• ベストアンサー

電気について

プラスの電圧(電流)とマイナスの電圧(電流)は何か違いがあるのでしょうか? 交流で動く電化製品(家庭用エアコンもしくは工業用の電動機など)でプラスだとよく動くが、マイナスだと動きが悪いとか、あるのでしょうか?

  • 科学
  • 回答数5
  • ありがとう数8

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • matsu_jun
  • ベストアンサー率55% (146/265)
回答No.2

kkkih2051さん、こんばんわ。 > プラスの電圧とマイナスの電圧 電気や電気の流れというのは、川の流れによく例えられます。で、「電圧」というのを川の流れに例えると「高低差」になります。水が高いところから低いところへ流れるように、電気も+から-へ流れますよね。で、水が流れることに例えられるのが「電流」です。 高いところから急斜面を流れるときは水の勢いが増すように、電圧が高ければ、その分「電流」も大きくなります。 では「プラスの電圧」や「マイナスの電圧」というのはどういうことでしょうか?上の例にて例えると、「プラスの電圧」は地表より上、「マイナスの電圧」とは地表より下(すなわち地下) ということになるでしょう。高さ1mの塔を立て、塔の上から地面に向かって水を流すのと、1mの深さの穴を掘り、地表から穴の底へ向かって水を流すのとでは、どちらのほうが勢いが強いでしょうか?同じですね。 通常高さにおいて、+○メートルといえば、海面から○メートル上、-△メートルといえば、海面から△メートル下を示します。これと全く同じように、プラスの電圧というのは、地面の持つ電気の力(これを以降「電位」と呼びます)よりも高い、言い換えると、「地面の電位よりも高い」、マイナスの電圧というのは、「地面の電位よりも低い」ということを示します。(これは回路がただしく「接地」されていた場合です。接地については、今後電気を正しく理解した上で調べてみてください) 少し前、1mの塔と1mの穴の例えに話を戻しましょう。地上だろうが地下だろうが同じ高低差なら同じように水が流れるように、電圧がプラスだろうがマイナスだろうが、大きさが同じであれば同じ強さの働きをします。というわけで、「何か違いがあるのでしょうか?」と言われれば、「向きが違うだけだ」というのが答えになると思います。 さて、交流というのは、別の例えをするのであれば、小豆を入れたカゴを左右に揺すって波の音を再現するようなものがあるじゃないですか。大昔の演劇やちょっと昔のコントなどでお馴染みの。あれと同じですよ。ある瞬間では右側を持ち上げ、小豆が右から左へ流れ、またある瞬間では左側を持ち上げ、小豆が左から右へ流れる。この動作を止めない限り小豆はずっと波の音を出し続けますよね。これと同じです。電気コードは2本の線で構成されていますよね。線だけではそう見えない場合があっても、プラグには2本の電極が出ていますから、分かるはずです。で、家庭用の交流というのは、ある瞬間では右側がプラス、左側がマイナス (つまり、右から左へ電流が流れる) で、ある瞬間では左側がプラス、右側がマイナス (左から右へ電流が流れる) となります。東日本では1秒間に50回、西日本では60回 0→+→0→- という入れ替わりが発生します。 最後になります。 > 交流で動く電化製品(家庭用エアコンもしくは工業用の電動機など)でプラスだとよく動くが、マイナスだと動きが悪いとか、あるのでしょうか? 最初に上の例えで話をしましょう。上手下手で多少影響が出る可能性はありますが、カゴを右に傾けた時と、左に傾けた時、どちらかはとても大きな小豆の流れる音がし、また別の向きでは小豆の流れる音がしないということはありませんよね。普通に考えれば、どちらに傾けても、傾け方が全く同じであれば、小豆は同じように動き、同じように音を出すはずです。電気もこれと同じです。 まず、現在の世の中で、交流電源を交流のまま利用する電気製品はほとんどありません。昔ながらの電球くらいでしょうか。これだと、プラスもマイナスも全く違いがありません。で、そうでない製品は、内部で交流を直流に変換して利用します。ノートパソコンに付いている「ACアダプタ」は、その機能を外に出したものです。直流というのは乾電池の出す電気と同じで、常に片側がプラス、もう片側がマイナスで一定している電気のことですよね。で、この、交流を直流に変えてやる部品について、プラスとマイナスで動きに差が出るかというと、これもNOです。色々な方式はありますが、変換器の一番最初の方に、マイナスの電気をそのまま逆向きにひっくり返してやる部品を入れてあることが多いので、プラスもマイナスも関係なくなってしまいます。最後に「工業用の電動機」ですが、安価なものについては、一部、先ほどの交流の説明の中で、プラスとマイナスが入れ替わるそのものの性質を利用して回してやるものがあります。モーターというのは電磁石を利用した製品であり、電磁石のプラスマイナスを入れ替えると、N極とS極の向きが変わることを利用して、それを回転の力に変えてやるものです。これも、プラスとマイナスの大きさが同じであれば、N極とS極の磁力の大きさが同じとなるので、正しくモーターが回ることになります。逆に、プラスだとよく動いてマイナスだと動きが悪いということになったら、モーターの動きがフラフラになってしまいます。 ということで、電化製品において、プラスだとよく動くが、マイナスだと動きが悪いというのはありません。 ただし、直流で動く製品に、直接交流の電気を与えると、マイナスだと動きが悪いどころか、故障してしまいますので、気をつけてください。

kkkih2051
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

その他の回答 (4)

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.5

まず、プラスの電圧(電流)とマイナスの電圧(電流)はそれぞれ単独では存在しません。 また電圧はプラス、マイナスの表現を使いますが、電流には通常は使いません。 ある1点を取り上げて、そこがプラスかマイナスかの判断はできません、もうひとつの点と比較して判断します、表現上1点だけで論じているときは地球の大地をもう1点としています。 したがって、 >プラスの電圧(電流)とマイナスの電圧(電流)は何か違いがあるのでしょうか まったくありません、電流でいえば流れる方向が違うだけ、電圧でいえば計測するときのもう一つの点が変われば、プラスのところもマイナスになり得ます。

kkkih2051
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

  • ninoue
  • ベストアンサー率52% (1288/2437)
回答No.4

次のサイトに電気に関する解説記事等がありますので参考にして下さい。 http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/index.htm 電気の歴史イラスト館 その他NHK高校講座の物理-電気関係も参考になると思われます。 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/ ==> http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/index.html http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/index_2010.html http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2010/tv/butsuri/index.html

kkkih2051
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

  • CC_T
  • ベストアンサー率47% (1038/2201)
回答No.3

アース電位(±0V)からみて電圧が高いものをプラス、低いものをマイナスと呼んでいるだけです。 マイナス電位からみればアース電位だって立派に「電圧が高い」状態です。 例えるなら、平均点の人から見れば満点の人は高得点で赤点の人は低得点ってのと一緒ですね。 赤点の人から見れば平均点の人だって高得点。満点の人から見れば平均点の人も赤点の人も低得点。相対的なものです。 で、エネルギーは高いところから低いところに流れる。これは不変の法則です。 一般的に電流はプラスからマイナスに向かって流れるなんて言いますが、プラス100Vとプラス50Vの電位間をつなぐと、+100Vから+50Vの方向にやっぱり電流が流れるのです。 100Vの立場から見れば50Vは「100-50V」で電位が低いんですね。 知っている(満点の)人はそうでない(平均点・赤点の)人に教える事ができる(電流が流れる)のと一緒です。 家庭用電源などの交流ってのは、プラスとマイナスが交互に切り替わっています。プラスだけ、マイナスだけって流れ方はしてません。 交流の発電機ってのはコイルに対して磁石を近付けたり遠ざけたりして電気を起こしているわけでして、学校でもフレミングの○手の法則なんかとセットで学習することですが、コイルに磁石を近付ける時と遠ざけるときではコイルに生じる起電力の向きが変わるんですね。 一般の交流は、間違えたら点数が引かれる減点法のテストで、平均点が0点、100点満点と-100点が最高・最低点ってイメージのが近いですかね。 交流用の電化製品は2本の電線の電位差、あるいは1本の電線とアースの間の電位差から生じる電流で動くだけであって、電極がプラスと呼ばれようがマイナスと呼ばれようが気にしません。100点の人が0点の人に教えるのであっても、0点の人が-100点の人に教えるのであっても、知識(エネルギー)の流れという点では同じ。必要なだけの「電位差」があるってことが動作の条件なのです。 さてこんな説明で「プラスだとよく動くが、マイナスだと動きが悪い」なんてことは無いってことがおわかりいただけたでしょうか? 端的に言って、±100Vの交流で使用している家庭用の電化製品を、+300V~+100Vの「交流」が流れる電源につないでも同じように動作するんですねー。 ~~~ 蛇足までに、交流で動く機器にも2種類あります。 交流を交流のままで使う誘導モーターやヒータなどの機器と、交流を直流に変換して使っているDCモータやIC等の機器です。 ダイオードという一方通行にしか電気を通しにくいものがありますが、これを4つでブリッジダイオードとして使い、さらに一時的に電気をためることができるコンデンサという部品を使って変動を均すと直流に近い形の電位が作れるのです。 整流、ダイオード、半波整流、コンデンサ、平滑化、などの言葉で検索してみてください。それぞれ図解されてるはずです。 特にブリッジダイオードについて理解されると良いでしょう。

kkkih2051
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

  • 10mgirl
  • ベストアンサー率50% (4/8)
回答No.1

電圧というのは、電気エネルギーの差によってしか表せません。 よって、電圧の高いほうがプラス、低いほうがマイナス、という表現をするのです。 電気は電圧の高いほうから低いほうへ流れる傾向が強いので、 プラスとマイナスの接続を間違えると正しく作動しません。

kkkih2051
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

関連するQ&A

  • 電気(交流)で動く製品は電圧がマイナスの時は、動いていないのでしょうか

    電気(交流)で動く製品は電圧がマイナスの時は、動いていないのでしょうか?(クレーンとかの交流電動機などは、一瞬回転が止まる?)また、プラス100Vの電圧とマイナス100Vの電圧の時の電力は同じになるのでしょうか?(プラスとかマイナスはあまり関係ないのでしょうか?)

  • 電気について

    基礎の基礎についてですが、電気の本などで電気の正体は電子(マイナス電荷)だから、 電気はマイナスからプラスへ流れる。 が、電子が発見される前に電流はプラスからマイナスへ行くという定説があったため(略 とありますが、実際に乾電池からはマイナス端子から電流が出てプラス端子は受け側って事ですよね? オーディオアンプのプラスマイナス(スピーカー出力)端子からは交流が出てるみたいですが、 そもそも交流の符号が周期的に変化するとは、(プラス145Vからマイナス145Vになる) マイナス電荷の電子がプラス端子から出たり、マイナス端子から出たりするって事ですか? プラス電荷の陽子は電気回路には全く関係ないんでしょうか?(コンセントからの交流や電池からの直流において) どなたか分かり易くお願いします。

  • 交流電気についての愚問です。お教えください。

    交流電気は電流、電圧が正弦波形で示されるのですが、 1サイクルの半分は正(プラス)で半分は負(マイナス)です。 電動機や交流コイルでは、交流が+-を繰り返していれば 作用する力は+-に応じて反転を繰返し、電動機やコイルは作動しないのでは思ってしまうのですが。 でも実際は作動するわけで、どう考えれば良いのか分かりません。 また、交流ヒータ、(交流)白熱球では交流電子の流れ(?)が ヒータ材、ニクロム線内の電子にブラウン(?)運動を起こしているのかな、なんて考えていますが、発熱、発光の原理は本当はどういうことなんでしょうか。 易しくお教えください。お願いします。

  • 電圧形インバータについて 電圧源電流制御形インバータ?

    電圧形インバータで分からないことがあります。 交流駆動システムでは、電圧形インバータの交流出力電流をフィードバック制御することが多く、このシステムでは交流電動機の負荷が変動しても制御により交流電流が維持される。このようなインバータは、”電圧形インバータ”ではなく”電圧源電流制御形インバータ”という方が明確である。 とされてますがなぜ、このようなことが言えるのですか? 電圧源は、希望の電流を得るために、電圧を調整して電流を制御するってことですか?

  • 【電気の話】電柱から家に流れてくるのは交流電気です

    【電気の話】電柱から家に流れてくるのは交流電気ですよね? 交流電流は波長は波を打っていて直流電気とは違い一定の電圧電流が流れていない。 電気の力の大きさが波打つのはわかるがなぜ交流電気は向きが変わるのですか? なぜ向きを変える必要があるんですか? 電気の押し出す力は電圧ですよね? 電圧でヘルツというクロックを打てば、押し出す力が波打ちますよね? 交流電気は一定の品質で電気を各家庭に送る技術がないから電力会社は交流電気で各家庭に電気供給しているんですよね? 技術的に可能なら直流電気の方が良いですよね?品質が一定ってことだし。 いまは騙し騙し使っていて機械に電気が来ていないのに機械は電気が来ていないと気づく前に次の電気が来て、人間の目で見たら電気がずっと付いていると錯覚している。 ということが電力会社は技術が進化した今なら各家庭に直流電気を供給出来るのでは? なぜ直流電気で供給しないの? 交流電気は電流の向きを変えて流していたらパフォーマンスが悪いのでは? なぜ電圧の変化で電気を送り出しているので電気の波長が波打つのは良いがなぜ電流の向きをクロック?ヘルツで切り替えて流しているのか電気損失がありそうなことをわざわざしているのか教えてください。

  • インバータの電圧変動について

    最近、インバータによるVVVF(可変電圧可変周波数)制御により、交流電動機を制御する方式が普及しています。 特に、負荷(電動機)の起動時に過大な起動電流が流れる場合、交流系統だけの場合には、この起動電流による電圧降下があるために電圧変動が大きくなります。 インバータにより、このような起動電流の大きな負荷を供給しても「電圧変動は無い」と言われています。 どうして、交流から一旦直流を介して、インバータにより供給した場合、このように電圧変動が無いのでしょうか? 恐らく、インバータの方式である電圧型または電流型によるものと思われますが、よく理解することができません。 どなたか、よくご存知の方がおられましたらお教え下さい。

  • 三線の三相交流配線から二線と使うと・・・

    三相交流の基本かと思いますが・・・ 先ほど三相誘導電動機の一次巻線の1相が断線した場合について質問させていただいたのですが・・・ 対象三相交流では、各相の電圧(電流)の位相がそれぞれ120度つづずれて流れています。つまりその三線を電動機に接続すれば、三線にもかかわらず、うまく120度づつずれた電圧(電流)が中を流れる事になります。 しかし、1相断線して三線から2線だけを使った場合・・・単相になるのでしょうか?というのは、各相は120度位相がずれているので単純に単相にならないと考えています。 ただ、単相にならないとすると、そうなってしまうのか想像できないのですが・・・結局は残りの2相の電圧(電流)のベクトルの合成が流れていることになるのでしょうか。となれば、各相を流れる電圧(電流)には引き続き位相差はあるのでしょうか。

  • 【電気】買ったのがマルチテスターかサーキットテスタ

    【電気】買ったのがマルチテスターかサーキットテスターか分かりません。どうやって見分けられるのでしょうか? あと電圧、電流、抵抗が見れるのですが、電流測定だけ使えないようにマルチテスタかサーキットテスタか分かりませんが、基盤のどこをどういじれば電流測定だけ使えないように改造出来るか教えてください。 あと電池から電球の抵抗は電球のプラスマイナスの2極で測り、 電圧も電球のプラスマイナスの2極で測かりますが、 なぜ電流は電球のプラスマイナスの2極で測ったら駄目なのですか? 電流は電球の片極にある電線の離れた2個所で測る必要がある電気的理由を教えてください。

  • 交流電流について

    交流電流について 交流電流のイメージができません。 交流電流はプラスの成分とマイナスの成分を持っていると教わりました。 電気は回路のプラスからマイナスに流れるんですよね?だとしたら、交流は流れる方向が常に変わっているということなのでしょうか? それとも、プラスの成分とマイナスの成分を持った電流の固まりが回路のプラスからマイナスに流れているということなのでしょうか? 詳しい方がいたら教えてください。 回答よろしくお願いします。

  • 電気のことを調べています

    電気のことを調べています 初歩の初歩から初めています 社会一般的には 電気が流れるという表現をしていますが 実際は電気という物質、物体が動いているのでは ないようですね 電子が動いてるのですね それでは 電気の正体は電子の流れということであれば 発電所で作られた電気が 何10キロも送電されて 家庭内に届いて我々は使っていますが 発電された電気が家庭に届くということは 発電された電子が何10キロも渡って こちらまで届いてるということでしょうか? であれば 電流という言い方をやめたとしても 理屈としては困りませんよね 社会的には困るかもしれないが 電子動き 電子動 電子流れ 電子流 の方が理屈として分かりやすいのですが どうでしょう? あと 電気の流れは プラスからマイナスへ動き 電子の流れは マイナスからプラスへ動く ということであれば 発電所から電気が届いて電気を使っている 我々の方から電子が発電所の方へ動いている ということになるのでしょうか?