GFPとアラビノースオペロンの関係性について
- アラビノースオペロンとGFPの関係性は、アラビノースがaraCに結合するとGFPの転写が起こり、GFPが発現する仕組みです。
- アラビノースオペロンはアラビノースとaraCが結合してaraB、araA、araDを転写し、アラビノースをキシルロース‐5-リン酸に変換する酵素です。
- GFPとaraBADの転写は同時に起こり、どちらが上流にあるかは不明です。
- ベストアンサー
GFPとアラビノースオペロンについて
先日学校の実習で大腸菌の形質転換実験を行いました。 アラビノース入りの培地で大腸菌を育て、GFPを発現させるという実験だったのですが、アラビノースオペロンとGFPの関係性がわからずレポートの考察が書けません。 アラビノースオペロンとはアラビノースとaraCが結合してaraB、araA、araDを転写し、それが酵素として働いてアラビノースをキシルロース‐5-リン酸にするというもので、これによりアラビノースをC源として活用するもの。 GFPはaraCにアラビノースが結合するとGFPの転写がおこり、発現する。 上記は二つともあっていますか? もしあっているなら、araBADとGFPの転写は同時におこるのでしょうか。 その場合、GFPとaraBADはどちらが上流にあるのでしょうか。 わかる範囲で結構ですので、どなたか教えてください。 お願いします。
- magn0lia
- お礼率92% (13/14)
- 生物学
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大腸菌ですから、学生実験レベルなら、plasmidとして保持させたんですよね? おそらく、アラビノースオペロンを制御するプロモーターの下流に、GFPをおいたplasmidを形質転換したんだと思います。 なので、アラビノースの有無によって、そのプロモーターを制御する事ができます。 つまり、アラビノースがあれば下流のGFPは転写されるし、なければ転写されない。従って、アラビノース添加培地で培養した場合、GFPが発現したという事ではないでしょうか。 参考に。。。
関連するQ&A
- 大腸菌の形質転換について
蛍光タンパク質GFP遺伝子を持つプラスミドPGLOを、大腸菌に導入するという実験を行ったのですが、L-アラビノースの培地で培養したら蛍光を発したのに、D-アラビノースの培地で培養しても蛍光を発しませんでした。 この二つがプロモーターに及ぼす影響の違いを教えてください。
- 締切済み
- 化学
- 大腸菌 アンピシリン耐性遺伝子
先日実験で、大腸菌にCaイオンを用いてDNAプラスミド(GFP遺伝子、アンピシリン耐性遺伝子)を組み込む形質転換の実験を行ったのですが、大腸菌をアンピシリン付加の選択培地に塗布する前にアンピシリン耐性遺伝子が発現する時間を設けましたが、この発現する時間は必ずしも必要がないようと言われました。なぜ、発現する時間を待たなくてもいいのですか?? 自分の考えでは、アンピシリンは細菌細胞壁のペプチドグリカンの架橋構造を阻害することが関係していると考えています。 詳しく分かる方がいれば、なぜ発現時間を設けなくてもいいのか教えてください。
- 締切済み
- 生物学
- GFP遺伝子を含むプラスミドを大腸菌へ形質転換
GFP遺伝子をプラスミドpUC119に組込み、そのGFPを含んだプラスミドを大腸菌へ形質転換する実験を行いました。このプラスミドは、GFPとpUC119をそれぞれEcoR1で切断し、ライゲーション反応させて作ったものです。 今回の実験でできた大腸菌のコロニーを紫外線にあてて観察しました。 GFPの蛍光と大腸菌のβ-ガラクトシダーゼ活性を利用した遺伝子工学実験の基礎です。 その実験結果でわからない問題があるのでこの場でみなさんのお力をお借りしたいと思い投稿させていただきました。 最終的にできたいくつかの大腸菌コロニーのなかで不思議なものができました。それは コロニーの色:薄い青(lacZが発現) 蛍光:あり(GFPを含む) というものです。なぜこうなってしまったのかがわかりません。 GFP断片を含むのにlacZが生成することなんてありえるのでしょうか? 学生実験なのですが、ちなみに他の班も全員同じ結果となりました。 なので全員が実験操作を誤った確率は低いと思います。 この問題の参考資料として次のようなものが配布されました。 pUC119・lacZα-フラグメントの配列(塩基配列およびアミノ酸配列) あと 今回の実験で使ったGFPuv遺伝子断片のEcoR1切断領域の配列(塩基配列および3フレームで翻訳したアミノ酸配列) この2つがなんらかのヒントになっていると思うのですが、この資料でなにがわかるのかよくわかりません。 詳しい方、お教えください!
- ベストアンサー
- 生物学
- 大腸菌の形質転換(lacオペロン)について
ラクトースやIPTGの有無にも関係なく、lacZ活性を示した遺伝子型の異なる二つの大腸菌に対して、lacIをプラスミドベクターにのせ導入したら、lacZ活性が見られるか実験を行いました。 この実験の前には、形質転換してない状態でのlacZ活性を確かめるためONPGによる発色で活性の評価を行ったのですが、今回の形質転換の評価にはX-Galを使用しました。 どうしてONPGではなくX-Galを使ったのか、ONPGよりX-Galに利点があるのでしょうか?X-Galを使用した理由がわかりません…。ご回答をお願いします。 また、できればでよろしいのですが、ラクトースオペロンの発現機構を確かめる実験の方法について、良いHPや本をご存知でしたら教えていただけないでしょうか??というのも、生化学などの参考書を当たっても、ラクトースオペロンの遺伝子の発現機構などは載ってるのですが、超基礎すぎて実験法などがなかなか載ってないのです…
- ベストアンサー
- 生物学
- 大腸菌の形質転換の実験について
大学生です。 現在、大腸菌に形質転換を行い、その組み替えたDNAの種類を見分ける実験をしています。プラスミドDNAには、アンピシリン耐性の遺伝子と、ラクトースオペロンZの遺伝子が組み込まれています。 そこで、気になった事について質問したいです。 まず、形質転換した大腸菌を培養したのですが、そのコロニーについて ○どうしてコロニーは丸形なのでしょうか? ○たまにひょうたん形をしたコロニーがいますが、なぜでしょうか? ○また、そのコロニーを楊枝でつつき、LB培地で培養したのですが、 つついた楊枝にはどれ位の大腸菌がついているのでしょうか? ○大腸菌を旋回培養する際、目(目はないが)がまわらないのでしょうか? ○そもそも、LB培地の役割は何なのか ○組み替え率と形質転換率を調べるには、なんの数値を参考にしたらよいのか 質問が多くて申しわけありません。調べてもわからなかったので、よろしくお願いします。
- 締切済み
- 生物学
- オペロン構造が生じる理由
原核生物特有のオペロン構造が生じる理由をセントラルドグマと関連付けて説明するよいうのは、翻訳の際にオペロン構造をとっていると、すぐに多くのタンパクができる?とかいうことなのでしょうか? また、大腸菌のlacオペロン遺伝発現調節機構で、lacI lacZ lacYの各遺伝子に欠損変が起こった株が表す表現型とは一体どんなものなのでしょうか?
- 締切済み
- 生物学
お礼
すごくわかりやすい回答ありがとうございます! やっと理解できました^^ 本当にありがとうございます!