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RH血液型について
RH血液型の発見は、アカゲザルの血液がウサギの血漿中で抗原抗体反応を起こす抗体を人に適用したものらしいですが、研究者は何でこんなことをしようと思ったのでしょうか?歴史的背景みたいな事を教えて下さい。又はそれについて書かれた書籍があれば教えて下さい。 宜しくお願いします。
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カール・ラントシュタイナー http://grabby.web.infoseek.co.jp/type_b/volume7/bst7_landsteiner.html http://nobel.arayax.com/01/20.html http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3479778.html ↑ 上の先生の名前で検索すれば、色々な書籍も見つかるかも知れません。 そもそも、血液型の研究がされるようになったのは、「外科手術」に伴い「輸血」という医療技術が生まれたからでしょう。 ある手術では「輸血」が成功し、他の手術では「輸血」が失敗する。 『どうも、人の血液には、同じように見えても種類が有るようだ・・・』 と、学者は考えたのでしょうネ。 そもそも、一番知られている「ABO式血液型」ですが、これは血液の種類を表す型ではないのです。 「A抗原」や「B抗原」に限れば、人間以外の動物や植物にだって存在するのです。 人間の赤血球の表面には、250種以上の「抗原」があり、A/B抗原は、その代表的な抗原であるというだけです。 (赤血球の表面にA抗原があるとA型、B抗原があるとB型、AとB,両方の抗原があるとAB型、両抗原が無いとO型) また、血漿中には各抗原に反応する「抗体」があるのです。 要するに、植物にも抗原があると先に書いたように、研究者は沢山の動物や植物を使用して「抗原抗体反応」の実験を繰り返したのです。
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- kagakusuki
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以下のURLのページのpdfファイルに記載されている内容に依りますと、新しい血液型を発見するための研究が行われていた様です。 そして、その血液型であるか否かを判定する手段として、 「人間の血液を注射されるなどして、人間の血液に対して免疫を持つ様になった」動物の体内に生じた多種多様の「人間の血液に含まれる特有の物質に対する抗体」の中から、新しい血液型の因子となっている物質に反応する抗体のみを抽出・精製し、 人間の血液のサンプルに、生成した抗体のみを含む血清を加えた際に、血液が凝固すれば、その血液は、該当する血液型であり、凝固しなければその血液型ではない、 という具合に、人間の血液を注射した動物から得られる、特定の抗体のみを含んだ血清を、血液型を判定する試薬として使用したからではないかと思います。 【参考URL】 金沢大学 > 付属図書館 > KURA 金沢大学学術情報リポジトリ > 金沢大学の定期刊行物 > 金沢大学 十全医学会雑誌 > バックナンバー > 078巻 (1969) > 輸血と血液型 (深谷, 月泉 p.372 -381) > AN00044397-078-023.pdf http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/2297/14003/1/AN00044397-078-023.pdf
お礼
ご回答有難うございました。
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