• ベストアンサー

燃料プールはなんであんなの

hotmail55の回答

  • hotmail55
  • ベストアンサー率50% (69/136)
回答No.3

http://isomers.ismr.us/isomers2011/Spent-fuel-pool.htm にあるように、アメリカでもプールが原子炉のすぐ横にあります。 プールがすぐ横にある理由は、原子炉の定期点検をするとき、原子炉から燃料棒を取り出して一時保管するには、すぐ横にあるのが便利だからです。 日本では13か月に一度2か月から3か月の定期点検をやっています。その間、原子炉の中は空にする必要があり、燃料棒を取り出すのですが、燃料棒は非常に危険なため、直ぐに水中へ入れる必要があるのです。使用前の燃料よりも、使用後、または、使用中の燃料棒のほうが危険です。理由は、ウランが核反応する過程で、揮発性のヨウ素やセシウムができたり、または、プルトニウムのような放射毒性の強い物質ができるからです。発熱の度合いも高いのです。使用前の燃料棒はほとんど核分裂反応が起こっていず、発熱はあまりないのですが、使用済み燃料は元々高温であり、そこへ崩壊熱を持った核分裂生成物が多くたまっているので、発熱の度合いが高いのです。こんなものを、いちいち原子炉建屋外へ運び出すのは大変なので、同じ建屋内に保管することを選んでいるわけです。また、保管は一応一時的なものなので、ふたも用意されていないのです。ふたぐらいはあってもいいと思うのですが。

関連するQ&A

  • 原発の保管プールの燃料棒が溶けたらどうなりますか?

    現在、福島原発の3号機と4号機に空から水を投下していますが、燃料棒をすべて水に沈めるには1日に約600tの水が必要だと言っていました。 現在は、3号機だけ優先に水を投下していますが、これが現在水温が上昇傾向の4号機、5、6号機と連鎖した場合、注水作業が追いつかないのではと心配です。 そこで、もしも、保管プールの中の水が無くなってしまい、燃料棒がむき出しになり溶け出してしまったら、一体どのようなことが想定されるのか教えて頂けませんか? また、そうなる可能性は、現段階でどのくらいあると思われるでしょうか? また、最悪の場合は、どのくらいの範囲で影響が出るのでしょうか? あまり、このようなことを報道もしてくれないので、良くわからない状況です。 お詳しい方は、ぜひ想定される範囲で結構ですので教えてください。

  • 被覆菅、制御棒、燃料棒そして注水で再臨界の可能性?

    福島原発1号炉での状況についてです。 まず、制御棒が働き、臨界は停止した。 しかし。全電源喪失により冷却機能を喪失。 崩壊熱により、温度上昇で、燃料棒のジルコニウム被覆菅(融点1850℃)が溶け始める。 水素発生で、水素爆発。 次に、さらなる温度上昇で、制御棒(βボロン融点2180℃、ハフニウム融点2222℃)の溶融あるいは損壊が起こる。 さらに、ウラン燃料の溶融(融点2850℃)で、ペレットの一部溶融まで進む。このとき、プルニウムとストロンチウムが溶ける。 ここで、海水注入をし。燃料棒を冷却し始めた。 一旦は、制御棒で臨界は止めたはずなのだが、制御棒の方が融点が低いため制御棒が脱落あるいは損傷し、制御機能を一部喪失、燃料棒の間で、再臨界が起きた。 つまり注入した海水が減速材として作用した。 Cl38検出とも符号する。 中性子捕獲のためホウ素の注入をし始めたこととも符号する。 結論として、一旦確かに臨界は止まったが、制御棒の脱落により再臨界状態になっている。 今も、ホウ素いれているのもそのためではないか? 制御棒の融点を調べていて、このようなシナリオが思い浮かびました。 制御棒で臨界は停止しているから大丈夫という専門家の話を信じたいのですが、ふと疑問に思い質問します。 宜しくお願いします。 杞憂であればと思います。

  • 福島原発に関して教えて下さい。

    福島原発に関して教えて下さい。 4号機の使用済核燃料棒を入れているプールは密閉されてなっておらず剥き出しになっているのでしょうか? また建屋が吹き飛んだ1号機と3号機には号機同様のプールはなかったのですか? あったら使用済み核燃料棒ごと吹っ飛んでしまいますよね。 今回の東電説明、なんかしっくりけないので教えて下さい。

  • 燃料プールの冷却に氷は使えないのでしょうか?

     福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの水温が90度に達しているとのこと。冷却用に氷を投入することは出来ないのでしょうか。投入する水量を上げると汚染水の漏洩量も増えるので、投入量を抑制しているとも報道されていました。単なる水の投入と比べて同じ量での冷却効果は相当に期待出来るはずです。  今、投入に利用している特殊ポンプ車は、本来、生コンを圧送するものなので、水とクラッシュアイスを混ぜたものなら簡単に送れるのではと思います。固体の投入で燃料棒を破損する危険があるなら、ホースの先にメッシュのカゴをつけて分散する等の工夫で対処出来るのでは?報道されているプールの水の採取風景を見る限り、工夫次第とも思いますが如何でしょう?

  • 原子力発電所:燃料プールの耐震基準について

    今回の福島第一原発事故を機に、 炉心溶融の危険性はもちろんですが、最も危惧すべきは燃料プール倒壊であると私は考えています。 「首都圏3000万人避難」という想定は、余震による燃料プールの倒壊を意図していたということから。 原発事故を機にリラッキングの申請が保安院に却下されたことからも類推されます。 日本の原発の耐震基準は、フランスの耐震基準より遥に厳しいと考えていますが、それは燃料プールの耐震基準も含めてでしょうか? お詳しい方がいらっしゃれば、ご教授いただければと思います。 よろしくお願いします。

  • 福島原発4号機プール倒壊の影響

    は、どんなもんになるんでしょうか。 支持構造が破壊され、補強によって形骸を保っている福島第一の4号機燃料プールですが、これが倒壊して核燃料が地面又は下部支持構造の隙間などに落下した場合、核燃料は冷却不能となり、崩壊熱によって温度上昇、継続的な火災発生、放射性物質の飛散、敷地内の著しい放射線量の増大、打つ手無く終局的に関係者総員退避、1号機から6号機まで順次冷却不調となり、暴走溶融爆発。 政府予想に寄れば170Km圏内が強制避難、250Km圏内で避難勧告のそうですが、4号機プール倒壊によってどこまで進展するのでしょうか。 或いは倒壊せずともプールの崩壊による水抜け、干上がりでも同様な結果になりますか。 1号から3号までの炉内で昨年発生したのに似た現象が、4号機の炉外で大気に直接触れて発生する大惨事になるわけですよね? 放水車で放水も、散乱した全核燃料の冷却は困難と思われ、事態は破局を迎えるのでは? それとも大したことにはならないのですか?

  • 福島第一原発の4号機と5号機と6号機について

    福島第一原発の4号機と5号機と6号機は定期点検中でした。 それなのに、15日あたりに使用済みの燃料棒の温度が少しずつ上昇しました。 その理由は何だったのでしょうか? テレビを見ていても理由については触れていなくて気になっています。 原発には無知なのですが以下のように予想してみました。 (1)使用済みの燃料棒のためのプールにも常に水をポンプで送って冷却を続けないといけないのに、途中でポンプか電源が壊れた。 (2)プールは通常は一定温度に保たれているのだが、1~3号機のいずれかで発生した中性子が飛んできて、核分裂が起こって水温が上がった。 どちらかが合っているでしょうか?それとも全く違うのでしょうか? 原発に詳しい方、あるいは テレビ、新聞、インターネットなどの情報でも、 ご存知でしたら教えていただけないでしょうか?

  • 原子炉外に使用済み燃料、共用プールにあと6400本

    使用済み燃料、共用プールにあと6400本 「東京電力福島第一原発には、6基ある原子炉建屋の使用済み燃料プールとは別に、約6400本もの使用済み燃料を貯蔵した共用プールがあり、津波で冷却装置が故障したまま、水温や水位の変化を把握できなくなっていることが、17日わかった。  すでに数年以上かけて冷却されているため、ただちに爆発する危険は少ないとみられるが、政府と東電でつくる福島原発事故対策統合本部は、共用プールへの対応も迫られている。  共用プールは、4号機の西約50メートルの建物内にあり、縦29メートル、横12メートル、深さ11メートル。使用済み燃料を6840本収容できる。現在、1~6号機の原子炉建屋のプールに保管されている燃料集合体の1・4倍にあたる6375本が貯蔵されている。  東電によると、10日までは水温が30度に保たれていたが、11日の地震後、水温や水位も測定できなくなった。プールへの給水は自動的に行われているとみられるが、その水から熱をとるための冷却システムは故障しており、十分な冷却はできていないとみられる。爆発事故を起こした3号機、4号機に近いため周囲の放射線量が多く、状況を把握できていないという。」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000021-yom-sci これに水を入れるのは比較的簡単な筈なのに、どうしてしないのか? 巨大プールなので毎日数百トンは入れないと冷却できない筈。

  • 福島3号機の爆発

    ガンダーセン博士が、福島3号機の爆発は、燃料プール(格納容器ではない)の核燃料の核爆発説を唱えています。 http://www.youtube.com/watch?v=_1DjDc6FnhM 3号機の燃料プールがなくなり、水素ガスが発生。 これが引火して水素爆発を引き起こした。 このとき、燃料が移動し(爆縮を意味しているのか?)、 核爆発が起こった。 燃料プールは上のみ開いているので、爆風は上に行った。 煙が黒っぽいのは、ウランや、プルトニウム、を含んでいるかららしい。 爆発の落下物の中には、核燃料棒が含まれているのが見える。 そして、核燃料棒は何マイルも飛ばされた。 事実なら、かなり恐ろしいことですね。 やはし、3号機の爆発は核爆発だったのでしょうか?

  • 1・3号機爆発したときの原発構造図が現在と違うのは

     福島第一原発の1・3号機爆発したときに原発保安員がマスコミに説明した原発構造図には、 使用済み燃料保管プールの存在が描かれていませんでした。 そして地震発生四日後、当時点検中であった4号機から水蒸気があがってはじめて、使用済み 燃料保管プールの存在をマスコミに説明していました。(このときにはじめて原発構造図に存在が 表示されたように思います。)  アメリカでは1・3号機爆発し、建屋の屋根が吹っ飛んだとき、放射線を遮蔽するものを失い、 むき出しとなった使用済み燃料保管プールの危険性が専門家によって指摘されていたと思います。  しかし国内では政府の原子力保安員や東京電力、テレビで解説する専門家、誰一人として 使用済み燃料保管プールが表示された原発構造図を用いていなかったし、危険性すら説明してなかったように思えます。 政府やマスコミは、白昼の下むきだしとなった使用済み燃料保管プールの危険性を認識できなかったのでしょうか。または、認識できていたが意図的に情報統制をして国民の目を欺いたのでしょうか。