- 締切済み
天皇に戦争責任がないというのは無理がある?
嫌韓、ネットウヨは昭和天皇に戦争責任がないと言っているが、 それは、少し無理があるのではないだろうか? 東條らが天皇の命令に背いて、勝手に戦争を始めたわけではない。 天皇の裁可があったからこそ、戦争を始めたのではないのか。 まあ、開戦の責任はまだいい。 自業自得とはいえ、やむにやまれぬ事情が日本にもあったので 開戦に踏み切ったのだろうから。 問題は戦争が始まって、大勢の国民が死に、日本が焼け野原に なるまで、なぜ戦争を終わらせようとしなかったのか。 天皇は近衛文麿の降伏の助言を無視した経緯もある。と、 いうことは周知のとおりである。 つまり積極的に戦争を終わらせようともしなかった責任が あるのではないのか? 天皇は東京大空襲の後に都内を巡回しているが、その大惨事を 見て何を思ったのだろうか? みなさん どーおもいます?
- berryz100
- お礼率0% (1/1034)
- ニュース・時事問題
- 回答数10
- ありがとう数0
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
みんなの回答
- amenokirin
- ベストアンサー率13% (4/30)
戦争責任とは何か 戦争は国際法でも認められた外交の最終手段であり、 戦争を起こしたことの責任は誰も問えません。 現に、国連決議を経ないイラク戦争などが普通に行われています。 また戦争を終わらせることは、むしろ戦勝国の終わらせ方の問題であって 敗戦側が自分の意志で終わらせることはできません。 戦勝国は自らが有利になる終わらせ方をしたいので その思惑だけが戦争をいつ終わらせるかを決定する要因です。 よく世界から、日本は大戦の総括ができていないと非難されますが まさに政府国民ともに、日本の正当さを認識し国際的に主張しないこと いまだに愚かな戦争責任論を口走る者が後を絶たないことに問題があるのです。 物事は客観的に見るべきであって、韓国人の主観では、世界の非常識と言わざるを得ない。 日本からは北西にあたり、中国からは南東にあたる日本海を「東海」と呼べと言う 彼らの自己中世界観は、世界中からつまはじきにされています。
- toshihisa1318
- ベストアンサー率8% (2/24)
昭和天皇に戦争責任はありません。 当時の天皇は立憲君主であり、専制君主ではありませんでした。したがって、開戦も終戦も当時の内閣の判断でしか決定できませんでした。帝国憲法では帝国議会や内閣の決定事項に対し、天皇が拒否権は発動することはできません。天皇は承認することで、法律や閣議決定に権威を与える役目であったといえます。だから、昭和天皇は和平を望みながらも東條内閣が決定した開戦を拒否することはできませんでした。御前会議は形式的なもので実質は事後承認の場でありました。ポツダム宣言受諾の聖断は例外中の例外でいわゆる「超法規的措置」であることを理解しないといけません。「早く敗戦を決めていればよかった」といった意見もありますが、立憲国家においてそのような君主による決断を頻発する行為は法治国家にあらざる行為であると思います。 勘違いしている人も多いと思いますが、大日本帝国憲法においても天皇は権力者ではなく、権威の象徴に近い存在で政治の責任は内閣が負うと明記されていました。また、統帥に関しては委任された軍部が責任を負う。つまり、憲法上においても敗戦責任は天皇には無く、あくまで内閣が背負うものであったといえます。つまり、責任は当時の内閣及び軍部に責任があり、彼らは極東軍事裁判で裁かれ、責任をまっとうしました。 当時の情勢では敗戦国は戦勝国に蹂躙・植民地化されることが一般的でした。早く敗戦を受け入れるべきだったという意見は後だしジャンケンに過ぎません。敗戦国が歩む末路は現代の我々が想像している以上に苛烈なものであったと思います。安易に敗戦を受け入れ、国体を破壊され、植民地化されることを徹底抗戦し、阻止することが当時の判断としては最良ではなかったのではないでしょうか。戦後65年以上が過ぎた今、あの時早く戦争を終わらせれば…という議論自体に意味はないと思います。 >天皇は東京大空襲の後に都内を巡回しているが、その大惨事を見て何を思ったのだろうか? 2,600年以上続いている日本の歴史を自分の代で失わないよう、護りきると御誓いになられたのでは。 天皇の責務は、2,600年以上続いている皇統の維持=国体の維持でありました。恐れ多いことですが、天皇が責任を取り命を絶った場合、皇統が断絶してしまう可能性が多いにありました。したがって、昭和天皇は断腸の思いで敗戦を生きながら受け入れたといえます。天皇の使命はあくまで国体を護ることであったといえます。そして、結果、皇室を護り抜き現在までいたっていることで昭和天皇は御自らの責任と責務を果たしたといえます。
- thegenus
- ベストアンサー率49% (330/673)
第二次大戦以降、日本は戦争をしていません。戦争によって人を殺していません。 その日本で戦争反対を訴えている奴らの反戦主義はインチキです。 もっとも平和ボケ国民が反日サヨクのインチキを批判しないから許されたインチキですが。 ずっと戦争をしていない日本で天皇の戦争責任?戦争を憎むからですかね?ねぼけていませんか?これは反戦言動ではなく、反日言動なのです。当たり前の事を言わないと分らない平和ボケが多いから言うしかなくなるのです。 反日は日の丸を燃やします。日本を傷つけることを止めません。 天皇は日本の象徴です。日の丸を燃やす代わりに、天皇の戦争責任を追及するのです。 単なる議論とは動機も目的も違うのですよ。それなのに、 天皇を持ち出すだけ批判するのが一番問題だ?持ち出している理由が火をつけるためでもですか? 日の丸を燃やし、天皇を縛り首にして、KPOPを現人神にしている人を、批判するのが、一番問題なのか? いまだに戦争責任を訴えている左翼は、 ★反戦についての議論ではなく、日本の象徴を傷つけることが目的なのです。理由は国旗と同様に、日本の象徴だからです。そのくらい幼稚で野蛮な中身なのです。議論になるわけありません。なっていません。 日清・日露で人が死んでいます。日清・日露でも天皇個人の立場は同じです。 ★天皇の日清・日露の戦争責任を問うべきでしょう。なんでしないの。日露戦争の戦争責任が天皇にあるかを問いましょうよ(笑) ★負けた試合の日本代表をネタに笑いをとっている反日と同じなのではありませんか。 ★一番問題なのはカテ違いと、質問欄を個人の反日ブログにしている行為です。お礼もしないんだからブログよりひどい。書きたいだけ。いいの?ブログにして。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11792)
天皇には軍部から正直かつ正確な情報が上がっていたとは考えられないので、それを鵜呑みにしてしまって、きちんと判断できる能力を持たなかった天皇を責めるのは、ちょっと酷かと思います。 もっとも、天皇のことを云々するだけで感情的なほどに有形無形のバッシングが起こる日本の体質の方が問題でしょう。
- thegenus
- ベストアンサー率49% (330/673)
>「自業自得とはいえ、」 は? 韓国が世界中から嫌われているのが自業自得なんだよ。火病の人の話は、韓国の悪さが日本の悪さに変わってくるんだよね。 日本の自業自得って何だよ(笑)ここは韓国じゃないんだから、なんでも書けばそうなるってもんじゃないぞ。 毎度のことだが、これがなんで時事問題・ニュースのカテゴリなの?それすら間違っている人に国家の歴史についての判断力があるか? いまさらに韓国人の何を知っているとか言うカラッポ反日がいるが、少女時代の鼻筋がシリコンかどうかよりも、質問者は天皇の事を語れるのか?天皇はタレントじゃないんだよ。君みたいな鼻筋シリコンも分らない凡ちゃんが議論できる議題じゃないだろ(笑)天皇をタレント以下にして俎上にのせてるけどさ(笑)近衛文麿の関係者とどういう面識があるの?それこそ天皇の何知ってんの?タレントか?大丈夫か? ★戦争を終わりにするってどういうことだ?何にも考えずに言ってんだろ(笑)それはどういう選択肢になるんだ? ★天皇つかまえて、戦争責任があるとか無いとか、青年の主張している人がいるけどさ、 戦争責任ってなんだよ?(知的ぶっても所詮何も考えていない人らの論理です。)開戦したら罪が生じるの? まず何が自業自得なのかからを知りたいね? カテすら選べない人の判断が正しい訳がないのです。 ★この質問サイトの質問欄をberryz100の反日韓流ブログにするなよ。 >「天皇は東京大空襲の後に都内を巡回しているが、その大惨事を 見て何を思ったのだろうか?」 ↑なんだこれ? ここは君のブログじゃないぞ。反日は好き勝手が多いな。
- nobugs
- ベストアンサー率31% (1061/3349)
「戦争責任は問わない」と「戦争責任は無い」の意味分かる?
- nantaman
- ベストアンサー率29% (43/144)
マッカーサーは戦後 ハルノートはアメリカの日本に対する最後通牒(宣戦布告)だと認めている。 戦争責任はルーズベルトにある。 しっかり勉強しましょう。 ところであなたは何人?
- lions-123
- ベストアンサー率41% (4360/10497)
>天皇に戦争責任がないというのは無理がある? 私見<順不同> ◇旧憲法「大日本帝国憲法:明治憲法」に於ける昭和天皇の位置づけ・権限・影響力から、戦争責任は誰よりも大きい。 ◇統帥権・御前会議・詔勅について、権限委譲や軍部に情報の質的な隠蔽歪曲があったとは言え、トップが責任を取るのは我が国の古来からの伝統であり慣わし。 ◇開戦と戦争終結の遅れ、戦争犯罪や敗戦の結果責任・・・と、戦争責任は昭和天皇にもあるが、一部の軍部・軍属の暴走やレジスタンス的な動きを封じ平和体制への移行・戦後復興の求心力としての存在や利用価値を戦勝国・GHQと多くの国民が望んだ中で、思惑の一致や役割効果の査定、国民のマインド向上や治安の回復への判断により、戦争責任は実務実行責任者である内閣や軍部に帰したのが戦後処理であり、極東軍事裁判の被告や罪状であり判決だと思います。 ◇そして、最終的に戦争責任を問わず、天皇その身分や権能を定めたのが「日本国憲法」である。 「天皇は国民統合の象徴であります。」
- bouyatetu0
- ベストアンサー率10% (29/272)
戦争責任て何? 開戦の責任?戦争で人が亡くなったことに対する責任? 大統領は処罰された? 人が作った言葉を理解しない、突き詰めて考えないと
明治憲法のもとでは、陸海空軍の統帥権は天皇にあったのですから、天皇にすべての責任があったと考えるのが自然だと思います。
関連するQ&A
- 昭和天皇の「戦争責任」ってやっぱり「ある」のでは?
昭和天皇の「戦争責任」ってやっぱり「ある」のでは? 太平洋戦争は「天皇の勅命」という形で始まりました。 しかし、それは形式上のものにすぎず、昭和天皇個人としては、開戦には 反対していたという説があります。 また、この開戦自体が、アメリカを始めとした連合軍による執拗な挑発が 発端であるとも言えます。 確かに、そうなのかもしれません。 天皇は実権を持っていなく、政府・軍部の決定に対して異を唱える権限は 今も昔も持っていないのです。 しかし、だからと言って天皇に何の責任が無いわけでもないでしょう。 「形式上」天皇が命令したのであれば、「形式上」天皇が処罰されるべきでは なかったのでしょうか? 天皇の戦争責任には反対論もありますが、昭和天皇の「戦争責任」はやっぱり 「ある」のではないでしょうか?
- ベストアンサー
- 歴史
- 昭和天皇の戦争責任について
昭和天皇の戦争責任について ヰキぺの記事の中で 次の一点について問います。真偽を含めてになるでしょうが どう捉えられているのか 知りたいです。 ▲ (ヰキぺ:昭和天皇の戦争責任) ~~~~~~~~~~~~ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%B2%AC%E4%BB%BB#cite_note-0 昭和45年2月14日に近衛文麿は敗戦を確信して天皇に上奏文を出し、敗北による早期終結を決断するように求めたが、 天皇は「もう一度敵をたたき、日本に有利な条件を作ってから」の方がよいと判断、これを拒否したという。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆ このことについて知りませんでしたので 詳しい情報を得たいと言うのもさることながら どう位置づけられているのかのようなことについておしえてください。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- 近衛文麿は戦争中なにをしてたんですか?
歴史の勉強をしていると東条英機ではなく、近衛文麿のせいで日本が戦争に巻き込まれていったような事が書いてありました。そもそも近衛文麿は戦争中どこでなにをしていたんでしょうか?なぜ近衛文麿は東京裁判にもかけられないのでしょうか?
- 締切済み
- 政治
- 一億玉砕とか天皇の責任とかわかりません
一億玉砕という言葉を耳にしました。これは誰が言ったことなのですか?天皇ですか?天皇であってもそうでなくてもウソだったということになりませんか?あの戦争で降伏しちゃったので。 ちょっとそれますが、昭和天皇は戦争に負けた責任をとったんですか?経済大国になったことが責任を果たしたことになるのですか? こうしたことがよくわからないので教えてください
- 締切済み
- 政治
- 俗に言う「戦争責任」とは?
>昭和天皇の「戦争責任」ってやっぱり「ある」のでは?役に立った:17件 > * 質問者:takeshi95 > * 投稿日時:2010/05/18 21:45 > * 困り度:困ってます >昭和天皇の「戦争責任」ってやっぱり「ある」のでは? >太平洋戦争は「天皇の勅命」という形で始まりました。 >しかし、それは形式上のものにすぎず、昭和天皇個人としては、開戦には >反対していたという説があります。 >また、この開戦自体が、アメリカを始めとした連合軍による執拗な挑発が >発端であるとも言えます。 確かに、そうなのかもしれません。 天皇は実権を持っていなく、政府・軍部の決定に対して異を唱える権限は 今も昔も持っていないのです。 >しかし、だからと言って天皇に何の責任が無いわけでもないでしょう。 >「形式上」天皇が命令したのであれば、「形式上」天皇が処罰されるべきでは >なかったのでしょうか? >天皇の戦争責任には反対論もありますが、昭和天皇の「戦争責任」はやっぱり >「ある」のではないでしょうか? >質問番号:5904702 では… 「昭和天皇の『戦争責任』ってやっぱり『ある』のでは?」の「戦争責任」とは一体何なのでしょう? 僕にはさっぱり意味がわかりません 思いつくとすれば3つ… (1)戦争に負けた責任 (2)戦争を始めた責任 (3)戦争中に国際法違反をした責任 (1)はまだ考えられる (2)はおかしい、それじゃあルーズベルトも織田信長も毛沢東も戦争犯罪者だ!!名のに裁かれてないのでありえない (3)もおかしい、戦争中に国際法違反した事例もない これらについて、おかしいと思う方は、反論していただいて、結構です。共感する方ももちろんどうぞ!! あと、ほかにも「戦争責任」と見られるものを見つけた方も、是非答えを書いてください!! 大体のコメントに、補足として返信します ベストアンサー、締め切りは決めないので、どんどん書いてください よろしくお願いします!!
- 締切済み
- 歴史
- 戦争責任(辻と昭和天皇の場合)【質問2題】
お暇なときにでも回答願います。 戦争責任は開戦責任と敗戦責任の2つに大きく分けることができると思います。 大東亜戦争ではこのうち、開戦責任については東京裁判で追求され裁かれましたが(公正な判決だったかどうかは別にして)、敗戦責任についてはうやむやになってしまったような気がします。 戦勝国としては開戦責任を追及するのは当然ですが、日本国民としては開戦責任よりも敗戦責任を追及したいのが心情ではないでしょうか。 例えば、常軌を逸した作戦指導で、多くの将兵や民間人を無駄死にさせておきながら戦後ものうのうと行き続けた人たち(ノモンハン・ガダルカナルの辻、服部、インパールの牟田口、沖縄戦の八谷などなど)(中には国会議員になった輩もいる)がいたということに何か釈然としないものを感じます。 そこで質問。 (1)戦後、こういった人たちの責任を追及するための訴訟はできなかったのでしょうか。彼らに強い恨みを持っていた連隊長クラスの現場の指揮官は多かったと聞きますし。。(国が原告になってもよいと思う)。(法的に不可能だった?) (2)昭和天皇の戦争責任を考えた場合、平時(開戦時)においては明治憲法55条により天皇の大権事項は大臣が「輔弼」する(大臣の責任で実行される)と定められているため天皇には開戦責任はないのでしょうが、敗戦責任についてはどうなんでしょうか。 戦時においては明治憲法11条によれば天皇は陸海軍を統帥する「大元帥」であり、この統帥大権に対し、陸海軍の帷幄機関は「補翼」するだけの助言者にすぎません。つまり戦時中天皇の名において発せられた多くの作戦命令(大陸令、大海令)の最大の責任者は陸海軍の帷幄機関(大本営)ではなく昭和天皇になるのではないでしょうか。
- ベストアンサー
- 歴史
- 天皇に野心はなかったのか?
先の大戦で、天皇に野心はなかったのだろうか? 戦争に勝てば世界の皇帝になれるかもしれない。と、 先の大戦はあまりにもずるずるいってしまっている。 東京大空襲、沖縄戦、原爆など、そこまでされる必要があったのだろうか? せめて硫黄島あたりで、いさぎよく負けをみとめる事ができなかったのか? はやくく戦争をやめていれば、日本が焼け野原になることも、原爆を 落とされることもなかったのに。 と、いう結果論的なことを責めているわけではない。 本土を攻撃されて、これ以上やると民間人の犠牲者が増えるのが わかっていたはずだ。 それなのに、なぜ戦争を終わらせようとしなかったのか? 戦争を終わらせる可能性がある唯一の人物が、天皇である以上、 本気で終わらせようと思えばできたのではないか? 現に最後は天皇の鶴の一声で終戦になったではないか。 それを、しなかったのは敗戦により自分の地位を心配したからではないのか? いやそれよりも、開戦のときに野心ははなかった、と、言えるのだろうか? ちなみに、この質問は歴史カテのほうがよかったのだろうか? みなさんどーおもいます?
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- 天皇の戦争責任?
子供の頃、不思議でした。はだしのゲン等で「天皇陛下ばんざーい!」と言って沖縄の崖から飛び降りる家族のシーン等ありましたが、その時の天皇が今の天皇(当時の昭和天皇)と同じ、と言う事実に違和感を覚えてました。何故、日本は命を捧げた天皇陛下に対する戦争責任を追及しないんだろう?と。 大人になってからこの疑問を人に投げると、「お前としゃべっていると、気分が悪い」、「日本人の心を分かっていない」、と言う感情的な回答が戻ってきて、中には「天皇陛下は責任が無く、傀儡だった」、としながら、じゃ誰に責任があったんだ、と聞いても、回答を持ち合わせていないんですよね。 「失敗の本質」等に代表する戦争分析本を読んでも、日本人特有の思考回路、組織論、当時の時代背景等は見えても、戦争自体の評価がイマイチハッキリしていないんですよね。何だか全体的に戦争に対する合理的・客観的な整理がついていない感じがするのです。 誰もが負けた喧嘩について振り返りたく無いでしょう。野球・サッカーファンが自分のチームの負けたニュースを夜11時からまた見たく無いのと同じ感じですかね。少なくとも私はドーハの悲劇や、06年のW杯豪州戦をもう一回見たいとは思いません。 よって、戦争を勝ち、或いは負け、と言う観点で整理するよりも、当時の日本は何を目指していたのか、その為にとった戦略は何だったか、と言う事を明確にした上で、その戦略は日本の国益に資するものだったのかを、外交・資源・経済・安全保障・国民生活等の広範囲な観点から分析すべきでは無いでしょうか。その結果、国益に資するものは妥当、国益に害するものは失敗、とハッキリすべきでしょう。 例えば、資源確保に走ったのは妥当、しかしその課程で余計な他国民の犠牲を出したのは失敗。西側諸国の帝国主義が衰退すつつあった中では外交面では失敗、だが安全保障面では妥当。国民生活が窮する所まで戦争が至ったの事、軍政/運営は失敗、だが技術革新は妥当な進歩を見せた、等々色んな味方があるでしょう。 無論、日本の国益は隣国等とは一致していなかったので、分析課程で反発はあるでしょう。でも、当時の国益と今の国益は違うわけだし、日本も胸を張って上の分析をシェアしていけば、反発も無くなると思うのです。少なくとも余計な面倒臭い非建設的で感情的な非難は和らぐと思います(当たり前ですが、他国市民を殺したり、慰安婦連行等を良しとする分析結果がでるわけ無いのですから)。 さて、最初の話に戻り、天皇の戦争責任はどう考えるべきなのか、何だか余計分からなくなってきますが、結局天皇は何なの?と言う所に行き着く様に思います。改めて考えると、日本人に都合良く利用されて来た様に感じます。戦争中は神と崇められ、現代は日本の象徴と親しまれ、もっと遡ったら武将時代は重要キャラでは無かったが、明治と共に再度台頭してきた、等等、時と場合によって、日本人が今でも時々神様に祈る様に、天皇の存在意義もその時々で変わってきてますよね。そう考えると、ちょっと可哀想な天皇な感じもして、やっぱり戦争責任は無かった様にも感じてきます。ご本人がご自身の立場をどう考えていたのか、一番気になりますね。 皆さん、天皇の戦争責任についてどう思われますか?私は何かを見落としてますか?また、戦争の整理についても、暇つぶしにでもご意見お聞かせ頂けたら幸いです。 因みに、私は左側でも右側でも無いです。強いて言うなら、両方です。心は左だけど、頭は右、と言うのが正確かな。従って、両方の聞く耳を持ってます。ただ、両側の極論の展開や、非建設的で感情的な非難はご勘弁願います。
- 締切済み
- 歴史