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放射性物質の半減期の長短
巷で話題の放射能についての質問です。 「半減期が長い放射性物質=放射線障害が重大」のような論調をよく見聞します。しかし、半減までに発生する放射線量が同じであれば、むしろ半減期の短い放射性物質の方が短期間に集中して放射線を放出するので、よほど危険だと思うのですが、なぜ先のような論調を多く目にするのでしょうか? 自分なりに考えた結果は以下の通りですが、どなたか詳しいところをご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。 (以下原発で生成さ放射性物質を念頭に) 1.半減期が長く危険と目される放射性物質には、原子核の崩壊をせずに放射線(ガンマ線?)を放出するものがある。 2.半減期が長く危険と目される放射性物質は、より危険な種類の放射線を放出している(でもかりに、影響力が百倍の放射線であっても、半減期がそれ以上であれば、やはり影響も限定されるような‥)。 3.世間に流布されている論調に誤りがある。
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回答No.1
放射性物質の量の扱い方で変わってきます。 放射性物質が同量(同じだけの原子数)あるとすると、半減期が短い方が放射能が高く、放出される放射線も多くなり、短時間での被曝量が高くなり、より危険、という具合になります。 当初の放射能が同程度とすると、半減期が長い方が放射性物質の量が多くて、高いレベルの放射能を長時間維持することになり、より危険(半減期が短い方が速やかに減衰する)という具合になります。