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生物学的半減期…本当に綺麗な指数関数になるの?

物理的半減期は、 原子核の崩壊が確率によって決まるため 指数関数的に変化するので、 半減期が定義できることは理解しています。 生物学的半減期とは、放射性物質に限らず 毒物のようなものにも定義できるようですが 外部からの物質(重金属イオン摂取時のキレート剤など)投与によって 早めることができるとネットに書いてありました。 ということは故意に何もしなかったとしても きれいに指数関数を描くようなことはないのではないでしょうか? きれいに描かないのなら、半減期ではないと思います。 当初の1/2になる時間と、そこから1/4になる時間が一致する時のみ 半減期と名乗れると思うのですが…。

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  • ベストアンサー
回答No.3

ある物質が、別の物質に変わるまたは排出されることで 体内から消失していくわけですが、 完全に指数関数的に減少するものは一つとしてありません。 ただ、指数関数的減少とみなせる濃度範囲が存在する物質は多いですが。 もちろん、半減期が存在しないもの、二つ以上存在するものなどあります。 生物学的半減期が重要になるのは、濃度が毒性や薬効と相関してるためであり 治療やその計画作成に有用なファクターだからです。 ・解毒なら、一定の濃度以下にすばやく下げるため ・薬効なら、一定の濃度範囲を維持するための投与量や間隔の設定のため ・必要以上の治療行為をさけ、患者に対する負担を軽減するため >「当初の1/2になる時間と、そこから1/4になる時間が一致する時のみ」 別に放射能の半減期と同じ意味を持たせる必要なんてなく、 治療などに必要な範囲で、「半分になる時間」であることに意味があるわけで、 生物・医学分野の人で、生物学的半減期がどういうものか理解していない人はいませんので、 そのまま用いても問題はありません。

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 何を基準に「半分になる時間」を考えるのでしょうか? 投薬量が違ってもピークから半分になるまでの時間は同じなのですか?

その他の回答 (2)

  • KURUMITO
  • ベストアンサー率42% (1835/4283)
回答No.2

原子核の崩壊による放射能の半減期は生物学的な状況などの変化によって変わるものではありませんが、生物学的半減期は生体に取り込まれた放射性物質のみならず有害な物質についても排出されて半分になるまでの時間で、どんな形で生体に取り込まれどのように排出されるか、生物学的な状況によって変化するものです。 半減期の見方が原子核を対象としているのか、生体を対象としているのかであって両方ともに半減期の言葉が使われていますね。放射能は指数関数的に減少するだけのことで、使い方が間違っているとは言えないでしょう。

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 物理的半減期については、最初を1としたとき 1が1/2になる時間、3/4が3/8になる時間、1/2が1/4になる時間が 全て等しく、それを半減期と呼んでいます。 指数関数でないなら生物的半減期については 「全て等しい」が言えないため そもそも定義できないと思うのですがいかがでしょうか。

  • saxan
  • ベストアンサー率61% (8/13)
回答No.1

ストロンチウムの半減期は約50年だそうです。 10歳の代謝速度と60歳の代謝速度が同じだと思いますか? 小さなスパンで見て指数関数的だとしても きれいな指数関数になる筈がありません。

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