• ベストアンサー

石炭火力発電について

現在電力が不足しておりますが、火力系の発電ですと、石油は取り決めで建設不可、となるとガスか石炭だと思いますが、ガスはけっこうよく話題になりますが石炭はどうなのでしょうか? わりと最近の物では高出力で良さそうに思えますが、ガスより作るのが難しいとか、高コスト、埋蔵量がガスより遙かに少ない、などなにかデメリットがあるのでしょうか。 また、CO2の事は一度忘れるとすれば、ある程度のコストで他にどのような安定的な発電方法があるでしょうか。 有力な物があれば教えて下さい。

noname#137719
noname#137719

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

ガスと石炭での発電比較--- 1)石炭は灰分、硫黄分があり、且つ固形である 、ガスは純粋で不純物が殆どない 2)石炭は固形で 保管、移送運搬が難しい、例えばコンベアで運ぶがコンベアへの投入はブルなど人間の介在が必要、ガスはタンクからバルブを開ければ流れる 3)灰分はボイラー内でボイラー管などに付着するため排除処理が必要、排除灰は外部に取り出し処分が必要 4)灰分は煙突より飛散の防止が必要で高度な電気集塵機が必要です 5)硫黄が燃焼すると硫酸ガスが発生し、各所の腐食が起こる、排煙するには脱硫装置が必要、脱硫品は外部に取り出し処理が必要 6)石炭発電所は2)~5)の理由で付帯設備が大型化となる、費用も大きく、設置期間が長い、ガスは殆ど問題はありません 7)石炭は発電は 石炭への点火、消火が簡単に出来きず発電機の負荷対応性が悪い、ガスの場合は起動、停止が簡単で昼発電、夜停止が可能 8)更にガスはガスタービン発電などとの複合発電が可能で熱効率が良い、ガスタービンはジェットエンジンと同様構造であり、石炭では使えない まとめ:ガス発電所は少ない費用、狭い場所で早期に稼動が可能で負荷変動への対応が良好で綺麗な排ガス、炭酸ガスも石炭の70%程度と良好です。 

noname#137719
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 ガスの方がクリーンで安いって事ですね。 なるほど。

その他の回答 (2)

  • 4490180
  • ベストアンサー率28% (76/264)
回答No.3

 今、火力発電で注目すべきはコンバインドサイクル発電ではないでしょうか。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E7%99%BA%E9%9B%BB  ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたものは、熱効率が高くCO2の排出量が少なくて済みます。  石炭ガス化複合発電(IGCC)というのもあるようです。  http://www.fepc.or.jp/future/warming/co2_taisaku/fire/index.html  石炭はCO2の排出量は多いですが、価格は安いので今日のような緊急時のために備蓄しておくのも良いのではないでしょうか。

noname#137719
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 今の状態だと効率のいい新しい方式のものも増えていくでしょうね。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.1

石炭火力は明治時代からやっていることで、基本的に枯れた技術、すなわちローテクです。また供給も安定していて比較的安価です。ただし外部不経済が大きい。CO2をとりあえず横に置いておくとしても、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんを排出してしまいます。それらは大気汚染の主犯であり、温室効果ガスでもあり、オゾン層を破壊して皮膚癌の原因となり、酸性雨や光化学スモッグなどの公害の原因でもあるのです。それで脱硫装置などの浄化装置が必要となるのです。日本は、この浄化装置の技術によって他国よりはクリーンなのは事実です。といっても決して0になるわけではなく塵も積もれば山となるで、本質的には無視しえません。また海外からの輸入に頼らざるをえないのは石油・天然ガスと同様でそれは必然的に為替リスクを伴うことになる。日本の電力料金が高価な理由は、浄化装置の費用が掛かるからでもある。公害を度外視して、ひたすら発電量重視の中国あたりとは比較にならないコストがかかってしまうのは当然のことです。 結局のところ、どれも安定的な発電方法とはいえない。どれも帯に短し襷に長し、あちらを立てればこちらが立たず、必ず悩ましい問題が付随してしまうのです。だから日本は少しでもリスクを極小化する為に発電源、供給源を多様化・分散させているわけです。 電力不足問題は、中東の産油国などの一部の例外を除いて地球規模の深刻な問題です。日本以上に電力不足が深刻な国は山ほどある。需要の1/3すら賄えない国も珍しくない。それだけ資源価格が高騰を続けて、需給が逼迫しているからでもあるのです。日本が強い円にものをいわせて資源を買い占めれば、それだけ資源を買えずに困る国が生まれます。もし安定的な発電方法があるのなら、そういった国に教えてあげなければなりません。なんせ日本はインドの10倍以上も電力を消費しています。日本人が1人熱中症で倒れる時はインド人は100人倒れています。冷房を使いたいのは日本人だけではない。そういうことも考え合わせていただきたい。

noname#137719
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 石油より環境汚染がひどいのですね。 http://www.tepco.co.jp/hitachinaka-tp/news/index-j.html このあたりの最近の発電所を見ていると紹介を見る限り、ちゃんと対策すれば結構きれいなのかと思っていましたが、やはりそうはいかないのでしょうか。 電力の問題は大きいですね。 しかし、今回の事で初めて知ったのですが、原子力発電の燃料もそれほど沢山は無い上に日本では存在は確認されているが採掘されていないと言う事で。 日本だけでできる発電ってあるのでしょうか。 太陽光パネルは色々資源を使うようですし、水力や太陽熱だけでカバーするということができればベストですが。

関連するQ&A

  • 火力発電のメリット・デメリット

    火力発電のメリットとデメリットについて 調べているのですが、下記以外に何かありませんか? メリット 発電出力をコントロールしやすい 発電量がほかに比べ多い 原子力発電よりも設備が単純 建設費が安い 石油や天然ガスは取りあつかいやすい 発電量が多い 安いコスト、狭い土地でも発電所が建設可能。 使用する燃料は多様 発電量 必要にあわせて出力調整ができる デメリット 二酸化炭素を排出する。 化石(石炭)に限りがある CO2排出量が多い 資源に限りがある。 燃料に限りがある 石炭を燃やす際にも、ウランやトリウムが排出される 燃料は中東から輸入しているため、国際情勢によって供給が不安定になる可能性がある。 発電の際に海水を使うため使った後の温度が高くそのまま放水すると環境に悪い 燃料は日本国内でまかなえないため輸入に依存する 環境対策費がかかる よろしくお願いします。

  • 脱原発と火力発電のCO2

    何やらかなりの原発を止めたまま 代わりに火力発電を使っているそうなのですが、 石炭や石油を使うとかなりCO2が出てしまい 日本は石炭消費量世界一あたりに居ると聞きます。 クリーンエネルギーが叫ばれていますが、 当分はあてにならないのですし、 火力を使うとCO2の削減は厳しい事になるのでしょうか? 発電で発生するCO2はかなり多いと聞くだけに 世界で原発をやめる動きが広がると CO2の出る量はうなぎ登りに増えるのでしょうか? 実際のところどんな方向へ世界は向かって CO2事情はどうなって行きそうなのでしょうか?

  • 原発をやめたら石炭発電がある。

     小泉純一郎氏に共感しに原発には反対します。多くの皆様の共感を得るところだろうと思います。  問題は原発の分の電気をどうするかです。現在火力発電に使うために大量のガスや石油を買っております。国際収支が赤字になるとも言われております。  ではどうやって発電するか?  日本には石炭がいっぱいあるのです。石油に押されて採算が取れないので日本中の炭鉱が掘るのをやめましたが、現在の技術で機械化すればコストは下がるのではないでしょうか、発電所も旧炭鉱地には工場の跡が沢山ありますのでそこに発電所を作れば移送のコストもかかりません。  何よりも炭鉱を掘る労働者が必要になりますので雇用対策にもなります。  炭鉱に関する技術は日本が世界最高と言われるほど進んでおります。 原発をやめて石炭発電にするアイデアは現実性はいかがなものでしょうか?

  • 石炭発電

    石炭火力発電所は、どの程度のタイミングで、発電量を調整できるのでしょうか?時間単位でできるのでしょうか?日単位でしょうか?週単位でしょうか? 通常の石炭を燃やす発電所と、石炭ガス化発電などと分けてご回答いただけるとありがたいです。

  • 火力発電の高効率化

     世界的に太陽光発電・風力発電(これらは広大な土地を必要とする上、発電量が不安定という欠点(つまり場合によっては、余計に貧困・格差を拡大させる可能性)もある)などが普及していく(と思われる)一方、石炭火力発電の熱効率(熱エネルギーのうち、実際に利用できる割合)を45~50%(これは石炭ガス化複合発電で達成可能なレベル(ちなみに在来式石炭火力発電でも42~45%の熱効率を実現している))に上げ、且つ石油火力発電および天然ガス火力発電の熱効率を55~65%(これはコンバインドサイクル発電で達成可能)に上げるほうが地球環境にもやさしく、且つ世界中の(多くの)人々を貧困及び格差から解放できるという研究者もいるようですが、皆さんの意見はどうですか? (全世界における石炭火力発電の熱効率を42~50%に上げるだけで全世界における二酸化炭素排出量を年間15億トン以上削減(石油火力発電および天然ガス火力発電の熱効率を55~60%に上げればさらに削減できると思われる)できるという試算もある(つまり未だに古くて効率も悪い石炭火力発電所等が多すぎるらしい)。加えて電気自動車及びハイブリッド車(仕組みが複雑且つ高電圧部分が多い故、点検・整備に特別な知識及び技術を必要とするという欠点もある)を普及させるより、ガソリン車及びディーゼル車の熱効率を50%以上に上げて使うのがいい(未だに古くて効率も悪い自動車も多い)という研究者もいるという) (話はそれるが、彼らの中には原油は技術的・採算的に採ることができる分だけであと10~12兆バレル(大体320~400年分)、天然ガスもあと1500~1800兆立法メートル(大体500~600年分)あるという人もいるらしい)

  • 火力発電所の今後

    戦後、60年の間で日本の電力発電所の事情もかなり変わってきたと思います。現在、石炭火力発電所の比重も大きいく発電量は現在も増えていると思いますが、石炭価格の高騰、二酸化炭素の排出、発電所の老朽化など、これから石炭火力を運営していく上で幾つかの課題もあります。 果たして50年後に石炭火力は残っていると思いますか?確実なことは言えないと思いますが、発電所の事情に詳しい方の意見をお聞きしたいです。

  •  石炭のガス化発電に関する質問です

     近年一部で石炭をガス化し、それによって得たガスでコンバインドサイクル発電を行うという計画があるようです(私自身も今後石炭火力発電が再び注目されると思う)。  けれども石炭をガス化するには石炭を熱しなければならず、その為におびただしい原油又は天然ガスがいるという方もいるようですが、実際はどうなのでしょうか? (もしこれが本当なら、石炭を熱するために使う原油又は天然ガスで直接コンバインドサイクル発電をする方がよいので)

  • 豊富な石炭を使って発電

    豊富な石炭を使って発電できますか? 石炭は二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物もあり ひどいそうですが、ガスに化けさせることができると聞きました。 中国には豊富な石炭があり、そのまま使うと環境に悪いので、そうしたガス化けさせて発電に使うことはできますか?

  • 火力発電(石炭、石油、LNG)の最低出力を教えてください。

    火力発電(石炭、石油、LNG)の最低出力を教えてください。 今後増えていく最先端のLNG火力ではMACCが主流になると思いますが、出力を60%以下にすると極端に燃焼効率が悪くなると現場の人に聞いたことがあります。今後ベース電源である原子力が増設され発電比率が40~50%になると想定される中、ピーク~ミドル電源としての火力の出力調整範囲が狭まると夜間に余剰電力が生じます。大規模な揚水発電所はこれ以上建設余地がないので、大量の蓄電設備(NAS電池等)が必要になると思います。昔の文献では、最大出力の20~50%程度との記載ありますが、技術の進歩により改善されていると思います。現状の運用状況を燃料別に教えて下さい。

  • 火力発電の水蒸気タービン

    東京電力のCMで、 「火力発電は、ガスタービンに水蒸気タービンを併設してCO2を25%カットした」 と言います。 温室効果ガスからすると、 二酸化炭素よりも水蒸気のほうが高いので 地球温暖化についていえばむしろマイナスなのではないでしょうか?