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アークを出すとエンジンウェルダーがエンストする
無負荷では、エンジンウェルダーのエンジンが快調に運転しているのですが、溶接のアークを発生すると、エンジン回転速度が急にダウンして、エンストしてしまいます。 原因は何で、点検(修理)する部分は、どの部分になりますでしょうか。 なお、ウエルダーは、新ダイワ工業のEW130型です。 よろしくお願いいたします。
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多分ガバナーの故障と思われます。ガバナーとは調速機のことです。当該機種の詳細はわかりませんので一般的な小型エンジンウエルだーについて記載します。小型のガソリンエンジンのタイプのものでは、キャブレターのところにエンジン部分から出ているレバーある場合が多いのですが、このレバーはエンジン回転が落ちるとスロットルを開ける方向に動(内部にフライウエイトを使った機構がある)くようになっていて、電機負荷が掛かってエンジン回転が落ちるとスロットルを開けるようになっています。また、電気式のものではアークの発生を電流で検知し、スロットルバルブをマグネットで開くようになっているものもあります。いずれの場合でもガソリンエンジンの場合はキャブレター付近にガバナーのレバーやマグネットがありますので、これらの間のリンクやスプリングに外れたものがないか点検してみてください。また機械式のガバナーでごく簡便なものでは、負荷が掛かったときの回転数を決めるレバー(手動で動かせる)がある場合があり、蝶ネジで固定されている場合があります。このネジが緩んでしまうと、負荷が掛かったときに回転数を上げることができずエンストする場合もあります。
お礼
早速のご教示をありがとうございます。 二通りの方式のうち、リンクやスプリングがありましたから、どうやら機械式のようです。 その部分を点検したのですが、スプリングなどが外れている様子はありませんでしたが、弱い張力で動くスプリングがあるようなので、その周辺を含めてCRCを吹き付けてみました。 その結果、正常に動くようになりました。 CRCが機械的な動きを円滑にしてくれたからか、偶然なのかはわかりませんが、おかげさまで点検ポイントが解りました。 これで様子を見たいと思います。 ご親切にありがとうございました。