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日本の弱腰外交には何ができるのか?
isokenの回答
- isoken
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御返事ありがとうございます。 >アメリカが 沖縄あたりの海上に中国が出て来ることを容認したことがきっかけ 残念ながら御説の裏付けとなる材料を持ち合わせておりませんので、断定は致しかねますが、充分に有り得る事かと思います。 つまりアメリカは嘗てのソビエト連邦の如き自国と世界を2分する様な超大国の出現こそ望みませんが、その軍需産業の為ある程度の緊張状態を常に欲している、これはある意味アメリカの国是といってもいいでしょう。 その観点から考えるに、隣接するアジア各地に紛争の種を振り撒く中国はアメリカにとって誠にありがたい存在、しかも海軍力が貧弱である為、アジアという域外からは決して出られない、アメリカがその気になれば第7艦隊のみで東シナ海・南シナ海の制海権を確保出来る程度の相手。 つまり極東に於ける中国の脅威は、実はアメリカにとって決して好ましからざるものではない、自国の軍事ビジネスにとって有用である他、沖縄米軍基地のプレゼンスを高める効果もある。 こう考えますと、御説の件は決して荒唐無稽な仮定ではなく、実に合理性があります。 さて四方を敵に囲まれた状況下、自らの失態でアメリカとの距離を置いたはずの民主党政権が、八方ふさがりの惨憺たる現状打開の為に、アメリカのコミットに期待しています。 但し当然の如くアメリカ外交も自国の利益に依ってのみ展開される、私が見る限り現在アメリカの立ち位置は日中等距離、都合よく日米同盟を期待出来る現状には無いでしょう。 >十九世紀の砲艦外交を いま繰り広げようとさえしている。中国くらいかも知れませんが。 中国は時代遅れの帝国主義国家であり、その手法は日露戦争直前の帝政ロシアを彷彿とさせます。 但し彼らとて国際秩序がある程度整備された現在に於いて、19世紀ー20世紀初頭の様な武力に依る領土拡張・国力増強が不可能である事は理解しているはずです。 つまり中国首脳の念頭にあるのは国内問題、その為先のタイミングで国民の目を外に向けさせる必要があった、では何故今回尖閣諸島であったのか、理由は4つ考えられます。 1.尖閣諸島問題は中国国内に於いても広く認識された事案である事。 2.中国政府にとって小国との紛争は意味が無く、そこでスケープゴートにされたのが大国・日本。 3.しかもこの大国は憲法その他の制約があり、無理難題を押し付けられても、局地戦にすら発展する可能性が無く、叩きたいだけ叩けるメリット有り。 4.経済的に行き詰まっている日本が、自国の市場を渇望していると中国政府が認識しており、経済を人質に取られた日本側の対応がある程度予測出来た。 以上の理由に依り、国内の異分子(チベット並びに新疆・ウイグル自治区、民主化指導者達)に対する強圧的な示威、又国内に於ける経済的格差に不満を持つ層のガス抜きの為に選ばれた、栄えある国家が日本であったという事なのでしょう。 >核武装への道というご見解のようですね。 正直申し上げて、核武装は個人的に最も避けたい選択肢です。 但し質問者様も充分に御感じの事と思いますが、アメリカの対アジア外交に於ける、日本のプレゼンスは劇的に低下しています。 もはや日本はアメリカが死守すべき極東の砦ではない、将来アメリカに守ってもらえる保証はどこにもないとするならばどうするか? 選択肢は2つ、憲法9条を枕に竹槍を手にして国民全員で討ち死にするか、或いは9条を削除・改正して独立・独歩の道を選ぶか。 もし後者を選択するならば、抑止力としての核兵器保有も当然議論の対象になると思われますが、今現在の私は消極的賛成の立場です。 >相手と同じ土俵で相撲をとらなければならないとしても 相手の使う禁じ手にそのまま乗って 同じように禁じ手をこちらも使うということでしょうか? スポーツ同様、ある程度公平なジャッジメントが望めるならば、フェアーにいきたいものですが、国連はあるものの常任理事国に私物化され、国際世論とはかなり乖離している現状、必ずしも正義が勝つ保証はありませんし、難しい問題です。 ではいつかは民主化して普通の国家になるであろう中国を期待して、今は素手でそして国際世論を期待して言論のみで立ち向かうのか、或いは万が一を考えて国家100年の計を立てるのか、いずれにしても議論する時期に来ていると思われますが。 以上、長くなりました。
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いそけんさん お早うございます。ご回答をありがとうございます。 そうですね。核武装化についてのご見解をあやまって推測してしまいましたが 今回あらためてうかがって No.7のひどっちさんのご見解ともども――細かいところでは相違もあるかと思いますが―― おかげさまでわたしにも風景が見えて来たように思っております。特に――断片的に引用してしまいますが――アメリカが ★ ・・・その軍需産業の為ある程度の緊張状態を常に欲している ☆ というところも これを受け容れるというのも変なかたちでありますが 納得してしまいました。 ★ ~~~~~~~~~~~ その観点から考えるに、隣接するアジア各地に紛争の種を振り撒く中国はアメリカにとって誠にありがたい存在、しかも海軍力が貧弱である為、アジアという域外からは決して出られない、アメリカがその気になれば第7艦隊のみで東シナ海・南シナ海の制海権を確保出来る程度の相手。 つまり極東に於ける中国の脅威は、実はアメリカにとって決して好ましからざるものではない、自国の軍事ビジネスにとって有用である他、沖縄米軍基地のプレゼンスを高める効果もある。 こう考えますと、御説の件は決して荒唐無稽な仮定ではなく、実に合理性があります。 ~~~~~~~~~~~~~~ ☆ ということは――納得が行ったそのかたわらで―― 困った 困ったというものです。とわたしなら 言ってしまいます。その思想やかんばしくなかろうと。少なくともクリスチアニズムを棄ててから そう言いたまえとアメリカには言いたい気持ちになりませんか? そもそも日本が日露戦争に勝ったばっかりに《狂い》始めて ついに大陸の北にも南にも海の上にも出て行き思ってもみなかったことを仕出かしたのも 欧米の覇権主義への対応です。とうとうどこかで間違った道を進んでいることになってしまいました。真似の仕方が下手だった。 冷戦が終わったからには 真似などしなくてよい道をあるきたいです。 ★ ~~~~~~~~~~~~ 中国は時代遅れの帝国主義国家であり、その手法は日露戦争直前の帝政ロシアを彷彿とさせます。 但し彼らとて国際秩序がある程度整備された現在に於いて、19世紀ー20世紀初頭の様な武力に依る領土拡張・国力増強が不可能である事は理解しているはずです。 ~~~~~~~~~~~~~~ ☆ ハートマインドさんも 中国の良識派に期待したいと言っていましたが このあたらしい道もまったく希望がないわけではない。 当分は いい意味でも変な意味でもいきおいがあるでしょうから 落ち着くのを俟つことになろうかと思いますが いろんな分野いろんなかたちでの交流をたやさないで見守って行きたいとも思います。 尖閣問題についてもいくつか分析してもらっています。 ★ 3.しかもこの大国は憲法その他の制約があり、無理難題を押し付けられても、局地戦にすら発展する可能性が無く、叩きたいだけ叩けるメリット有り。 ☆ これは たしかあの横浜でのメドヱ゛ーヂェフさんの顔にもそう書いてあったと思います。 幕末・明治からの日本のあゆみをまとめて 先の世界大戦では――列強に対する応答の仕方で――間違いましたとあらためてはっきりしっかりとした思いと考えを世界に向けて明らかにするとよいでしょうか? そこから あたらしい道もきちんと始めることができるかと考えます。 核兵器を持たないのならば そうするしか道はないように思います。 思いっきりわたくしごとに淫してしまいましたが 果たしてその汚点には目をつぶっていただいて いかがお考えになりましょう? * 復唱をはぶいたままになったところ すみません。