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内部被曝の恐怖
- 線量は距離の2乗に反比例
- 500万Bq/kgの線源から100cmの距離では500Bq/kgの線源から1cmの距離と同等な放射線量
- 500Bq/kgの肉を買う(距離1mm)は人体には強い影響を及ぼす
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No.5です。補足します。 「間違いがあれば、ご指摘ください」の対象が >・線量は線源までの距離の2乗に反比例。 も含めた4項目であることに気づきませんでした。 先ほどの回答で明確に誤りだと指摘したのは >・500Bq/kgの肉1kgを買う(=持つ、距離1mm)ということは、500万Bq/kgの放射能線源1kgから100cmのところで受けるより人体には強い影響を及ぼす。 についての話です。 >・線量は線源までの距離の2乗に反比例。 に関していえば、誤りではありませんが、より正確を期すならば 「単位面積当たりの線量は線源までの距離の2乗に反比例」 ということになります。
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- P_hydra
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すみません、訂正です 【誤】 ・500万Bq/kgの放射能線源1kgから1cmのところで受ける放射線量は、 500Bq/kgの線源1kgから0.1mm離れたところから受ける放射線量と同等。 これは全く成り立ちません。(被曝量はほとんど同程度) 【正】 ・500万Bq/kgの放射能線源1kgから1cmのところで受ける放射線量は、 500Bq/kgの線源1kgから0.1mm離れたところから受ける放射線量と同等。 これは全く成り立ちません。(被曝量はほぼ1万分の1程度) *線源の放射活性が同じなら、1cmでも0.1mmでも被曝量は同程度
お礼
ありがとうございます。
- fisker
- ベストアンサー率31% (103/324)
間違いの指摘についてはNo.5、6の回答と同じです。 物理的(数学的)な補足説明をすると、点線源から受ける単位面積当たりの線量が線源までの距離の2乗に反比例、というのは、線源が十分遠くにあるときにしか成り立ちません。十分に大きな円盤の中央に、ほんの僅かだけ浮かして点線源を置いたとき、線源から発せられる線束のおよそ半分が円盤に当たります。(残りの半分は円盤とは反対側に放出されます。)僅かな距離を半分にしても1/10にしても、円盤に当たる線束の数はほとんど変わらず、やはり約半分です。線源の距離が円盤の面積に対して十分に離れていれば、円盤に当たる線束の数は距離の2乗に反比例します。 内部被ばくに関して言えば、体内から出る放射線はγ線などエネルギーを残して体外まで出てくる分を除けば、全てが体のどこかに吸収されることになるので距離の議論はそもそも的外れです。 円盤の例えに戻すと、円盤を加工して内部が空洞の密閉した形にして、その中に線源を入れた状態です。この場合、単位面積当たりの線量は円盤と線源が密着した状態のちょうど2倍となります。 内部被ばくを外部被ばくと同じ単位に換算して評価することに対して疑問を感じる人は質問者さん以外にもおられます。学習院大学の田崎晴明教授がそうした疑問に対して丁寧に解説した文書を見つけましたのでご紹介しておきます。
お礼
>内部被ばくに関して言えば、体内から出る放射線はγ線などエネルギーを残して体外まで出てくる分を除けば、全てが体のどこかに吸収されることになるので 私のおかげで、やっと内部被曝の本質を理解できるようになりましたね♪ だから、内部被曝を線源からの距離に影響される外部被曝の概念でのシーベルトに無理にあわせるのは現実的ではないのですよ。 内部被曝の評価については体内に取り込んだ放射性物質の種類と量、それが体内残存期間中にどれだけ崩壊エネルギーを体内で放出するかで考察すべきです。 換算係数なるものは、実態をぼやかすためのまやかしだと思います。 ご苦労様でした。
- P_hydra
- ベストアンサー率45% (30/66)
「線量は線源までの距離の2乗に反比例」は、 厳密には線源および被曝物が点の場合でのことです。 線源および被曝物の大きさに対して、 双方の距離が十分に大きい場合には、近似が成り立ちますが、 接近すると成立しなくなります。 放射性物質で汚染された肉からの人間への被曝を考えた場合、 ・500万Bq/kgの放射能線源1kgから100mのところで受ける放射線量は、 500Bq/kgの線源1kgから1m離れたところから受ける放射線量と同等。 これはほぼ成り立ちますが、 ・500万Bq/kgの放射能線源1kgから100cmのところで受ける放射線量は、 500Bq/kgの線源1kgから1cm離れたところから受ける放射線量と同等。 これはかなり不正確(被曝量を過大に見積もる可能性がある) ・500万Bq/kgの放射能線源1kgから1cmのところで受ける放射線量は、 500Bq/kgの線源1kgから0.1mm離れたところから受ける放射線量と同等。 これは全く成り立ちません。(被曝量はほとんど同程度) なお、上記は拡散による減衰を考えたモデルですので、 ガンマ線被曝についてはほぼそのとおりと考えられますが、 アルファ線やベータ線の場合は、遮蔽による減衰も考慮が必要ですので、 もっと複雑な計算になるかと思います。
お礼
ありがとうございます。 人間には身長と体幅があることを考慮に入れていませんでした。 しかし、それでも500万とまではいかなくても、10万~100万くらいの数値で比較できそうですよね。
- yespanyong
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3番目のパラグラフは明確に誤っており、1番目2番目も面積0の仮想的な測定範囲を想定しなければ誤りです。 豆電球1個を人体から1mm離して置いた場合と、その1万倍の明るさの光源を人体から100cm離して置いた場合を比較すると、人体が受ける光の量は後者のほうが明らかに多いです。 それと同じことで、1mm離れた500Bqよりも100cm離れた500万Bqの方が明らかに影響が強いです。 「線源までの距離の2乗に反比例」だからといって単純に距離が短いから影響が強いと考えるのは軽率です。 電球の例で言えば10000倍暗い豆電球でも1mmまで近づければその直下は明るくなりますが、あくまでも直下だけです。 直下同士の比較であれば「距離の2乗に反比例」の法則の通り豆電球が1mmまで近接しているほうが明るいことになりますが、直下以外の部分の影響を無視するのはさすがに非現実的です。 そもそも人体への影響を比較考察するために引き合いに出す放射線量が500Bqでは微弱すぎて適切ではありません。実は人体も元々約5000Bqの放射能を持ってますので、500Bq程度なら誤差範囲ということになってしまいます。
お礼
ありがとうございます。 ただ10%を誤差と言い切る貴方に科学的センスはあまり感じられないですね♪
- tarepanda009
- ベストアンサー率33% (2216/6589)
#2です。 内部被爆に距離を持ち込むこと自体が意味がないと私は思います。(距離の概念を持ち込む以前に内部被爆の影響度は大。なにせ遮蔽するものはなにもなしのうえに、放射線すべてを体が受け止めるわけですから。) たとえば2番目の1ミリと1センチですが、 計算上ではそういうことにはなるかもしれませんが、1ミリ離れた部位と1センチ離れた部位の線量を比較することが、内部被爆においてどれだけの意味があるのでしょう。(周辺臓器への影響ということも考えるならそれなりに意味はあるかもしれませんけど)
お礼
ありがとうございます。 貴方の内部被曝に対する考えと私の考えはたぶん同じだと思いますよ♪ ただ表現法が違うだけだと思います。 >内部被爆の影響度は大。なにせ遮蔽するものはなにもなしのうえに、放射線すべてを体が受け止めるわけですから。
- nezusuke
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ベクレルとシーベルトを混同されていませんか? ベクレルで表されるものは1秒間に崩壊する原子核の数です。 よって、距離には関係ありません。 シーベルトで表されるものが被爆線量で、距離の二乗に反比例します。 1ベクレル=1シーベルトではないと言う事です。 ベクレル、シーベルトで検索されると簡易換算式など、でてきますよ。 参考になさってください。
お礼
>ベクレルとシーベルトを混同されていませんか? たぶんしていないと思いますよ♪ 私の質問文に間違った部分があればその部分お教えください。 よろしくお願いいたします。
- tarepanda009
- ベストアンサー率33% (2216/6589)
一応は正しいように思えますが、内部被爆を距離で比べるのはあまり意味がないように思います。 内部であれば放射される放射線は100%体が受けることになります。 外部被爆で距離が離れると線量が低くなるのは、自分のところにとんでくる放射線の数が少なくなるからと考えるほうがいいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 私が調べているのは内部被曝の比較ではなく、内部被曝の恐怖の度合いですので・・・
- AVENGER
- ベストアンサー率21% (2219/10376)
1kgの肉が点線源になるなら、合ってると思うけど、 肉の固まりは点じゃないでしょ?
お礼
ありがとうございます。 厳密にいえば間違いであるが、大まかなところではオッケーと理解してよろしいですね?
お礼
>先ほどの回答で明確に誤りだと指摘したのは >>・500Bq/kgの肉1kgを買う(=持つ、距離1mm)ということは、500万Bq/kgの放射能線源1kgから100cmのところで受けるより人体には強い影響を及ぼす。 >についての話です。 ありがとうございます。 私の勘違いしている部分が理解できました。 たとえば、170cmの人のおへそあたりから100cmと1cmの距離で考えると おへその部分の距離は100倍だが、頭頂部は{√(100*100+85*85)}/85で1.54倍ということですね♪ で、大まかな計算を試みたのですが 100cmと1cmではざっと200~300倍 100cmと1mmではざっと2000~3000倍 このあたりの数値でいかがでしょうか? センスは別として知能については私より優れていらっしゃるようで、 よろしくお願い申し上げます。