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TOYOTAプリウスのパワー
TOYOTAプリウスのガソリンエンジンのパワーについて質問します。 排気量が1500ccで72馬力ですね。(初期モデルは58馬力だったかな) これは、排気量の割に低出力ですよね。プリウスはスポーツカーではないので 高出力である必要はないと思いますが、1500ccあれば100馬力程度あっても いいと思うんです。燃料消費量の低減のためMAXパワーは抑えているんでしょうか? それとも電気モーターと併用できるから、ガソリンエンジンのほうは70馬力程度 で十分なのでしょうか? 以上、宜しくお願いいたします。
- tokisoba
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プリウスの馬力のナゾに関しましては、aminouchi様御回答の通りですので、ここではちょっと補足です。 多くの方が思い違いをされている様ですが、プリウスのエンジンと普通のガソリンエンジンは、構造は良く似た4気筒エンジンですが、熱力学とゆぅ学問上の区分では同じではありません。 通常のガソリンエンジンはオットーサイクルとゆぅ理論で回っていますが、プリウスのエンジンはアトキンソンサイクルです。構造が同じ4気筒なのは、たまたまそのサイクルを再現するのに適した構造だった、とゆぅだけで、理論的には全くの別物、と言っても過言では無いでしょう(これはディーゼルにも言えます。ディーゼルとガソリンエンジンの構造の違いは点火プラグのアリ/ナシぐらいですが、理論的には全く違います。見た目似ているのは『たまたま』であって、別にガソリンエンジンを改良してディーゼルを作ったとかゆぅ話ではありません)。 さて、このアトキンソンサイクル、理論的な事は難しいのでハショりますが、要するにオットーサイクルに比べ非常に熱効率が高く(=燃焼をチカラに変換出来る割合が大きい)、しかしその絶対値はオットーサイクルほどは大きくはならないサイクル、と言えます。 その為、プリウスのエンジンは、同じ排気量のオットーサイクルのエンジンに比べ見劣りする馬力しか出ていないワケですが、前述致しました様にオットーサイクルとアトキンソンサイクルは全くの別物なので、比較する事自体に意味がありません(ディーゼルとガソリンを、ダイレクトに馬力だけで比較は出来ませんね。それと同じです)。
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- aminouchi
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初期型プリウスに乗っています。 ご質問の内容からtokisobaさんの周囲に、プリウスに乗っておられる方は おられないのではないかと推察いたします。 プリウスのエンジンは燃費を優先する設計になっています。というか、 たいていの車のエンジンは回転数をあげて馬力をあげていますが、プリ ウスでは、一定の回転数をなるべく保つように制御されています。 それと、モーターの出力は初期型では40馬力程度に相当します。エン ジンと合わせると100馬力近くになるわけで、充分だと思います。 で、みかけのエンジンの排気量を越えた動力性能がプリウスにはあり、 私は実は2000ccクラスの車だと思っています。 さらに言うと、モーターのトルクは強力で2800~3000ccのエンジンと 同じぐらいのものがあり、発信するときの加速は素晴らしいですよ。 なお、下のyuki228さんは燃費が悪くなるときがあるようなことを書いて おられますが、基本的にエンジン回転数は一定ですからそういうことは ありません。高速の制限速度を40km以上オーバーするほどに回せば、 確かに燃費は極端に悪くなりますが・・普通の車でも同じでは。
お礼
aminouchi様 ご明察の通りです。私の周りには、エコロジストもエコノミストも いないんです。(恥ずかしいことに私もそうなんです) プリウス、素晴らしい車ですよね。なんといっても燃費がいいですし、 パッケージングもいいです。動力性能も必要にして十分なだけは確保 されていると思います。(発進加速が素晴らしいかどうかは主観による のでなんとも申し上げようがございません。) これで、もっと車重が軽くなって、もっと操縦性があがればいいな、 と考えております。燃料電池車が実用化・普及されるまでには、まだ 10数年必要でしょうから、その間更に改良が進めばいいですね。 以上、ありがとうございました。
- yuki228
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そのとおりです。 巡航時にはそれほど馬力がいらないので最大パワーを抑えて、その分加速時などのパワーの必要な時にモーターに頼るという仕組みで燃費を良くするのです。 ただ、使用状況によって充電のためにエンジンを回さざるを得ず、却って燃費が悪くなる場合もあります。
お礼
yuki228様 早々とご回答いただきありがとうございます。 モーターのアシストがあるのでガソリンエンジンは、 70馬力程度で十分ということなんですね。 以上、ありがとうございました。
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