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衛星画像による低気圧と高気圧の見つけ方
衛星画像で見た場合、台風は鮮明な反時計回りの渦を作るのでよく分かりますが、普通の低気圧も反時計回りの渦を作るのでしょうか。 また高気圧は時計回りの渦を作るのでしょうか。 低気圧と高気圧の位置関係は衛星画像より、反時計回りの渦と時計回りの渦がどこにあるか調べて、反時計回りの渦があれば低気圧、時計回りの渦があれば高気圧と判断できるのでしょうか。 https://www.youtube.com/watch?v=ZBrBmFzpm7E またこの画像で岩手県沖太平洋側にあって気流がぶつかって雲のない部分(ヒトデのような形をした部分)は高気圧ですか、低気圧ですか。
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- kamobedanjoh
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気象庁の用語としては、等圧線で囲まれる(線が閉じている)範囲を高気圧または低気圧としています。 周囲と比べて気圧が高ければ高気圧、低ければ低気圧です。 高・低気圧が列状に並んでいたり帯状に形成されている時、高圧部なら気圧の峰、低圧部なら気圧の谷と呼ぶこともあります。 衛星画像だけで低気圧を特定するのは困難ですが、図の右端方面・時計回りの気流が太平洋高気圧の吹き出しによる縁辺流(一般流)です。 岩手県沖の晴天域は気流の収斂域、気流の温度差が少ないため上昇気流が無く、低気圧は形成されず、ヒトデ型の範囲は微高圧域になっています。 気圧の鞍の様になっていて、山岳地帯の稜線のような、峰よりは低いが谷よりは高い気圧分布となっています。 地上天気図で等圧線が閉じた形にならなければ、高気圧とは言いません。
- windwald
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>この画像で岩手県沖太平洋側にあって気流がぶつかって雲のない部分 いえ、この動画では雲のあるなしは分かりません。 動画で描かれているのは風の強弱です。 sugaku2012さんが「雲のない部分」と勘違いしているのは、風の弱い部分です。 2014年8月9日、10日当日の天気図を見てください。 http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/hibiten/2014/201408.pdf 北のオホーツク高気圧からの冷たい空気と、 南の太平洋の高気圧・台風のそれぞれからの温かく湿った空気のせめぎ合う 「前線」であることが分かります。 動画でも前線が解析されていることが分かります。 >航空機の運行でよく話題になるエアポケットって、これのことではないでしょうか エアポケットは「晴天乱気流」の俗称で見た目穏やかで雲もないのに乱気流になっているところです。 発生の目安に風速が一定以上であることとありますのでまずこの点で誤りです。 また、晴天乱気流は上空7000-12000mほどでおきるとされます。 米軍のこの予想図は具体的に示されては居ませんがこの高さの風を予測したものとはあまり思えません。 前線であり雲も発生しやすいことから、エアポケットを示しているわけではない、と考えます。
- chofucats
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基本的に 「北半球では」 低気圧=反時計回り で 中心に向かって流れこむ。 高気圧=時計回りで外に向いて流れでる。 これでどちらか判断できます。 「南半球では」逆向き。低気圧は時計回りに中心に向かって流れる。 注意が必要です。 ここで詳しい説明があります http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/kiatsutokaze-01.htm 又拡大状態では反時計回りか時計回りかはっきりしない時がありますが、流れの幅が次第に狭くなっていれば反時計回りの低気圧、次第に広くなれば高気圧と判断できます。(中心がどこかわからい程拡大されていたり、低気圧、高気圧が非常に大きい場合等) 台風以外でも皆同じです。 ヒトデの部分 岩手県沖太平洋側にあって気流がぶつかって雲のない部分は北海道北部付近ににある高気圧と太平洋東部にある高気圧の流れがぶっつかり、台風とカムチャッカ半島付近にある低気圧に流れこむのに、北海道の高気圧からの風が吹き出て南下、太平洋の高気圧の風が吹き出て北上し流れがぶっつかって、西と東の低気圧に向かって流れているのです。高気圧同士の気流の流れの衝突です。 高気圧の中心より気圧は低く、低気圧より高い 何とも言えない場所です。一種の気圧の谷に近いかと思います。気象上の言葉を良く知りません。ただ 高気圧とか低気圧とは言いません。 そのヒトデ状の部分の地域では風の向きが乱れているので、船や飛行機などでは注意が必要な地域です。 無風かと思えば急に東、西と風向きがふらふら急変する場合が有るからです。 参考になれば幸いです。
- ketachina
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渦は北半球と南半球とでは巻きが反対になります。 我々が住む日本は北半球にあるため、低気圧(台風を含む)は左巻きで上昇気流を伴う。 高気圧は右巻きで下降気流を伴う。 衛生画像で雲の無い部分は高気圧、その周りの雲のある部分が低気圧と考えてよろしいかと。 なので、高気圧は雲をもっていないので、右巻きの渦は見ることはできません。 あまり小さな低気圧にはハッキリわかる渦は見られないかもしれません。 画像は風の動きのみなので、その部分は前線の雲があるのではないでしょうか。だから、高気圧では無いと思います。 画像で明らかに解る高気圧は、最初の右端上と、その後の北海道の上空に右巻きの渦がそれです。
- chie65536(@chie65535)
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>衛星画像で見た場合 水蒸気、雲を伴っていないと、高気圧、低気圧は衛星写真には写りません。 衛星写真で見えているのは「水蒸気や雲」です。 低気圧は、その構造から、殆どが雲を伴うので、衛星写真に写ります。 低気圧の中心には上昇気流があります。 地表近くは温度が高いので、空気は多くの水分を含む事ができますが、上昇して上空に上がると温度が下がってしまい、水分を含める事が出来なくなります。 つまり、空気から水分が追い出されてしまい、水滴になってしまいます。 冬に、暖かい部屋の窓が、水滴で結露するのと同じです。部屋の中の水分を多く含んだ暖かい空気が、冷たい窓ガラスに触れると、温度が下がって水分を含める事が出来なくなり、余った水分が「結露」として窓ガラスに付着します。 このように、低気圧の中心にある上昇気流では、上空に行くと空気中から水分が抜け出て、その水分が雲になります。 なので、低気圧は「雲の形が衛星写真に写る」のです。 一方、高気圧の中心には、下降気流があります。 上空の冷たい乾燥した空気が下降してくると、温められて、より多くの水分を含めるようになります。 すると、空気中を漂っていた細かい水滴が、どんどん空気中に入っていって、水滴が消えます。つまり「雲が消えてしまう」のです。 衛星写真に写るのは「雲や水蒸気」ですから、高気圧がある部分を撮影しても、何も写りません。海面か陸地しか写りません。 「高気圧は衛星写真に写らない」ですから、衛星写真で高気圧の渦を見る事は出来ません。 あと、質問文に提示された動画についてですが、空気ってのは「対流している」ので、地表付近と上空で、空気の流れが逆になっていたりします。以下のページの「図1」を見て下さい。 http://nakaikemi.com/atmospressure.htm 質問文に提示された動画は、たぶん「地表付近の空気の流れを視覚化したもの」だと思いますが、これだけでは、何の意味もありません。この動画では、上空の空気の流れが判りませんし、下降気流、上昇気流の位置も判りません。 判るのは「地表では、こういう向きに風が吹いていた」って事だけです。風が渦状に中心に向かって吹き込んでいる場所がありますが、判るのは「たぶん、そこに低気圧や台風があるらしい」という事だけです。推測はできますが断定はできません。あくまでも「らしい」と言うだけです。
お礼
ありがとうがざいました。 >そのヒトデ状の部分の地域では風の向きが乱れているので、船や飛行機などでは注意が必要な地域です。 航空機の運行でよく話題になるエアポケットって、これのことではないでしょうか。