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スピングラス 交流磁化率
今、希薄磁性半導体について学んでいます。 その内容で、スピングラスやガラス相という言葉が出てきたのですが、スピングラスとガラス相は同じ意味ですか? (スピングラス=ガラス相?) またスピングラスは、強磁性相互作用と反強磁性相互作用とがランダムに入り混じっている状態ということまでは分かりました。 私が読んだ論文では、χ‐T曲線(磁化率対温度曲線)にピークが出たから、この時スピン系がガラス相になった、と書かれていたのですが、なぜそう分かるのでしょうか?これは単なる常識なのでしょうか? 最後に、交流磁化率にはなぜ実部と虚部があるのでしょうか? 実部と虚部の意味とは何なのか説明できなくて困ってしまいました… (これは交流電流に関係しているのでしょうか?) 分からないことだらけですが、何か1つでもお分かりになる事があれば回答お願いしますm(__)m
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- IrGacria
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>(スピングラス=ガラス相?) いいえ。 ガラス相は、スピングラスを含む非常に広い意味の言葉です。 >χ‐T曲線(磁化率対温度曲線)にピークが出たから、この時スピン系がガラス相になった これは一般論ではありません。 おそらく、何か前提となる仮定やモデルがあるはずです。 スピンギャップがあるとかないとか、記述はありませんか? >最後に、交流磁化率にはなぜ実部と虚部があるのでしょうか? 磁化率は、より一般的には応答関数といいます。応答関数には、通常、実部と虚部があり、それぞれに特徴を表す別名がついてます。教科書の強制・減衰振動の一般論を参照してください。振動に「(位相が)遅れている成分」がある、ということが本質で、エネルギーの散逸と強く関係しています。余裕があれば、「クラーマース・クローニッヒの関係」を調べてく見ることをおすすめします。
お礼
お礼が大変遅くなってしまいました。申し訳ありません。 回答してくださってありがとうございました。 応答関数など、どの項目を学べばよいか分かりました。 ありがとうございました。