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「老い」の受け取り方の違い

最近、中野孝次氏の「閑のある生き方」という本を読みました。金だけではなく、時間をもつという事のありがたさを説いておられ、いろいろと教えられました。人生から不要なものを取り除くことが大切で、老年というものは自分の時間をとり戻せる素晴らしい時期だということが書いてありました。このような話を身のまわりの女性にした所、彼女ら(30~40代くらい)にとっては「如何に老いを遠ざけるか、年寄りくさい考え方を遠ざけるか」が重要であり、老いる事はあくまでも絶対的なマイナスであると考えているような印象を受けました。そこで、やや荒唐無稽で不勉強を曝すようで恥ずかしいのですが、このような問題について、考え方に根本的な性差があるのか知りたくなりました。 1. 一般に、(人間が)枯れるということを肯定的にとらえる考え方は、女性より男性に多く見られる(叉は見られた)ものである。 2. 1が正だった場合、そのような考え方は、人類の約半分にしか通用しない、不十分なものである。 うまく質問できたかもどかしいのですが、決して性差別を強調しようなどというものではありません。私はこのような設問によって、自分が影響された考え方を検証しようとしているのだと思います。よろしくお願いします。

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noname#118466
noname#118466
回答No.1

直接的な回答にならないかも知れませんが、二つの考え方の良し悪し、比較等はあまり意味がないのでは・・・ 人生50年の時代、万年ゼロ成長といってもよい時代には老人は邪魔者であり、早く若い人にバトンタッチをして、精神的にゆとりのある(物質的ではなく)引退生活を送るのが善しとされたと思います。 現代は人生80年となり引退後と現役時代の自由に使える時間が同じか逆転しています。又個人差はあるものの金銭的にも昔より恵まれています。このような時代にあっては、昔のように隠遁生活ではなく、第二の人生を如何に豊かに過ごすかが大事になります。この点で女性の意見は正しいと思います。つまり、如何に枯れた老後を送るかではなく 如何に老いを遠ざけ第二の人生をエンジョイするかです。 現役時代の生き方は生きるための妥協であり、OBになって 初めて自分が本当にやりたかったことに取り組めると考える人はたくさんいます。語学留学、学校の先生(教授)、 スポーツ選手(年齢別日本、世界大会に参加など)、農業 等に従事している知人がいます。 少なくともOBになれば、義理人情や稼ぐために自己を殺す生活とはお別れしたいものです。中野氏の説いていることと女性たちの意見は表現こそ違え同じ事を言っているような気がします。

noname#4915
質問者

お礼

はやばやと御意見ありがとうございました。 幾つかの疑問を整理しないまま投げかけた結果、ごらんのような幼稚な設問になりました。「表現こそ違え同じ事を言っている」は私の宿題です。謝謝。

その他の回答 (1)

回答No.2

1、同感です。父親等男性が枯れる(=不要なものを取り除く)事を肯定する意見を聞くことはあっても、自分自身が枯れる事を肯定する女性の意見は聞いたことが無い様に思います。 2、私も男なので、makunoshitaさんと同様、この問題についてもっと年配の女性を含めた多くの女性の意見を是非聞いてみたいものです。 そして、もし殆どの女性がそう考え、性差があるならば、私は「不十分」な考え方と思うより、それぞれの考え方が並存するのだと思い、うまく調和(?)できる方法を考えていきたいと思います。 少なくとも「青春とは心の若さである」(サムエル・ウルマン)というような世界観に逆戻りしたくないと思っています。

noname#4915
質問者

お礼

返答ありがとうございました。 現代社会では心の青春ばかりでなく、美容外科等で体の青春までも長引かせようという風潮がさかんですね。行く末には何があるのでしょうね? どうも、質問を出すジャンルを間違えたような気がします。これは、「哲学」または「メンタルヘスル」にだすべきものだったかもしれませんね。いったん質問を打ち切らせて頂きます。皆様ありがとうございました。

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