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「この上なく」という表現
日本語の表現についての質問です。「この上ない喜び」のように、「最高の」という意味で「この上ない」という表現が用いられることがありますが、これを「この上なく喜んでいます」のように「この上なく」という形で用いても問題ありませんでしょうか。この用法が正しいかどうかご存知の方、お教えいただければ幸いです。よろしくお願いします。
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専門家ではありませんが、思うところを書かせて頂きます。 >これを「この上なく喜んでいます」のように 「この上なく」という修飾方法に誤りはありません(修飾方法は存在します)が、「この上なく喜んでいます。」という表現には些か疑問が残ります。 経験上、「この上なく」の後には形容詞・副詞(~い)を用いる場合が多かったせいでしょうか・・。 今回の例の場合、喜んでいる様を表現するならば 「この上ない喜びに存じます。」 などのように使います。 「この上なく」を使用するならば 「この上なく嬉しいです。」 などのように使うのではないでしょうか。
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- cxe28284
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「この上なく」は「この上ない」という形容詞の連用形なので、「喜んでいる」を、 修飾することはできます。 使う時は「ご無事をこの上もなく喜んでおります」とする方がいいでしょう。 も~係助詞 感動強調 ただよく使われるのは、「初孫の誕生は私にとってこの上ない喜びです。」 等の用法です。
お礼
ご回答ありがとうございます。一般的な用法についても、大変参考になりました。
- gldfish
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副詞的に使うのは、よく見られる使い方です。場合によっては「とても」に置き換えられるます。 例: あなたをこの上なく愛している。 この上なく晴れ渡った空 ただ、かなり古臭くかしこまった表現なので、使う状況によっては違和感があります。会話、メール等の日常のやりとりでは(相手が例え仕事の上司でも)あまり使われないかもしれません。 冠婚葬祭(招待状など)の手紙、開会・閉会宣言のスピーチ・・・のような儀礼的な場や、文学などでは用いられたりします。
お礼
ご回答ありがとうございます。使う状況についてのご説明もありがとうございました。とても参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。「この上なく」についてだけでなく「喜んでいます」と続けた場合についてもご説明いただき、大変参考になりました。