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なぜ輪廻転生が必要なのでしょうか?

島崎 信也(@zakky74)の回答

回答No.29

zakky74でございます。 僕が提案したのは、四苦八苦と無知の、理由と原因について切り込んでみてはどうでしょうか、というものでした。ですが、b-w-stepさんのお話の中には、理由・原因が語られてはいない様にお見受け致します。現象・結果でしたら、触れられている様ですが。 > ソクラテスの無知の知という考え方があります。ソクラテスは・・・故に私も『自分は真実は何も知らない』という考えに立ち戻らなければならないでしょう。 無知の知には、次元上昇した無知がある事をご存知でしたか? 単なる無知の知からは、突破口が見えません。ですから、結局人間は真実を知らないんだ、という結論で終わってしまいます。その次の段階へと歩みを進める事ができるのが、現代でございます。 ソクラテスの時代でしたら、その段階でよかったのでございましょうが。 >今一度wikipediaで無知、四苦八苦、四諦の項を読んでみました。 >私なりに考えるのは人生は『苦』であり、どちらへ進んでも苦しみであるということです。 確かに人間人生は、四苦八苦だよとお釈迦さまは言っていますね。 僕も大好きなところでございます。 >例えばお年寄りの人は病気が無くなれば幸せと考えます。しかし病気がなくなっても苦しみはどこにでもあふれています。子供が結婚すれば幸せと考えても、子供の結婚した後にはやはり苦しみが待っています。その様に『何かを美化することによって心を支える』のに私達は気付かなくてはなりません。 病気が無くなれば幸せ・・・と考えるのは無知だからです。病気に対する無知、健康に対する無知、存在の仕組みに対して一体何がどの様に起きているのかを分からないから、その様にフッと思ってしまうのでしょう。無知と四苦八苦は繋がっております。 >ある本には悟っても再び悟りはから離れる、との旨が記載されていました。一般社会では悟りとは真逆のことを教えているからです。端的には『欲を断て』と教える悟りの道に対して世間は欲を煽ります。もっといいテレビ、もっといいパソコン、もっといい株……なぜならそうしなければ会社は潰れてしまうからです。この資本主義社会では。結局、生物としてのあり方自体が悟りには反しています。 悟りを得た状態は、例えるならば絶対的真理そのものの状態ですね。 ですが、絶対的真理だけではありません。相対的真理の世界もある。人間として体を持って生きているこの相対世界の中に、もう一度入って生きる事を選択できるのか、これが悟りを得たモノとしての次の段階でございます。 即ち、自然を悟るだけでは足りません。文明も悟らねばなりません。 >一般社会では悟りとは真逆のことを・・・ この様に思えるのは、悟りの世界とエゴの世界を完璧に橋渡しできていないからでございます。明確に悟りを得ているのならば、悟りの世界とエゴの世界の差を取りますから、エゴの世界の中でも十分に楽しみます。 即ち、悟った人も、ビジネスをして、資本主義の中に入り、その中で悟りを広めながら、だけど常に囚われない、留まらない心で勝負ができる・・・そんな生き方が今からの時代の悟りでございますよ。 >生物としてのあり方自体が・・・ と仰いますが、生物としての在り方を語る為には、生物が生まれる様になった前段階を語らねばなりません。つまり、物質の存在方式を語る事でございますし、物質の存在方式を語るには、力やエネルギーの存在方式を語らねばなりません。 即ち西洋の物理学にいう最終理論を明々白々に理解し、全ての仕組みを解き明かしてこそ、初めて生物としての在り方を語れる様になるのではないでしょうか? それを語ったのは、観術が世界初、歴史初だと思っていたのですが、もしb-w-stepさんが語れるのでしたらご教授下さいませ。 >欲を断て、というのは『欲望にはキリが無い』からです。どの様な幸せを手に入れても幸せは一時的にしか続きません。すぐに次がほしくなります。欲が満たされる幸せは一時的です。永続的ではありません。欲が満たされるまでの苦しみと欲が満たされた後の一時的な喜びを考えるとむしろ損をしていることが多いです。だからこそ欲を無くすのが大事です。 仰る通りかもしれませんが、これは現象・結果の世界を言語化してお応え頂いたのでございましょう? 重要な事は、それが起きる様になっている理由・原因に切り込む事ですし、その仕組みを明々白々に理解する事なのではないでしょうか?輪廻転生がどういう仕組みなのかを明確に理解してしまえば、怖い事は何一つありません。 これを機会に、四苦八苦・無知が起きる理由・原因について明確に理解しましょうよ。 >この度は再び勉強する機会を与えてくださってありがとうございました。 ここからが勉強の本領かと思います。

noname#142902
質問者

お礼

私が理由・原因を語らなかったのは自分の考えを人に押し付けるようで申し訳なかったからです。 私はキリスト教的な教えを信じています。つまり人間は現世に生まれることによって 1:苦しみを知る 2:現世で悪いことをして自分の罪深さを知り謙虚になる 3:自分の弱さを知り、弱者に優しくなる という3つの側面があると考えています。1の苦しみについては『闇が知らぬものに光は見えない』ということです。子供は自分の幸せを知りません。大人になって子供の頃の幸せを知ることが出来ます。同じ様にこの世という地獄に生きて初めて天国の有り難味が分かります。生まれて直ぐに死んだとしても『死ぬ苦しみ』は必ずあるので苦しみを知ることは必ず出来ます。人生は苦しみを知ることが出来れば十分です。 2は私たち自身が悪を犯しかねないことを知ることです。気を抜けば悪いことをしてしまう、というのを身をもって知るのも人生の1つの目的であると思っています。悪人は幸い、という言葉があります。悪人は自らが悪人であると自覚しているので行動には気をつけるから幸いなのです。 3は人生で負けることです。人生で勝ち続けることはありえません。恐らく徹底して落ちこぼれる時があります。人は人生で素晴らしい時にはホームレスなどの敗者を馬鹿にします。私もそうでした。しかし自分が敗者になってみると他の苦しむ人への思いやりが生じます。今までホームレスは変人だと思っていた私はビッグイシューを通じてホームレスがいかに真面目でいい人なのに不運な人生を送っていたかがわかります。 この世の創造の理由は皆が幸せになる為です。幸せになる為の手段としてこの世という地獄が創られたと私は考えています。 キリスト教が完全とは私は全く思っていません。また、あなたの提案する観術など、少しでも自分にとってプラスになる考え方があるなら取り入れます。しかしキリスト教の教えが最も真実に近いとは感じています。キリスト教は神を信じる宗教です。そして私は神(天使?)を実際に見たので神の存在を信じるようになりました。  さて、病気に対する知識は現代の医学では実際は大して分かっていません。私は医者の勉強をしていますがハリソン内科学を読んでも医学の曖昧さを痛感しています。例えば喘息の原因は未だに不明です。高血圧の原因も特定できません。現代の医学は決してそれ程の高みには達していません。まだ未発達です。恐らくあなたが会う医者も大して病気や健康に対する知識を持っていないはずです。(とは言っても一般人よりも遥かに多い知識を持っています。完全からは程遠いだけです)風邪で医者にかかっても原因となる菌すら分かりません。  物理学などの科学も現代は大したものではありません。最終理論を明々白々に理解することは不可能です。全体の理論の深さすら人間には分かりません。  英語のドリッピーではありませんが『これをやれば大丈夫』などと誘い文句だけは素晴らしくても実際は中身は無いものが巷に溢れています。私は観術もその中の一種ではないか、と疑ってしまいます。すみません。もしzakky74様が間違った考えに捕らわれているのならば可哀想でなりません。  観術について情報を集めてみました。あるHPで彼方に落ちる水滴のかすかな音さえも完全に捉える五感を越えた次元、とありました。医学的にはこれは五感です。ボクシング用語ではドライ・アウトという状態です。感覚が極限まで鋭敏になったのです。これを『次元を超える』と勘違いしている観術は失礼ながらいかがわしいです。  また、そのHPでは壁の向こうや茂みの中の敵を察知する、とありました。それは嗅覚です。生物は想像以上に多種多様なホルモンを出しています。性ホルモンだけではなく未研究のホルモンも幾らでもあります。また、無意識のうちに敵の匂いを察知するのが生物です。壁の向こうの敵の察知も可能です。生物は呼吸を止められません。その呼吸音は完全には消せません。身体の微妙な振動など、五感を極限まで研ぎ澄ませば幾らでも可能です。私自身も50メートル離れた自動車の音が分かりますので上述の事柄は特別とは思えません。  観術を身に着ければ世界人類すべての人を価値高く見れるとあるHPにありました。しかしそもそも全ての人を尊重する態度は大事ではありませんか? この苦しい世界に生きているだけで全ての人は素晴らしい人間ではありませんか? いえ、人間だけでなく全ての生物は愛おしいのです。毎日一生懸命に生きているのですから。  どちらにしろ私はまだ未熟です。抽象論だけでなく具体的にzakky74様の考える素晴らしいという観術についてもご教授下されば幸いです。しかし私に未熟だと気付かせて下さっただけでも非常に感謝しています。仰るとおりこれからが勉強かと思いました。

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