし、 醸造を学べる高校もあり、学んでいる女性もいます。 そのようにして醸造を学んだ女性が杜氏になります。 長野県のある造り酒屋では、白人の若い女性が杜氏として勤めており、 傾きかけた家業を持ち直した、という話も聞いたことがあります。 寿司の職人についても同じことだと思います。 ただしこの場合は、 消費者であるお客の好き嫌いが強く反映していると思うので、 その偏見がなくなるにつれて、変わる可能性があります。
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- morino-kon
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酒の神様は、女人禁制でした。 酒の神、「松尾様」が女神ということもあり、女性が蔵に入ると松尾様がヤキモチをやくから、と言われてきました。 蔵元見学に行ったのですが、杜氏の仕事って、キツイです。 そこの蔵元は、春からは自社の田んぼにねとまりして、田植えや稲刈り。 収穫後は、スタッフは一緒に酒蔵に寝泊まりして、寝食をともにします。 一晩中、酒のパンをするのです。 そんなところに女性が一緒にいると、体力的にキツイばかりか、感情的にやや講師い問題がでてくる・・・ということではないでしょうか。
お礼
今は大分近代化されて機械化もしているので超重労働ということはなくなっているので、NO.7の型が言われているように女性の杜氏も増えてきているのかもしれません。 私は福岡県出身なので築豊のボタ山の話を聞いたことがありますが、昔は女性も地下の鉱道で半裸になって汗みどろになって男性と一緒に労働をしていたらしいです。 生活のために働くのに男も女もない、厳しい世界だったと思いますし、一部で不適切なことも起こったかもしれませんが、私は今の私たちのような卑猥とかいう感覚はあまりなかったのではないかと思います。思いたいです。ありがとうございました。
昔は男尊女卑で女がやることは許されなかった。 という事情からでしょう。 手のひら云々は後付けの理由です。 いまでは女性の寿司職人はたくさんいますが、 杜氏はいまだに少ないですね。 日本酒作りが斜陽産業なのと、 やはりむかしながらの意識を持っている人が 多いからだと思います。
お礼
昔はすべて手作業というか職人の勘と能力で酒を造っていたところがあったので、女性を排除する形になっていたかもしれませんが、いわば職人さんの誇りでしょうか、今は大分近代化して機械化もされてきたので神聖な男だけの世界というのは時代に合わなくなってきているのではないかと思います。 但し、重労働であることは今も違いないので、なかなかそれに挑戦したり長続きしたりする女性が少ないのが現実なのかと思います。 でも意志ある女性に門戸が閉ざされてないのはいいことだと思います。 ありがとうございました。
.>女性は男性より体温や手のひらの温度が高いとかかなとも思うのですが 逆でしょう。 女性のほうが冷たいですよ。 歴史の長い職業は、一般的に女性が少ないですね。 昔は共稼ぎは少なく、しかも子供の数は5人、10人と多かったため、女性は専業主婦が多かったですから、自然と女性の働く場は少なかったと思われます。
お礼
そう言われれば、私も人よりかなり手のひらの温度は低いです。 個人差なんですね。 共稼ぎの解釈にもよりますが、昔はどんなに子供の数が多くても農家や漁師の家では一家の主婦も大事な労働力で対等に働いていたのではないでしょうか。 でも自分の家以外での働き口が少なかったのは事実でしょうね。また忙しすぎてよそにまで働きに行くこと自体不可能だったのでしょうけど。 重労働を敬遠する風潮がありますが、それをいとわず好きで打ち込むのなら男も女もないのではないかというのが意見です。せめて門戸だけは開けていてほしいと。 ありがとうございました。
- vampi
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無知のものですが、 女性特有の生理とかにも関係すると思いますよ。 相撲の土俵や女人禁制の場所とか。 歌舞伎も有名ですよね。 もともと女性が舞っていたんですが、和服を着て激しく踊るとはだけてしまいますよね? それでは猥褻ということで男性のみになりました。 友人の知人がソムリエールですが、生理中は仕事がしにくいそうです。 鼻の感覚が鈍るそうです。人によると思いますが。 私自身も生理中、鼻の奥で石油のニオイを感じることがあります。
お礼
回答ありがとうございました。 それを言ってしまうと女性の職域はかなり狭められてしまうので残念だなと思います。 まあ、その期間だけは避けたらいいことですが。 最近はかなり近代化されて機械化もされたようなので、志ある女性には進出できるようになってほしいと思います。 なでしこ選手や最近の女性アスリートの活躍を見ていると、決して体力的な強さもひ気を取らないと思うんですけどね。
http://www.ginga.or.jp/~syuzou/news/index4.html ここにも書かれていますよ。
お礼
貴重な資料をありがとうございました。 大変興味深く拝見させていただきました。当時の誇りと心意気と真摯な態度が伝わってきて、どうか発展してほしいと願いたくなりますね。 南部美人もひたむきに仕事をされていると知り、大変うれしくなりました。 奥の深い厳しい職場であることは間違いありませんが、この方のように意志とやる気と能力があれば男性女性に関係なく羽ばたける仕事になることが実感できますし、多くの志ある人が後に続くといいなと思います。 増え続けることは残念ながらないかもしれませんが、勇気づけられます。
まず、今の時代は女性のすし職人も杜氏も徐々に増えていることは氏っておいてください。 それで、まず、杜氏の仕事スタイルってしってますか? 今はさすがにしてないでしょうが、ふんどし一丁でやる仕事だったんですよ。 今は空調をきかしたりもしてるのでしょうし、男だってふんどし姿じゃ後継者は育たないから、作業服で作っているみたいです。 それと、昔は、農家の冬の仕事で、出かせぎみたいなものなんです。泊り込んでしてたところも多いのです。今は、常勤の社員になってたり、勿論通勤です。 すしの方は、昔は徒弟制度です。住み込みで、見習い(岡持ち)からはじめて、握れるようになるには10年でもかかった。女子では適齢期が過ぎてしまいます。 小僧寿し、などの持ち帰り寿司が出現してから、こういうところは主婦のおばちゃんが握った。 スーパーでもパートのおばちゃんが握ってます。 回転すしで少しいるみたいですから、今後増えるかもしれないけど、余り、目指す人がいないことも確かです。
お礼
はい、皆さんの回答のおかげで知ることができました。 近代化と機械化のおかげで女性にも門戸が開いたのなら喜ばしいと思います。 ふんどし一丁では若い世代が育たないって、相撲を目指す若者がいない理由がお尻を出すまわしが恥ずかしいという理由と似ていて、少し情けなくなりましたが。 でも昔は炭鉱でも、地下の坑道で男も女も半裸で汗水たらして労働していたんですから、半裸は何らいかがわしいものではなく彼らの作業着だったと思います。 今の視点でそういう目で見るのはちょっと反対です。 生活のために劣悪な環境の中で男も女も命がけで働いていたんですからむしろ尊いと思います。 そのころのたくましさを現代の私たちは持っているだろうかと思います。 ありがとうございました。
お礼
御実家が造り酒屋の方のご意見が聞けて大変貴重でした。ありがとうございます。 杜氏も次代の波の中で女性が進出しているという現実を知りませんでした。 考えたらコロンブスの卵のようなものですね。 出来てしまうとなぜ出来なかったのか不思議に思われます。 ここ関西地区ではJRの車掌さんにもいつの間にか女性が増えていて、車内アナウンスを聞くたび、柔らかな トーンでかえって和むなと思ったりします。 昔は炭鉱の地下ではンらになって重労働をしていた中にたくさん女性もいたと聞きます。 生活のために汗を流すとき、裸がどうのこうのなどという考えこそおかしかったのかもしれません。 意志とやる気と責任感さえあれば、ほとんどの職業に男女の差や壁などはないはずと信じたいです。 ちなみに私は神戸市在住で2度ほど灘の酒蔵巡りにも参加して大変興味深かったです。 日本酒の魅力がもっと見直されて発展していくといいですね。 ベストアンサーに選ばせていただきました。