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郷土愛について
先日、地元のお年寄りが作っている竹細工を作るサークルに 縁あってお邪魔し、色々なお話を聞きました。 その中で、一人の人が「最近は郷土愛というものが聞かれなくなった」と 仰っていました。 私は郷土愛という言葉は知っていましたが、深く考えたことはなく、 でもその意味が生まれ育った場所を愛するということが分かるからこそ 少し寂しい気持ちになりました。 なるべくお年を召した方にお聞きしたいのですが、郷土愛とはどんな感じのものでしょうか? それは、単に地元を愛する気持ちとは違う様な気がするのです。 もっと日本人の血の中に、根底に流れている様な、 日本人特有の感覚である気がするのです。 そういった感覚を一度でも持った方にお聞きします。 郷土愛とはどの様な、感覚でしょうか?
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郷土愛ですか・・・久しぶりに聞く言葉です。 郷土愛の代表格が「ふるさと納税」。都会生まれで都会育ちの方にはわからないでしょうね。 生まれ育った町は離れていても忘れることのない心の喫茶店みたいな物。 何かの拍子にふと思い出すと母親と父親との楽しい思い出がよみがえったりしますね。そして無性に帰りたくなる場所でもあります。 里帰りのたびに亡き親との記憶をたどり、町の過去と現在の記憶を塗り替えて「また帰ろう、次はいつ帰れるだろう」と考えつつ、元の生活に戻るのです。 私の「郷土」とは田舎の空気を吸うことで精神的にリフレッシュできる嬉しい場所。そうであって欲しい場所でしょうか。過疎化してもずっとそこに在ってほしい存在です。 もう数年は帰っていないのですが、時間を作ってでも自分と自分の家族に見せ、誇れる場所であって欲しいところです。 最近は地方の出身であることを隠したりするようですが、ふるさとを捨てるようで悲しいことです。胸を張って「私の出身地はここです」って言えるようにして欲しいですね。 ちなみに名古屋在住ですが、ふるさとは宮崎南部の農村地帯です。