バックハンドドライブ

質問

私のバックハンドドライブはいまいち安定感がありません。
威力はしっかりあるのですが、どうやったら安定したバックハンドドライブができるようになるのでしょうか。

回答No.2

kk-t · ベストアンサー

いいですよね。バックハンドドライブ。
インパクトのタイミングを意識して調整されてみてはいかがでしょうか？

威力はしっかりあると実感しているということは、今のあなたの技のラインナップの中でも有効に使えるものとして意識しているのだと思います。
この場合、少しタイミングは早すぎるか大振りの傾向になっている可能性があります。

私自身がそうだったのですが、フォアハンドドライブを打つときに割と前で打ってしまう…ボールがバウンドして頂点に達したところを叩く基本形が染みついていたため、強い球を打ちだそうと意識するとスイングが速くなるために必然的に頂点前でドライブを打ってしまっていました。
テニスの伊達選手ならライジングボールですが、卓球だとこのレスポンスの違い程度ではほとんど攻撃効果がないのが現実です。またミスショットになることもしばしばでした。
で、師匠が変わってから「もっと引きつけて打つように」と言われて、あせらず手元までボールを引きつけてから打つように（落下後を狙うように）練習しました。

ただ、「ボールを引きつけて打つ」というのは卓球台から離れて大きなスイングで遠投のようなドライブの応酬をすることとは別個のテクニックです。
仮に上記を遠投ドライブと呼称しますが、これは体全体を使った大きなスイングでラケットを振り上げている動作のなかにボールが吸い込まれるようにやってきて打ち返されるイメージに近いと思います。

これに対して「引きつけて打つ」というのは、打つタイミングの話でありドライブのモーション自体の変化ではないのです。
あくまでドライブスマッシュのように素早くコンパクトなスイングを心掛け、引きつけたボールにラケットが当たる瞬間（インパクト）に最大速が出るようにします。
大きく振りかぶらないということはモーションでタイミングを計る（アタリをつける）ことをしないため、少々難易度も上がります。
これが私には染みついてしまった頂点ドライブの呪縛から逃れられなくてとても難しかったのですが、上手くいったときには驚くほど粘りのある力強い球が返ったという実感がありました。また、自分の体から発せされたエネルギーが球に乗るということを体で感じることができました。

エネルギーが球に乗るということは「インパクトのエネルギー＝自分の持っている筋力が球の威力に変換された」ということです。つまり、単純な破壊力という意味においては体を鍛えない限りはこれ以上は望めない限界点が分かる一撃でもあります。
体の出来上がっていない私には宝の持ち腐れとなるテクニックを教えてくれた恩師は練習後に「まだまだ体が全然できていない。」とアドバイスをくれました。
筋力の必要なテクニックを教えることで、逆に基礎体力や筋トレの重要性を教えてくれたんですね。

と、思い出はともかく。
バックハンドの場合手元の距離感が非常にとりずらいので、特にタイミングは難しいと思います。
ラリーなどの状態から…
「少し引きつけることを意識して（体にぶつかるくらいまで待ってみる）、力を抜いて軽く素早く振り抜く」
をゆっくり練習して、
「力を抜いている割には、切れのある球が返ったな」
という一発が出るのを試し続けて、コツとタイミングを体で覚えます。

覚えたら距離を少し伸ばして引きつけます（当然、その分だけ球も落下するので下から振り上げるようになります）
引きつけるタイミングが後ろにズレるほど大振りになりますが、あるタイミングを超えると力が乗らないというか、球を引っ張り上げることにエネルギーを注ぐことになり前に向かって打ち込む力が減ってゆくことになります。
これらのタイミング幅のなかでご自身のベストショットを見つけるのが今の自分の筋力とテクニックに見合ったものだと思います。

バックハンドドライブの場合、手首のスナップと腕の振り伸ばし、足の屈伸など体の各機関の一連の動きも含めてインパクトの瞬間一か所に力を集中するのは結構難しいですよね。
単純に球を引きつけるタイミングだけでなく体の総合的な瞬発力にもバランスが求められるため、結果として威力がありつつも安定感のある球を打つのが難しいのかなと思います。
筋トレなどで体を鍛えるとまたベストポイントが変わってくると思いますので、常にご自身の体のコンディションを把握しながら少しずつ調整していく必要があります。このあたりはフォアハンドより繊細なのがバックハンドドライブの難しいところですね。

ご参考になれば幸いです。

お礼

ありがとうございます。
今まではバウンド直後に打っていたのでもっと球を引きつけて打ちたいと思います。

回答No.1

sriver99

威力が有るということですが、安定性が無いということなら、
バックハンドの基礎的な技術が出来ていないことを、
自ら証明していることになりますけど、如何でしょう？

それを認める覚悟は、御有りでしょうか？

何でもかんでもドライブを掛ければ良いと思っている、勘違いから来るものと思われますが、
そのせいで、テイクバックの引き過ぎ、ラケット面の被せ過ぎが考えられます。

真から治したいというお気持ちが有るのでしたら、
台上での、コンパクトなバックショートの基礎練習から、やり直す必要が有ると思います。
但し、沁みついてしまった今迄の悪い癖を治すには、かなりの時間が掛ることをご承知置きください。

なんちゃってドライブの卓球ごっこを、お楽しみになりたいのでしたら、
台上技術の練習など至極退屈でしょうから、
安定性は劣るけど今のままで、一発の威力の快感を楽しむという選択肢も有ります。

お礼

ありがとうございます。
やはり基礎ができていないと、何もできませんよね。
もっと基本を大切にしていきたいと思います。