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広義一様収束の定義がいまいちわかりません
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広義一様収束ってのは 「任意の部分閉区間」(任意のコンパクト部分集合)での 一様収束です. 「Iで一様収束」 広義一様収束「Iの任意の部分閉区間で一様収束」というのは 違う概念であって,任意の部分閉区間で一様収束しても I全体で一様収束とは限りません. シンプルな例としては・・・ e^xのマクロリン展開は 実数R上では一様収束しないけど 広義一様収束です. #e^xのテイラー展開の剰余項に「x^n」があるから,そして #広義一様であるのは,有界閉区間に限ればこの「x^n」が有界になるから #証明できます.
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- hugen
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回答No.3
|x|<r で一様収束しない例があるので ρをいくらでもrに近くとっていいといっても、 ρ=r とはできない。
質問者
お礼
どうも有難うございました。とても参考になりました。
- rinkun
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回答No.2
詳しい説明はANo.1にあるので簡単にいうと、一様収束の程度がρの値によって変わるのです。 もう少し具体化するとε-δ論法で証明するときのδの値がεだけでなくρに依存します。 だからρを固定してしまえば一様ですが、固定しないと全体としては一様でないのです。
質問者
お礼
どうも有難うございました。とても参考になりました。
お礼
> 広義一様収束ってのは > 「任意の部分閉区間」(任意のコンパクト部分集合)での > 一様収束です. 『(X,T)と(Y,S)を位相空間とし,f∈Map(N,Map(X,Y))とする時, X⊃∀Aはコンパクト部分集合に対して {f_n}はAで一様収束する ⇔(def) {f_n}はX全体で広義一様収束する』 という定義で正しいのですね?