遺伝子組み換え作物について知っておくべきこと

このQ&Aのポイント
  • 遺伝子組み換え作物の安全性と危険性を一般の人に分かりやすく説明することは重要ですが、それには科学的な知識だけでなく、情報の偏りや不安の根源にも言及するべきです。
  • 遺伝子組み換え作物は一部の専門家からは安全視されていますが、メディアの報道によって一般の人には危険なイメージが広まってしまっています。
  • また、遺伝子組み換え作物の可能性として、飢餓問題の解決に役立つという議論もあります。GM作物について理解を深めるためには、専門家の意見や理由を比較することも重要です。
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GM作物について一般の人に説明したい。

現在大学生で、農学部に所属しており、分子生物学、遺伝学、細胞生物学などを教わっています。 僕は遺伝子組み換え作物の安全性、危険性について、科学的な知識のない一般の人にも分かりやすく説明して、もっと正確に遺伝子組み換え食品について理解してほしいと切望しているのですが、 僕自身がまだ深く理解していないこと、上手く噛み砕いて説明するのが苦手であることから、なかなか説明することができません。 そこで、次の事柄を盛り込んで、どのように一般の人に説明すればよいと思いますか?? 僕自身があまり理解していないのを批判されるかもしれませんが、どうか優しい目でご協力お願いいたします。 論点は、一般の人が遺伝子組み換え作物を危険に思っているのは、客観的事実や根拠からではなく、漠然とした不安からではなかろうかということを特に強調したいです。(かといって安全だという側の立場に偏った説明でもない) 「盛り込みたい事柄」 「安心=安全、不安=危険ではないということ。それを多くの人がはき違えていること」 「実際に完全に安全な作物はなく、遺伝子組み換え作物の安全性危険性は、私たちが安心して食べている作物と同程度に安全なものかという相対的議論が必要であること」 「虫には毒素となるが、人にはその受容体がない物質を生産できるようになった作物の話(Bt毒素の話)」 「実際には専門家の多くは遺伝子組み換え作物を大まかには安全と思っているが、メディアは一部の遺伝子組み換え作物を危惧する専門家により着目し、そちらの意見に偏って注意喚起を促すような報道をするので、一般の人に情報が届くころには、より危険なイメージを増大させてしまうこと」 「食糧危機、飢餓に苦しむ国では、作物が遠い未来に及ぼすかもしれない健康被害よりは、GM作物によって、多収量が実現すれば、とりあえず飢餓問題は解消されるという議論も重要であること」 「GMを危険だという専門家はどういう理由で危険と思っていて、安全だという専門家は、どういう理由で安全だと思っているのか」 とくに最後の事項について、分かりやすく理解できるようなものに仕上げたいです。(ここは僕自身も理解したいです) よろしくお願いします。また、すでに一般の人向けにそういう事項について説明しているサイトがあれば教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • negigi
  • ベストアンサー率60% (86/142)
回答No.1

組み換え・・・^^; とりあえずサイトを http://www.cbijapan.com/ Q&Aがわかりやすいです。 あと、一般向けですと、このあたりでしょうか http://yoshibero.at.webry.info/ 不安の根底にあるのは、添加物拒否などと同様にゼロリスク信仰やらでしょう。ただ、私も、どう一般人に説明すればきちんと伝わるかは、よくわからないです。漠然とした不安は、理論やデータでは、なかなかぬぐえませんね。私も、一般の人に説明する機会がありましたが、受け入れられない人はどこまで細かく説明しても、「でも、やっぱり・・・」って感じで、シャットアウトされちゃいます。 「食糧危機、飢餓に苦しむ国では・・・」なんてのも、現在の日本には当てはまらない以上、日本国内でGM作物を流通させることに嫌悪感を感じる人はいるでしょう。発展途上国を利用して人体実験しているに違いない、と何かの陰謀のように考えてしまう困ッタチャンもいるかもしれません。 本質的には品種改良と変わらないのですが(品種改良よりも効率的で安全だとは思うのですが)、外来遺伝子が導入されているというだけで、拒否感を示す人もいます。

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