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夜這いは全国的なものだった?
- 夜這い文化の全国的な普及度についてまとめました。
- 夜這いについての印象や意見について述べました。
- 夜這いに対する私自身の見解について述べました。
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質問者が選んだベストアンサー
ご参考までに http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%9C%E9%80%99%E3%81%84%E3%81%AE%E6%B0%91%E4%BF%97%E5%AD%A6%E3%83%BB%E5%A4%9C%E9%80%99%E3%81%84%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%84%9B%E8%AB%96-%E8%B5%A4%E6%9D%BE-%E5%95%93%E4%BB%8B/dp/4480088644 僕は直接の経験はありませんが、中国地方西部の農村で、その風習は、女性の父親(あるいは兄)の (勿論女性本人も)了承済みで、行われたようです。 僕は「よそもの」だったのでずけずけ質問したのですが、関係者や日時など知らないのは僕だけでした。1対1に落ち着く前の試験婚のような意味があるのかなと思いました。
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- TANUHACHI
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古代の平安時代の婚姻形態ですが、これは「妻問(訪)婚」と称され、男が女性の家に通う形式でした。この辺りは平安時代の女房文学や物語に様々な事例が記されていて『更級日記』『和泉式部日記』『源氏物語』などで高校時代にも古文の教材で学んでいるはずです。 また質問者様には一つ致命的な欠点ともいえる先入観が働いています。それは「現代の男女関係」をそのままの形で日本の歴史事象に当て嵌めるとの大学生なら学問以前の姿勢です。 例えば現在でも奈良の飛鳥坐神社にはお田植え神事として知られる「おんだ祭り」と称される男女の和合に題材を得る奇祭が今でも行われています。『古事記』には日本最古のストリップショーとして知られるアメノウズメの話も伝えられていることをご存知でしょうか?。 東北地方の祭りを始め各地の神社に奉納される神楽、また現代の成人式にあたる神事をみても夜這いの文化は比較的多くの階層と地域に存在していたと考えることもできます。 けれど現在の様に「できちゃった婚」や「フリーセックス」などは男の僕からみても良い印象がないことだけは確かです。欲望やお金目的での性行為には人間の理性や愛の欠片すら見られませんね。 話は元に戻りますが、歴史学や民俗学を学ぶには「現代人の持つ軸」が必ずしも適用可能な要件とは限りません。今後の勉学のためにも自らが関心を持った対象に接するには「頭の中を真っ新にクリアしてから対峙する姿勢」が必要です。
お礼
ご回答ありがとうございました。 すみません、一通りは夜這いによる心理的な作用効果やその時代の困難に対する対策的な意味合いなんかを調べたつもりでしたが、自分の心情が全面に出てしまったようで申し訳ありません。 ええ、古事記は一通り。 ですが東北地方のことはあまり存じておりませんでした。 そうですね…回答者様のおっしゃる、「フリーセックス」というイメージが強いのかもしれもせんね。 はい、色々と勉強になりました。 文章で、しかも不特定多数の方に見ていただく際の文章の書き方についてもっと気をつけたいと思いました。 ありがとうございました。
- hekiyu
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夜這いの多くは合意に基づくものでした。 女性がイヤがったら、そのまますごすごと 引き上げたのが殆どでした。 昔の性は大らかだったのです。 万葉集にもそういうのがあります。 貞操観念などというのは、江戸中期になって 儒教の考えが浸透してから、強くなってきた ものです。 歴史を見るとき、やっていはいけないのは 現代の価値観で歴史を評価する、てことです。 現代の価値観で計れば、歴史の英雄は殆どが殺人鬼か 独裁者ですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 万葉集はあまり読んだことがありませんが、古事記なんかは正直引いてしまいました(苦笑) 殺人鬼というと、エリザベート・バートリを連想してしまいます(笑) たしかに今からしてみれば考え難いことですね。 よく、戦争は正しかった、いや間違いだった、という風に白黒つけたがる人がいるのですが、 物事が複雑に絡んでいたことをどっちかに結論づけようとするのはよくないと思います。 よって、夜這い文化もムラの色々な事情があったことはわかっているので、 否定はしていないのですが、もっと他に方法はなかったのか、と考えることが多いですね。 的確なご指摘ありがとうございました。 参考にいたします。
- rokometto
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夜這いも文化としては深い題材ですが、浮気も実はいろいろあったみたいです。 ちらっと聞いただけなのですが、浮気相手側と奥さん側の仲間が家の中で大乱闘してたとか。 こりゃ恐ろしい! 江戸時代くらいの話だったと思います。 こんなことがあれば今より浮気はよっぽどしづらかったでしょうね。 戦闘中、旦那はどこかで怯えてたのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大乱闘とはw なんだか江戸時代にあった風習で、夫の再婚相手に復讐する後妻打ちに似てそうですねw 浮気といえば、買春のように金品で買収されていた既婚者もいたようですし、津山事件のようなこともありますし… いつの時代もドロついてますね(苦笑)
- princelilac
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戦後も夜這い文化の残る地域はありました。もちろんごく一部ですが。 質問者さんはご自身が女性であることを明らかにしておられますが、夜這いを受けていたのも間違いなく女性でした。その人も「私は女性ですので・・・」という意見を持っていたのではないでしょうか。失礼ながら、「女性だけが精神を重んじる」というお考えをお持ちなら、それは勘違いです。露骨な金目当てで交際・結婚する女性を実際に知っています。そして「夜這い文化のあった当時の女性が精神を軽んじていた」という結論を導いてはいけないと思います。 今のように裕福な時代ではなく、遊ぶ場所など皆無の農村、山村、寒村・・・、いろんな言い方がありますが、そのような地域でデートするのはどこ?、と考えたら夜這いくらいしかないように思います。表現が露骨すぎると顰蹙を買いそうですが、婚期も十台後半だった時代のデートは、即セックスに結びついたのではないでしょうか?セックスの相性が結婚の相性になっていたのかも知れません。そう考えれば、現代と近い発想が含まれているのかも知れません。 歴史を現代の法律や文化、習慣、価値観で批評することは厳に慎まなければなりません。「あぁ、そんな時代もあったんたせなぁ」と、感想で済ませるべきだと思います。野生動物の狩の瞬間を、殺される動物の立場になって助けたりしないのと同じです。人間の感傷的な気持ちを基準にしてはならないのです。 もちろん、貴女の個人的な考えを否定するつもりはありません。その個人的な考えを「夜這い文化は野蛮で低俗」という判断に結び付けてはならないということです。世界は広いので、まだ夜這いが普通に残っている地域がたくさんあっても不思議はないと思います。また、イスラム諸国は一夫多妻制ですのすが、それを「野蛮だ」とか、「人間の感覚とは違う」という意見も成り立たないと思います。
お礼
こんな夜分遅くにご回答ありがとうございます。 私とは違った意見を知ることができて参考になります! すみません、少し語弊があったようなので詳しく書かせていただきますと、女性は善良だ!と主張したいわけではないんです…。 実際、私もお金や学歴目当てのビッチな女子を知っています(苦笑) 嫌ですよねぇ、そういう人って。 よく周り巻き込んだりするし…って趣旨がズレちゃいますね(汗) 何事も、強盗なんかは別として、良いか悪いかの2択で決めるのは好きではないので完全否定する気はないのですが、 なんと言いますか…私は夜這いというよりは強姦がとても許せないのです。 ただでさえ、現代でも権力者による脅迫でのセクハラなどがあるというのに、 昔は狭い世界で、ましてや権力者には逆らい難い環境だったろうと思うので、夜這いは「女性側に主権がある」と綺麗事のように言われている場合が多いですが、実際は強姦の黙認があったように思えて仕方ないのです。 以上の理由から、気持ち悪がってしまいます…。 本人達が完全に合意しているのであれば納得するのですがね……。 ちなみに私はそのような交渉行為自体嫌いなので、特に批判的になってしまうのかもしれません。 彼氏には生殺しと言われましたが(笑) 所詮は価値観の問題でしょうけど、もしかしたらその昔の価値観を無理矢理押し付けられた女性がいたかもと思うといたたまれなくて仕方なくて… すみません、長文になってしまった上に、質問に書き足りていなかったことまで書いてしまいました。 よく考えさせられるご回答、ありがとうございました。
補足
手抜きな感じでとても申し訳ないのですが、 >>2さんのご回答につけさせていただいたお礼を補足としても兼用させていただきます。 失礼ながらご了承下さいませ。
- xiao-zong
- ベストアンサー率30% (87/290)
夜這いは全国的に実際にあったことだと聞いたことがあります。 農村地域などは大正時代までそういった文化があった地域もあるようです。 また、昭和になってからも、戦争をしていた時代などは、亭主が徴兵されていなくなった家に夜這いに入る等もあった様です。 夜這い文化自体、強姦的な意味合いよりもある種合意の上での行為という事で、昔は比較的オープンであったとの話もあります。 ウディペキアに参考資料ありましたので、合わせてご覧下さい。
お礼
こんな夜分遅くなのに、迅速なご回答ありがとうございます。 やっぱりそうなんですかね… 戦争中にそんなことをする奴はけしからんような気がしちゃいます(苦笑) 今の世の中じゃ考えられませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても興味深いご意見です! たしかに試験婚、という目線で見て考えてみるのもいいかもしれませんね。 少しだけすっきりしたような気がします。 本の方も参考になりそうです! ありがとうございました。