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為替差損益 CF計算書においての処理について
こんにちは、一通り調べましたが結論に達しなかったので知恵を借りたく質問させて頂きます。 為替差損益についてはその発生原因によらず営業外損益区分に純額表示するとどのテクストにも 書かれていてそう理解しています。 しかしCF計算書について勉強を進めていくと「営業活動から発生する為替差損益は間接法表示が行われる場合、CF計算書で表示しない」とあり、混乱しています。 営業活動、財務活動、投資活動のいずれの取引であっても為替差損益は有価証券等の特別な決まりがある場合を除き、外部的な要因に左右される為、営業外損益区分に表示されるはずです。 どなたかご教授お願いします。
- yomisuke
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営業債権の減少がプラスに働くのは、税引前当期純利益に対してではありません。 営業活動によるCFの計算上のことです。 為替差損が100とした場合、CF計算書には次のように反映しているということです。 税引前当期純利益 △100 ・・・ 営業債権の減少額 +100 ・・・ 営業活動によるCF 0
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- minosennin
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営業活動(売掛債権や買掛債務)について生じた為替差損益はキャッシュの動きを伴わないので、キャッシュフローには影響しない。まず、このことに留意してください。 間接法CF計算書では、まず当初の税引前当期純利益に為替差損益が反映しています。このままでは、営業活動によるCFから最後のCFにまで反映してしまうところですが、為替差損益は例えば次のように仕訳されるので 為替差損益×××/売掛金××× この仕訳による売掛金の減少が売掛債権の増減欄に、この例ではプラスとして反映します。この欄と税引前当期純利益に反映したマイナスが相殺されてしまうのです。この結果、営業活動によるCF以降には、為替差損益は影響しないことになります。 ですから、このケースでは為替差損益という欄を設ける必要はありません。 一方、現金預金について為替差損益が生じた場合ですが、この場合も税引前当期純利益に為替差損益が反映しているので、このままでは営業活動によるCFに反映してしまいます。これではまずいので、営業活動によるCFの区分に為替差損益の欄を設けて一旦その為替差損益を取り消します。 そして、改めて「IV現金及び現金同等物に係る換算差額」の欄に表示します。 なお、貸付金や借入金などの営業活動以外に生じた為替差損益についても、営業活動によるCFの区分に為替差損益の欄を設けて、税引前当期純利益に含まれる為替差損益を取り消します。この場合、貸付金や借入金などについては、収入、支出が直接法で表示されるので、それ以上の処理は不要です。
補足
ご回答有難うございます。 挙げていただいた例でいうと、為替差損が税引前当期純利益に対してマイナスに働いているのは理解できます。しかし営業債権の減少が税引前当期純利益に大してプラスになるというのが分かりません。これはどういう考え方をすればいいのでしょうか。
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お礼
ご回答有難うございます。 読み返してみて理解できたと思います。 CFを伴わない取引においても営業債権債務の増減額の計算区分では、債権ならば減少額=現金回収額と仮定がされているのだと理解しました。それで為替差損とうまく相殺しているのですね。