- ベストアンサー
原子炉への注水は具体的に？
そもそもですが、原子炉格納容器に注水するとはどのようにイメージすればよいのでしょうか。格納容器はそもそも密閉された容器のはずで、そこに上からじゃぶじゃぶ水を注いで、どうやって中の燃料棒を冷やしているのですか？私がイメージするに、上の蓋を少し開けて、例えれば、一升瓶にバケツで上から水をかけて、中に水を入れようとしているようなものでしょうか？実際中に入るのはほんのちょっとで、大部分はこぼれている様な感じでしょうか？どなたかわかりますか？
- amuchan777
- お礼率25% (2/8)
- 防災 ・災害
- 回答数5
- ありがとう数1
- みんなの回答 （5）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
コンクリートポンプ車で水を入れているのは使用済み核燃料プールです。 これはプールというぐらいですから蓋がなく、天井が壊れたところから放水すれば水が入るということです。 原子炉格納容器への注水はタイヤへの空気詰めを想像してみてはどうでしょう？ 内部の圧力が高いのでそれ以上の圧力をかけて水を送り込みます。 もし一升瓶のように口が開いていたら水は入れやすいですが、放射性物質も外にどんどん出てしまいますから困ったことになります。 圧力のあるところにさらに圧力をかけて水を入れますから容器内の圧力はさらに上がります。 このために冷却装置を使って温度を下げて圧力も下げようとしているのですが、これがうまく機能していないということですね。 ベントをすることで圧力が下がりますから水は入れやすくなります。 ただし、放射性物質が外に出てしまうので東京電力本店ではベントの実施に慎重だったわけです。 現在、タイヤのどこかに小さな穴が開いてパンク状態です。 これにポンプで空気を詰めようとしているのですが、詰めたはしから漏れているということになります。 これが高濃度汚染水になります。 圧力容器やプールの容量についてはご自分で探してみてください。 現在私も勉強中です。 不明点があればわかる範囲で補足します。
その他の回答 (4)
- TelNo_00
- ベストアンサー率48% (115/236)
＃４です。 プールが水漏れをしていても不思議ではありません。 今回の原発事故では津波が注目されていますが、地震でも相当な被害が出ていると考えられます。 詳細は今後の検証を待つことになりますが、配管に亀裂もあっただろうと考えています。 冷却機能も一部しか復旧していないようです。 使用済み核燃料についても冷却機能が不可欠です。 燃料棒自体が発熱体ですから使用済みでも発熱を続けます。 冷却機能がダウンすると冷却水の温度が上がり水が蒸発してしまいます。 このため、水漏れしていなくても注水は必要ということになります。 また、プールの冷却水が原子炉本体の冷却水とどこかで一緒になっている可能性もあります。 原子炉本体の冷却水の補充に問題がある場合には、便宜的にプールから水を補充している可能性もあります。
こんなサイトに聞いてないで自分でお調べなさい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
補足
結構詳しく書いてあるんですね。計算すると、1号機で原子炉が約35立米、圧力容器が340立米ぐらいですね。格納容器の圧力抑制室のプール水量は1750立米と書いてありますね。
仰る通りです。圧力容器には蒸気を作るための注水口と排出口がありそこから炉心を冷やす為の水を入れていますから、入れれば溢れますよね。溢れた水には放射能が一杯有ります。零れた水は下の格納容器に溜まり又それが溢れてタービン建屋や圧力抑制に溜まっています。その汚染された水を外のプールに送水していますが、それさえ溢れかけています。今の状態は冷却水を入れれば入れただけ放射能を持った水が出来て、それを処分する方策がないといった状態です。冷却に失敗しメルトダウンが起き水素爆発で放射性物質が又大量に空中にばら撒かれ、チェリノブイリ原発事故以上の被害が日本全土に及ぶ可能性が有ります。
補足
No1,No2さん、ありがとうございます。お二人のニュアンス違いますね。報道で知る限り、圧力容器の水位は低いので、溢れるほど水を入れることは出来ていないと思うのですが。コンクリートポンプ車で毎時10トン近い水を入れていますが、ノズルの先端は容器に接続されているのでしょうか？数十メートル上から水をかけて、運よく注水口や開けたバルブのところから入った水で冷やしているのでしょうか？すべて注水できていれば、相当早い時期に穴が開いているのがわかったはずでしょうから。ほとんどの水は格納容器の外壁を洗い流している様な状態をイメージするのですが。そもそも圧力容器の容量は何立米あるのでしょうか？
- opechorse
- ベストアンサー率23% (435/1855)
マックシェイクを想像してください ストローから水をがんがん入れているけど カップに水がたまらないのが、今の状態です なので、底が抜けた(メルトダウン、メルトスルー)と考えているのです ちゃんと言うと 圧力容器自体には、いろいろな配管が通っていて バルブで密閉してるような感じなので たとえば、ベントとして最上部のバルブを開けるとか 冷却として、水配管につながっている消火系とかのバルブを開けて 水を入れるとかしています 本来は、いつか一杯になるのにならないからおかしいということです
関連するQ&A
- 現在の注水（放水？）作業について
いまの注水（放水）作業は、使用済み燃料棒プールに水を溜め（または冷やし）、原子炉か格納容器かを冷やそうとしているのだと思いますが、具体的に水をどこにどのようにしようとしているのですか？ プールに水を溜めるのは建屋の天井がなければできそうな気がするのでわかります。 しかし、格納容器の中に水を注入したり、ましてや原子炉に水を注入することなど、建屋の外からできることなのですか？格納容器にしろ、原子炉にしろ、密閉されているのではないんですか？
- ベストアンサー
- 防災 ・災害
- 福島原発の放水について
原子炉格納容器を冷やす手段として放水を行なっていますが、原子炉の模式図では原子炉格納容器、原子炉圧力容器とも、ほとんど密閉状態のようです。－－が、放水により核燃料棒の水位が上下しています。いったいどこから原子炉格納容器内（または原子炉圧力容器）に注水しているのですか？。電気系統が使用できないので貯水タンクからの注水は不可能だとすると、ただ原子炉格納容器の上から全体を冷やしているだけでしょうか？。「核燃料棒の水位が上下」ということからすると原子炉本体の中に注水とも取れるのですが－－(まさか？！)。それとも抑制室全体を水で満杯にしているのでしょうか？。でもコレだけ注水してまだ満水にならないとすると、抑制室のどこかに穴が開いているとか？。使用済み核燃料棒プールの注水は理解できます、多分蓋がないから直接注入できる。
- 締切済み
- ニュース・時事問題
- 原子炉へ注水した水はどうなるのですか？
4月11日、東日本大地震の余震による停電のため、福島第一原発１～3号機炉心への注水が約50分間中断！燃料棒溶融に影響か？との報道がありました。 各炉心へ1時間に6～７トンを注水しているそうです。こんな大量に連続注水され水は原子炉内でどう変化して、どこへいくのでしょうか？ それとも１～4号機使用済み燃料プールへの注水の誤報でしょうか？燃料プールなら50分くらいで燃料棒の頭が出るとは思えませんが？シロウトにも分かりやすい答えをお願いします。
- 締切済み
- 自然環境・エネルギー
- 福島原発 格納容器への海水注水について
福島原発で自衛隊や消防が使用済み燃料貯蔵プールに放水をしていますが、緊急停止した格納容器への海水注水のポンプはどのようにして行われているのでしょうか。 東京消防丁が連結して海水を特殊消防車で放水しているのは報道されていますが、１～３号炉の格納容器への海水注入はポンプで行っているといわれていますが、詳しいことはわかりません。 消防等の通常のポンプ車でホースを１００ｍくらい伸ばして注水しているのでしょうか。 密閉され高温の熱源がある格納容器に注入し続けているわけですから（熱交換機への注水ではなく）格納容器内の圧力は相当なものでしょうから、完全に漏れないようにホースをつなぎ加圧して送り込まなければならないのでしょうが 詳しいことはわかりません。 また 1週間くらい連続で注水をし続けているのであれば格納容器の容量を超えているはずですがどれくらい注水したのでしょうか。 その操作は原子炉のすぐ近くですから相当の放射線量がある環境で作業員がいるのでしょうか。 格納容器への冷却は海水注入だけ分からないので教えてください。
- ベストアンサー
- 防災 ・災害
- 原子炉に注入された水はどこに行く？
燃料棒の自然崩壊熱を冷却するために、原子炉内へ海水（今は真水？）が何トンも注入されていますね。燃料棒の熱を奪った後の水はどうなっているのでしょうか？原子炉は密閉系ですから海水を入れ続けることは不可能です。高温の海水は塩分や酸素を含んでいるので、原子炉や計測器用のパイプなどの溶接部分が急速に腐食し、ひび割れ（早く言えば海水による赤さび腐食）が発生しやすいです。燃料ペレット接触し高濃度の放射性物質を含んだ海水を、まさか海へ垂れ流し？池にためる？水蒸気で放出？ひび割れから漏れている？原子炉ヘの熱や物の出入りは分りやすいのでは？MOX燃料ではプルトニウムも溶けだしますね。水を注入して冷やすのは緊急処置ですが、その注入された水はどこに？
- ベストアンサー
- ニュース・時事問題
- 原子炉を海水で満たせば安全な状態になる？
枝野長官会見（１２日午後８時４０分） －－爆発的なものがみられたが、原子炉への影響はまったくなかったのか 「格納容器の中に原子炉がある。その格納容器自体の損傷が認められないということなので、そういうことだ」 －－建屋の崩壊は原子炉から放射能物質がもれることにつながる可能性は高まるか 「もちろん、建屋がないよりは、ある方が安全性は高いことは間違いない。だからこそ、早急にそのリスクを低下させるために、硼酸を利用することと同時に、海水を満たす、容器を海水で満たすという対応策を判断したものだ」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000799-san-pol 原子炉を海水で満たせば安全な状態になるんでしょうか。 海水がすぐ熱せられるのではないでしょうか。
- ベストアンサー
- 科学
- 福島 ２号炉 核燃料の位置と汚染水の水面
福島原発の２号炉の核燃料は地表からどれくらいの高さにあるのでしょうか？ もし、燃料棒の位置の中心が今いっぱいになっている汚染水の水面と同じくらいなら 汚染水を抜いてしまうと核燃料が空気中に露出して 再び溶け出すのではないかと思いますが、 そんな心配は無いのでしょうか？ また、水が無くなったら中性子が飛び出してくるようなことは無いのでしょうか？ それとも、汚染水を抜いても、水は原子炉の圧力容器や格納容器の中に必要量が 確保され続けるのでしょうか？ お分かりの方、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- ニュース・時事問題
- 「原子炉への注水」水漏れの考察・福島第一原発
・ ・ ・ テレビを見ていると、原子炉へ供給された「水」に関して 東電、学者、専門家の方々の多くは、 「何処かから、漏れている様だ」と言っておられます そこで、「原子炉への注水量」から どの程度の水が、漏れているか、推測してみた 東電の方々、学者の方々、専門家の方々に 計算ミス、仮説のミス、などの「チェック」をお願いします 「推測結果」 福島第一原発第三号機では 3月13日から3月28日まで 「10000 ton」程の水が漏れた １時間当たり、「28 ton」程の水が漏れた 「結論」 福島第一原発第三号機では １時間当たり、「28 ton」程の水が漏れた事から 3月13日以後 原子炉に関して 「核分裂・止める」「崩壊熱・冷やす」「閉じ込める」に関して 「閉じ込める」は、「１００% 失敗していた」と考えるべきだろうか・・・ 福島第一原発第一号機、第二号機でも 「閉じ込める」は、「１００% 失敗していた」と考えるべきだろうか・・・ 「推測過程」 例えば、福島第一原発第三号機 3月13日から3月28日までの「15日間の崩壊熱」は 京都大学原子炉実験所のデータで推定すると「300 万kW・時」です この値は、他のホームページを参考にした時に比べて かなり、「控えめな値」と思います 注水すべき量は 最小 4092ton 最大 28846ton です 「4092ton」のケースは、すべて、水蒸気になる場合です 燃料棒を水で浸すためには、 「10000 ton」程度の水が必要・・・と仮定します 下記の投稿を参照方 http://okwave.jp/qa/q6627396.html http://okwave.jp/qa/q6622313.html http://okwave.jp/qa/q6622257.html 福島第一原発第二号機の漏れ 東電・設備の概要のデータから －－－ 第三号機とほぼ、同じと思われる ・ ・ ・
- ベストアンサー
- ニュース・時事問題
お礼
なるほど、コンクリートポンプ車で水を入れているのは使用済み核燃料プールだったんですね。合点がいきました。ありがとうございました。ただ、いまだに入れ続けているということは、このプールも水漏れを起こしているんですよね。注水と汚染水処理は相当な期間続くということですね・・・。