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台湾に防衛についての質問です。

台湾に防衛についての質問です。 普天間基地移設問題が騒がれています。その中で沖縄の米海兵隊は台湾有事に必要と言う見解がなされますが、例えばアメリカ在台湾協会に武官として米軍の特殊部隊を置くことはできないのでしょうか。 おけないとしたら具体的な理由と、もし、おけるとしたらどの程度の規模が可能かお教えください。

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  • mk57pvls
  • ベストアンサー率58% (428/728)
回答No.4

こんにちは > 例えばアメリカ在台湾協会に武官として米軍の特殊部隊を置くことは > できないのでしょうか。 駐在武官は(相手国によっても異なりますが)陸海空それぞれ1~数名の 人数で、基本は「相手国の軍事組織とのお付き合い、という"表向き"の 仕事」がメインになりますので、"存在の秘匿"を一義とする"特殊部隊" の隊員を、そこに任命することは、一般的には無いと思います。 さて 台湾ですが、米国は2005年頃から非公式には駐在武官を置いている、 との報道が少し前にありました。但し"非公式"なので通常は軍服は着用 していない、とのことです。 また、ATI(米国在台湾協会)は、来年の完成を目指して新しい事務所を 現在 台北市内に建設中です。 その新事務所の開設に合わせて、大使館の警護要員として正規の海兵 隊員を常駐させる、という計画も水面下では進んでいるようです。 (上記は共に 2008/4/19 Taipei Times紙 の報道。米国務省は公式に は"ノーコメント") > おけないとしたら具体的な理由と、もし、おけるとしたらどの程度の > 規模が可能かお教えください。 米国は台湾関係法(正式には U.S.Code 22USC3303 CHAPTER 48 TAIWAN RELATIONS <合衆国法典 第22編 第48章 台湾関係 第3303条 a項1款>)にて 「合衆国の法律が他の国や国家、政府および類似の存在に言及あるいは 関係する場合は、必ず台湾を含む」 と、規定しておりますので、台湾側の同意さえあれば 他の通常の外交 関係を結んでいる国々と同様に、武官の派遣、自国大使館(ないしは 自国の在外公館)の警備のための軍隊を配置、をすることは可能です。 米台間で、これまでどのような協議がなされたか? までは解りません が、今まで(武官等を)派遣してこなかった理由は、北京に対するワシ ントンの政治的配慮でしょう。 また、仮に警備要員として軍隊を配置するとしたら、その任は"海兵隊" があたり、通常は"在外公館分遣隊"という名称の"分遣隊"規模の部隊 が配置されます。おそらく10~20名(ちなみに 現 在日米国大使館には 14名)程度になると思われます。 ただ、上記は正規に配置される軍人の数です。実際は非公式に(普段は 商務省の役人とか民間人の肩書きで)台湾で情報収集等に活動している 政府職員も多数居ると思われます。

jonjonyana
質問者

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その他の回答 (4)

  • mi-tan99
  • ベストアンサー率44% (31/69)
回答No.5

今までの回答をまとめる形になってしまいますが。 ・軍事的な有用性(回答No.3) ・政治的な配慮(回答No.1・4) この二つが直接台湾にアメリカが軍を置けない理由になります。 現在の中国の台湾に対する着上陸侵攻能力はそれほどでもなく、台湾独自である程度防衛が可能です。(量では中国が圧倒的ですが、質は台湾の方が上) また、このような正面からの大規模な侵攻は当然準備に時間もかかり、その間に米軍が準備する時間も与えてしまいます。 そのため、現時点で中国が台湾を武力制圧するには、No.3の回答者さんのコメントにあるように、少数精鋭で台湾の政府主要機関を押さえる方法が取られる可能性が高いだろうと、アメリカも想定しています。 細かい軍事的な海兵隊の役割はNo.3にある通りだと思いますので、前提の補足程度にしておきます。 また、No.3の「海兵隊は、大統領が議会の承認を待たずに直接命令を下すことが出来る唯一の軍隊」というのは、ここ1年くらいよくある勘違いで、実際は大統領は陸・海・空全て議会の承認を待たずに運用することができます。 http://obiekt.seesaa.net/article/149182756.html 自民党の石破さんも一時期勘違いしていました(番組でそう言っていたりした)が、後に訂正しています。 (勘違い含む)http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-dbeb.html ↓ (訂正文有り)http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-3c71.html

jonjonyana
質問者

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詳細にご解答いただきありがとうございます。 たいへん参考になりました。

回答No.3

回答:できません。 理由は、下記の理由で海兵隊を対象国外に駐留させないと意味が無いからです。 先ず、空海陸軍は議会の承認がなければ動かす事ができませんが、海兵隊は、大統領が議会の承認を待たずに直接命令を下すことが出来る唯一の軍隊です。つまり緊急時に活躍する任務を持っています。 現在考えられている開戦は、以下のように考えられています。 中共が侵略対象国(台湾)に大量にスパイを送り込み、台湾の政治家や経済人・有力なマスコミなどを取り込む工作を行ないます。そして時期が来たら(中共が台湾侵略を決意したら)、少数精鋭の特殊部隊を送り込みます。 中共特殊部隊の侵攻時の手引きはスパイが行ないます。スパイは直接金銭を与えるか利権を与えて取り込んだ売国政治家や経済人やマスコミから情報を得て、防衛の手薄な経路を選び迅速に行動します。 そして、同特殊部隊は総統府および議会を占拠し総統以下政府要人および議員を人質に取り、総統や議会が自ら判断したかのように自国(台湾)軍に命令を出し、侵略軍に対し交戦せず自ら侵略を助けるよう命令します。また駐留外国軍が侵略作戦を妨害しないように台湾軍に監視させます。 またマスコミに対しても、既に潜入させておいたスパイに報道関係(TV・ラジオ放送局および新聞など)幹部も同様に人質に取り占拠します。こうなるとマスコミは侵略国・中共の手にありますので正確な報道はできませんし、侵略を国民に隠し偽りの報道を行ないます。 国民は政治の中枢が人質として恫喝されていることが分かりませんので、総統や議会が売国的な判断を行っていると憤るだけです。 法治国家で、このような自体になると、台湾軍が状況を知ってクーデターを起こさない限り、政府や議会の決議に逆らうことができません。また政府から協力依頼される米軍など台湾駐在の外国軍にも影響がおよびます。駐留外国軍が台湾政府の決定に逆らうと内政干渉と成りますし、台湾軍と交戦する事態も発生するかもしれません。 このような事態に台湾に駐留している米国市民を救出するのが海兵隊の任務と成ります。それに加え侵略部隊が比較的少数である時点で彼らの排除を行ないます。(台湾に大量の中共軍が上陸し台湾を実効支配した後では、本格的な戦争となり多大な被害を覚悟する必要が生じますので) 脅されているとは言え一国の政府や議会の要請に反する事になりますので、軍が自由に動くためには台湾国外に駐留していることが必須となります。 またこのような緊急時では時間をかけて正確な情報を求めて時間をかけると手遅れ(台湾が中共による併合を承認してしまう)となってしまうので、その疑いが確信できた時点で米国大統領が時間のかかる議会を通さずに直接海兵隊に命令します。 なお日本の場合は、台湾に比べ中共からの距離があること・日本上陸後に中共軍の大量の兵が首都・東京を占拠するには台湾より時間がかかりますので、ハワイに駐屯する海兵隊がその役割をになっております。

jonjonyana
質問者

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ご解答ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。ありがとうございます。

  • ymt3
  • ベストアンサー率18% (253/1379)
回答No.2

置いてもしれてますから。  2万人規模の特殊部隊ってのはありえないです、せいぜい数百人 中国が台湾侵攻するのであれば万単位の人間を送りますから

回答No.1

台湾はアメリカから中国の一部とみなされてます。 だから国交がありません。 ただアメリカの国内法で台湾防衛の義務を負ってます。 台湾が平和的に中国に統一されればいいですが武力 統一は認めないという事です。 台湾は中国の一部ですから米軍の進駐はありえません。 ただ台湾が独立を宣言しないように現状維持に努めてますが 台湾の世論は独立でも統一でもない第三の道を模索しています。

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