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低気圧への吹き込みと吹き出しで渦の向きが変わる理由

低気圧への吹き込みと吹き出しで渦の向きが変わる理由 低気圧に対して吹き込む風は反時計周りの渦を巻きます。吹き込んだ風は低気圧の中心で上昇気流と転じたあと、上空で時計回りの渦を巻きながら外部へ吹き出します。何故、吹き込む風と吹き出す風で渦の向きが変わってしまうのでしょうか。

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  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.3

補足有難うございます。 大筋では合っていますが、厳密には違います。それは、(赤道上を除き)緯度線に並行に動いてもコリオリの力は働くからです。私が高校の時使っていた地学の参考書(それ自体、読み物のように楽しめる名著でした)に載っていた説明を書きます。 南北・東西方向に壁が沿っている部屋を考えます。(質問者様もイメージされているように)部屋の高緯度側は低緯度側に比べ(微々たるもんではありますが:イメージしにくければ、極端に大きな部屋を考えては?)少ししか自転によって運動しません。北半球だとすると[南半球ではそれぞれ、逆になります]それはあたかも(回転の中心が部屋の中に無いだけで:極(付近)では含まれますが)部屋全体が反時計回りに回転しているかのようなものです(回転する円盤の一部を切り出したのが部屋だと思ってください)。その上を「まっすぐ進む」と、進むに連れて『下』が回ってしまうので、その『下』に立っている人からは、進んでいる方向が右に曲がっているように見えます。 あくまで、運動はまっすぐなんですけど、観測者からみると曲がって見えるんです。テレビの教育番組なんかで、回転する円盤の上に墨をつけたボールを転がして、軌跡をみる実験をご覧になったことはありませんか?  動画で検索したら出てくるのかな?

makoji
質問者

お礼

ありがとうございます。 すっきりしました。

その他の回答 (2)

  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.2

どちらも、コリオリの力で、右に向って曲がっているだけです。 進行方向が逆なので、回る向きが逆になるだけ。

makoji
質問者

補足

レス、ありがとうございます。moconyan9さんへの補足と併せて書かせていただきます。 低緯度から高緯度にある気圧の中心に向けて風が吹き込むとします。 風には気圧の中心へ向かう力が働いているから、地球の回転を考えなければ、風は真っ直ぐ真北に進むはず。 しかし地球は自転しています。このため地表にあるものは全て、自転にともなう東向きの運動をしています。この運動の速度が緯度によって違う。地表と、地球の中心との距離は緯度に関係なくどこでも同じですが、地球の回転軸との距離は高緯度ほど小さくなりますから。 そのため、低緯度にあったものが高緯度に移動すると、元々高緯度にあった周りのものよりこの東向きの運動が相対的に大きくなる。逆に高緯度のものが低緯度に移動すると、東向きの運動が周りのものより相対的に小さくなる。したがって、このどちらも、見かけ上、右向きの運動が加わるようになる、ということでよろしいでしょうか。

  • moconyan9
  • ベストアンサー率23% (16/67)
回答No.1

地球が自転しているからです。 トロッコかスケボーみたいのに自分が立っていて、急に誰かに引っ張られたらよろっと自分はよろけますよね。慣性の法則が働くからです。 このスケボーが地球、人間が空気層です。 赤道のところで、これが一番顕著にあらわれて、南極、北極ではこれはおきていません。 この差が、めぐりめぐって、地球で大きな渦となっています。 だから、南半球は渦の巻き方は正反対です。

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