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メディアがする政治批判の意味とは?私の考えとは違うのか?
- メディアが政治批判を行うことは民主主義の中で重要な役割を果たしていますが、時と場合によっては政治活動を妨げる可能性もあります。
- テレビでの政治批判は専門家の解説が中心であり、政治家の主張があまり聞かれません。また、テレビ報道は国民の不安やいらだちを煽ることもあります。
- 現在の報道方式は報道学や情報学、社会学的な根拠に基づいており、この形式が採用されていると考えられます。しかし、皆さんの意見も聞きたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
メディアはNHKなどを除き、商業マスコミであることが主たる問題です。 言い換えると、視聴者にとっては無料情報ですから、イヤなら見なければ良いワケで、視聴者側は情報のクオリティを求めることは出来ません。 マスコミ側も、彼らの基準で情報をタレ流ししている状態です。 一方、クオリティを求める権利があるのは、スポンサーと、監督省庁である総務省(即ち政府)ですから、偏った報道にならざるを得ません。 ただ社会学的には、マスコミは民意に影響し得る力がありますので、第三の権力(第四と言う場合もアリ。)と言われ、政治,国民,軍隊と同じく権力者として扱われ、政治や軍隊などの権力に対し、対抗し得る組織とされます。 これも言い換えますと、マスコミは本能的に権力批判をする性質があり、それを行いませんと、主に政府や軍のプロパガンダ的な機能と堕してしまい、存在意義を失ってしまうのです。 逆に政治なども、マスコミに首輪を着けたい本能がありますから、メディアが批判的な姿勢を崩せば、首輪を付けにかかります。 それをさせないためにも、メディアは政府などの権力に対し、批判的な姿勢は崩せないのです。 従い商業マスコミは、第三の権力の真似事をしながら、政府などの批判を垂れ流しているんです。 我々視聴者は、商業マスコミに対しては、基本的には文句を言える立場ではないのです。 NHKについては、視聴者の受信料で運営されていますので、文句を言える立場ですが、同時に政府の御用マスコミ的な部分は否定出来ません。 自己防衛的に、「マスコミ情報は、必ずしも良質・正義・真実ではない」などフィルターを通して、情報を取捨選択せねばなりません。
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- cyototu
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民間放送局も質が悪いけど、NHKにも騙されちゃ駄目ですよ。日本で一番たちが悪い悪人集団は、民間企業ではなくて、官僚達の天下り集団です。そして、NHKはその天下り天国の一つです。主に、旧郵政省、現総務省、それに会計監査員の天下り先になっていて、NHKの歴代の幹部達がそれらから天下っています。 今回の原発でも判ったように、東電を含めた日本全国の電力会社がやはり経済産業省の天下り天国でしたね。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-18/2011041814_01_1.html また、薬害エイズ・薬害肝炎を起こした元ミドリ十字と言う会社は、元厚生省の天下り天国だった。天下り先で利権を貪り、国民に迷惑をかけてきたこのような例は数え上げたら切りがない。 このように、お役人は決して国民のことなど考えておらず、自分たちの保身だけが彼等の至上命令です。そもそも、なぜ皆出来ることなら東大に入りたがるのでしょうか。その答えは簡単です。皆、出来ることなら美味い汁を吸いたいからですね。だから、有名大学に行ける者ほど、その汁にこだわるのは道理なのですね。 今まではインターネットがなかったのですが、そんな時代でもNHKの質の悪さを理解する方法はあったのです。それは、外国の放送と比べればある程度判りました。例えば英国のBBCの放送の内容と比べると、NHKの程度の低さは一目瞭然でした。ただし、この場合には英語が聞き取れない人には比較が出来ないので、NHKも安心していられたわけです。 ところが、インターネットの出現のお陰で、今ではNHKも民間放送局も地上放送系は皆真っ青ですね。今回の原発の醜態に対する報道に関して、 http://www.youtube.com/news で見られる一連の非NHK非民間放送局系の報道は地上方送と比べて遥かに情報が精確で、また、重要な情報を流してくれています。だから、いよいよ日本の普通の人達でも、NHKの報道番組のうさん臭さが解るようになって来ました。 今、官僚達はこのインターネット上で流れる情報を何とかコントロールしようと、いろいろな法案を練っているところだと思います。官僚って恐いですよ。今回の原発を契機にして、インターネットなどを通して今まで以上に我々国民が官僚を監視して行きましょう。
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
現存するメデイアの至上命令は、どのようにして自分たちに富をもたらすかです。ですから、メデイアが正義を論じることが如何に明後日なことか、まず肝に命じて下さい。 貴方がイライラするのは、この事実を理解していないからです。一旦、この事実を認識していまうと、メデイアって本当に合理的に報道していますよ。
- my-hobby
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http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/498.html マスコミは、電波使用料の値上げ、新聞とテレビの分離、は拒否、その他東電等の広告収入失いたく無いので、 捏造又誘導が多い、希望の総理候補の写真毎日だし、洗脳、支持率も捏造、町の声も都合の良い物報道、 コメンテターもねじれた報道が多い、記事も記者クラブで皆同じ記事、 ネット新聞の様に現場で見た記事書かず、(例:東電発表の記事だけだ、現場に危険犯して行かない)。 放射能汚染地図も、アメリカ、フランス、カナダの地図見る現状だ。
- rikukoro2
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個人的には『政治批判』は許容範囲だとおもってます。 質問者の意見には賛同する事が多いのですが、自分としては『言論の自由』こそがもっとも守らなければならない権利だと自分は思っているからです。 それがどんなに愚かな意見だとしてもです。 それより個人的に『どうかな~』と思うのが、読売の渡辺氏なんかがよくやる『政治介入』 これはマスコミの範囲を超えています。
- kanden
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私も常々同じ事を感じていました。 メディアと言うものは第三の政党かと思う程高飛車な政党批判をしています。 しかも「俺達が言っているんじゃない、支持率も基づいて批判しているんだ」と言うスタンスを取っています。 ずるいですよね。 テレビを通して視聴者を誘導している様に思います。 頭に乗り過ぎたメディアに厳しい目を向けるべきです。
- wiz0009
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>現在の報道方式には報道学・情報学・社会学的な根拠があってこのような形式を取り報道を続けているのでしょうか? いいえ、記者の能力が下がったことで「簡単な方法」を選ぶようになっただけです。 「抽象的に批判する」というのが最も簡単で、人の目を惹くことが出来ますからね。 取材でも「批判している人」だけを取り上げ、 中立ではない識者から聞いたことをそのまま記事に書く。 これらは記事にするのに最低限の内容であって、 本来はこれらをふまえて第三者的立場で両面から考え、具体的な対策案を書くのが当然です。 現代でもそういう記事が無いわけではないですが、 極端に少なくなっているのが現状です。
- dogday
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>「私はこうしますよ」という主張 は選挙に立候補して主張しなければ、絶対に実行することがない机上の空論です。 メディアは、政治家の代弁者ではなく、視聴者の代弁者であり解説者ですから、政治の監視と批判が仕事であり、政策提言が業務ではないのは確かです。 テレビに出て批判を行う専門家って、所詮、政府に有識者として招聘されないレベルの専門家 であり、視聴者にとって専門性と解説能力があるのか疑問です。
お礼
皆様さまざまなご回答ありがとうございます。 民主主義の中でメディアが果たすべき役割は、我々国民に正確で有意義な知識を提供し、そうした情報をもとに私たちが判断して決定していく。そういう義務を担うためにメディアが存在するのだと考えていました。 まとめての回答で申し訳ありませんがNO6の方も商業メディアについて指摘されました。 今回地震のニュースでいつも以上にNHKを見ていましたが、他局ではあまり聞かないニュースも報道していたのでやはり雰囲気が違うと感じました。今では第四の権力と呼ばれる影響力を持つメディアが今のままでいいのかというのはやはり疑問を持つところです。