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甲状腺がん発症の等価線量の目安について

下記資料では、甲状腺機能低下のしきい値は甲状腺の等価線量で5Gy(=5,000mSv)と記載されています。 http://kokai-gen.org/information/6_027-1-3.html#2-1 一方、暫定基準における等価線量は50mSv/年と定められています。 この差はどう理解すればよいのでしょうか。 チェルノブイリ事故の後、甲状腺がんを発症した子供たちの等価線量はどのくらいだったのでしょう。 公式なデータや信頼に足る民間のデータを教えていただけないでしょうか。

みんなの回答

  • Willyt
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回答No.2

>700mSv/7Dayなので、甲状腺がんが発症するまでにもっと浴びて5,000mSvに近づいたはずだと理解すればよいのでしょうか。 チェルノブイリではヨウ素の放出がかなり長い時間続いたのであるいはそうかも知れませんね。福島の場合は二度目の水素爆発囲碁はヨウ素の放出は観測されていないようなので、もうヨウ素に関しては心配ないと思われます。

noname#139383
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もう少し正確な情報が知りたいところです。 補足に書きますが、甲状腺がん発症までの閾値の正確な把握は重要だと思っています。

noname#139383
質問者

補足

農作物のI-131については心配ないですね。 しかし海産物、特に海藻類は未だ100Bq/kg以上の検査結果が出ています。 今の暫定基準値はI-131の長期的な汚染は想定されていません。 あくまで大規模な放出は一回こっきりで物理的半減期に従い、減っていくものという前提をもとに設定されています。 引き続き注意が必要だと思っています。

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

5,000mSvというのは積分値で、これ以下ならまず甲状腺癌にはならないだろうという値です。放射線を浴びると人体はそのダメージを修復する機能があり、継続して浴びなければ状況を改善してくれます。ですから、50mSvというのはこれ以下なら何年浴び続けてもそのダメージは蓄積することはなく、修復が間に合う量ですよという意味です。   チェルノブイリの子供が浴びたヨウ素による放射線量は700mSvとされ、これを1週間の間に浴びたことになります。上記の年間許容量の14倍ということになりますね。数千人の子供が甲状腺癌にかかったのは無理もないということになります。

参考URL:
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9511.html
noname#139383
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 50mSv/年と生涯の積分値として5,000mSvの違いということですね。 ちょっとわからない点は、チェルノブイリの子供が浴びた放射線量が700mSvとすると、甲状腺機能低下のしきい値は積分値5,000mSvどころかもっと低い値になるのではないかと思うのですが。 700mSv/7Dayなので、甲状腺がんが発症するまでにもっと浴びて5,000mSvに近づいたはずだと理解すればよいのでしょうか。

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