GFPとアラビノースオペロンの関係性について

このQ&Aのポイント
  • アラビノースオペロンとGFPの関係性は、アラビノースがaraCに結合するとGFPの転写が起こり、GFPが発現する仕組みです。
  • アラビノースオペロンはアラビノースとaraCが結合してaraB、araA、araDを転写し、アラビノースをキシルロース‐5-リン酸に変換する酵素です。
  • GFPとaraBADの転写は同時に起こり、どちらが上流にあるかは不明です。
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GFPとアラビノースオペロンについて

先日学校の実習で大腸菌の形質転換実験を行いました。 アラビノース入りの培地で大腸菌を育て、GFPを発現させるという実験だったのですが、アラビノースオペロンとGFPの関係性がわからずレポートの考察が書けません。 アラビノースオペロンとはアラビノースとaraCが結合してaraB、araA、araDを転写し、それが酵素として働いてアラビノースをキシルロース‐5-リン酸にするというもので、これによりアラビノースをC源として活用するもの。 GFPはaraCにアラビノースが結合するとGFPの転写がおこり、発現する。 上記は二つともあっていますか? もしあっているなら、araBADとGFPの転写は同時におこるのでしょうか。 その場合、GFPとaraBADはどちらが上流にあるのでしょうか。 わかる範囲で結構ですので、どなたか教えてください。 お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rakudasax
  • ベストアンサー率54% (19/35)
回答No.1

大腸菌ですから、学生実験レベルなら、plasmidとして保持させたんですよね? おそらく、アラビノースオペロンを制御するプロモーターの下流に、GFPをおいたplasmidを形質転換したんだと思います。 なので、アラビノースの有無によって、そのプロモーターを制御する事ができます。 つまり、アラビノースがあれば下流のGFPは転写されるし、なければ転写されない。従って、アラビノース添加培地で培養した場合、GFPが発現したという事ではないでしょうか。 参考に。。。

magn0lia
質問者

お礼

すごくわかりやすい回答ありがとうございます! やっと理解できました^^ 本当にありがとうございます!

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