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東日本大震災前の魚介類の放射性物質の量は?

いつもご丁寧な回答をありがとうございます。  現在、東北地方を中心に、魚介類から放射性物質が検出されています。驚いたことに、日本では魚介類における放射性物質の環境基準が設定されていなかったのですね。  ところで、この震災前は、魚介類には放射性のヨウ素や、セシウムなどは検出されていたのでしょうか。  原発周辺では調査していたと思いますが、公開されてこなかったのでしょうか。  自然界にも放射性物質は存在していて、常にごく微量の被爆はしていると聞きましたが、原発で化学的に発生した放射性物質はさすがに気色悪いです。たとえ、ただちに健康には影響が無くとも。 教えてください。お願いします。

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  • NM77
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回答No.1

こんばんわ。 放射性ヨウソやセシウムは原発で発生し、流れ出たものなので、事故が起こる前の海産物にほぼ含まれていないと 思います。 過去には原発からの排出物に規制がなく、周辺の住民が被害にあったという例もありますが、 現在は原発から排出物にも規制がありますし、核実験も以前ほど行われておりませんので、 もし検査をしていたとしても検出出来るほどの量は含まれていないと思います。 もともと、海産物は野菜や水と違い、取れてから口に入るまで時間がかかるので、 万が一放射性物質が含まれていても、半減期の関係でその間に減少するというのが基準値のない理由のようです。 放射性ヨウソの半減期の短さを考慮すると、水よりも野菜、野菜よりも魚の方の基準値を高く設定すると いう流れになるのが科学的に妥当な流れになりそうですが、これが一般の人に受け入れられるかは 政府の発表のまずさと信頼度の低さから、微妙な所だと感じます。 原子力工学などは非常に専門性が高いので、大学院まで物理学をした方でも判断がつかないそうです。 健康にただちに影響がないと聞くと、「すぐには影響は ないが、 長く続けていくと影響がある」とも 解釈できるので、非常に悩ましい所ですが、科学者に言わせるとそれが科学の良心みたいですね。

Chown
質問者

お礼

NM77 さん、ご回答ありがとうございます。とてもご丁寧で大変よくわかりました。  これから、放射能の汚染が明らかにされていくのですね。たとえ日本がごまかそうとしようが、海外がそれを許しませんね。  世界で今、一番安穏としているのはわが国かも知れません。

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