• 締切済み

血管内皮細胞の機能について

学校で血管内皮細胞がある状態と無い状態の血管に色々な薬物を入れて、収縮の様子を観察する実験を行いました。 この結果を内皮細胞の機能と関連させて考察しているんですが、KCl投与した時に、内皮細胞のある血管の方が強く収縮する理由がわかりません。 内皮細胞からは弛緩だけでなく、収縮も増強させるような因子が放出されているんでしょうか?

みんなの回答

  • negigi
  • ベストアンサー率60% (86/142)
回答No.3

内皮細胞由来の血管収縮因子もいくつかあります。 http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/basic-vasc.html#EDCF ただ、自分は専門ではないですから、こいつらがKClで誘導されるかは知らないです。

aki3110
質問者

お礼

参考URLありがとうございます。 KClで誘導されるかはやっぱりどこのサイトや本でも載ってなくて分かんないんですよね・・・(^_^;) でも一応レポートにはこのサイトを参考文献にして、考察書書かせていただきます!ありがとうございました!

  • vteliang
  • ベストアンサー率23% (16/69)
回答No.2

血液のミステリーです。血液は、血管の中では固まりませんが、血管の外へ出ると固まります。まさに、二重性格です。なぜ、血液は血管の中では固まらないのでしょうか? 実は、血管の内側をおおってる「血管内皮細胞」の意義が大きいのです。 血管内皮細胞には、以下の物質があったり、産生されたりします。いずれも、血栓症を抑制する働きがあります。 【血管内皮細胞に存在するもの】 1) トロンボモジュリン:トロンビンを捕捉するのみならず、トロンビン・トロンボモジュリン複合体は、凝固阻止因子であるプロテインCを飛躍的に活性化します。活性型プロテインCは、活性型第V&VIII因子を不活化することで、凝固を阻止します。何と、今年5月にトロンボモジュリン製剤が日本でこの世に登場しました。究極の血栓症であるDICの治療薬です。 2) ヘパリン様物質:血栓症のお薬にもヘパリンありますが、血管内皮細胞にも、ヘパリン様物質が存在します。このヘパリン様物質には、アンチトロンビン(AT)や、組織因子経路インヒビター(TFPI)が結合し、凝固を阻止しています。 3) プロスタサイクリン(PGI2)、一酸化窒素(NO):これらの物質には、血小板機能を抑制し、血管を拡張する働きがあります。いずれもお薬になっています。 4) 組織プラスミノゲンアクチベータ:できた血栓を溶解する作用があります。これもお薬になっています。 血管の中には、多くのお宝が眠っていたということになります。 おそらく、まだまだお宝は眠っているのではないでしょうか。 【参考記事】 血液面白話し http://ask.thebestandroidphones.net/question.php?qid=q1016838635

参考URL:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1155606106
aki3110
質問者

お礼

色んな説明も含めて丁寧に説明してくださってありがとうございます! 実験はin vitroでやったので血液とかでは反応を見なかったんですが、捕捉で考察に付けさせていただきました♪ 今後の勉強に役立ちそうな回答本当に有り難うございました!

noname#224896
noname#224896
回答No.1

こちらの記事の下部に詳細に記載されています. ↓ http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med04/page4/page4.html

aki3110
質問者

お礼

資料の提供有り難うございます♪ 色々載っていて参考になりました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう