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お客さんがなかなか来ない・・・
ブラジル現地の人との関係を活かして、新しいビジネスを展開しようと考え、Tシャツの輸入・スクリーン印刷によるオリジナルプリントと販売をはじめました。デザイン・プリンティングに関しては自信がありますが、営業・販売となるとまだまだ初心者です。 仕入れの方は確保できたので、とりあえず某雑誌での広告掲載といった形で顧客の確保を努めました。その広告の反響はよくて、3週間ほどはお見積もりの依頼がひっきりなしにありました。そのうち数件ほどの仕事もとれたのですが、ここ1,2週間前からは、どういうわけか、依頼の電話がまるっきり途絶えてしまいました(先週はほとんどゼロ)。 ビジネスを始められ、そんな経験のおありの方がいたら、教えてください。 ・どうやってお客さんの開拓をして行けばいいのか・・・ ・どんな広告が一番効果的なのか(以前の広告では、デザイナーとしての自分の姿がよく見えるようにしたはずのですが・・・) 初歩的な疑問ですけど、教えてください。この仕事にかなり熱を入れて準備をしてきたつもりなのです、ここで挫折なんかできない。
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当然ご承知のこととは思いますが、Tシャツは季節商品です。カレンダー屋さんが、夏はうちわやタオルを売るのと同じで、業界ではもう冬の商品の準備で大忙しのはずです。当然Tシャツも大口の商談は終了しており、作りたい人はもう作り終えている時期です。 夏が終わったら、次は何を企画されているのでしょうか。 私自身はTシャツのプリントをしたことはないのですが、オリジナル商品の製造販売は大変難しい面を持っています。よく、「世界にたった1枚のTシャツ」という謳い文句を見ますが、商売として考えたとき、これほど儲からない考え方はありません。たった1枚2枚のために、接客の手間や時間、製版や刷りの時間、しかもそういうお客様に限って、要求も事細かでクレームも多いものです。同じ営業労力なら、1件のお客様が何百枚も注文を出してくれるほうが、良いに決まっています。百歩譲っても、「グループでお揃いのTシャツ」という大量の考え方をしていかなければダメです。 そういう点から考えると、個人のユーザーを相手にしていては、リピート注文の可能性もほとんどなく、いつまでたっても労多くして益なし、の状態が続きます。 Tシャツは季節商品と申しましたが、考え方を少し変えると、年間を通して売れる商品にもなります。たとえば、美術館などのミュージアムショップで売られているTシャツは、実用品というよりは、記念品、おみやげ、装飾品のジャンルのものです。ゴッホ美術館のゴッホの絵のTシャツなら、真冬でも買ってもらえるのです。 限られたスペースでは多くを語れないのですが、私の提案は、個人を相手にするのでなく、プロを相手にすべきということです。プロというと、たとえば先ほどのミュージアムショップ関係の業者さんもそうですし、TV局の仕事をしている制作会社、ノベルティなどのSP(販促)の仕事をしている広告会社などです。少量規模のアパレルメーカーなども良いかもしれません。こういったところに対して、他のTシャツ業者にはない、salt2002さん独自の特徴を売り込むのです。デザイン、印刷技術、加飾技術、安さ、早さ、など、他社よりも優れている面があれば、仕事をまわしてもらえるでしょう。 なぜこのような「下請け」的な方法をとるかというと、お客様からの注文をとるという、もっとも難しい仕事を、その会社の営業マンがやってくれるからです。世の中には、すばらしい設備や技術を持っていて、どんな注文にも応えられるという会社はいくらでもあります。しかし、思うように儲からないのは、肝心の仕事がこないからです。元請けとしての利益率の高さに固執して、結局は仕事が得られないのでは、何にもなりません。 中間に立った業者さんに儲けさせてあげることが、仕事を確保する一番の近道だと思うのです。 なんだか散文的になってしまいましたが、おまけに、ひとつヒントをお教えしましょう。 オリジナルTシャツは、最近ではパソコンとアイロンプリントで、個人が家庭で自由に作れるようになりました。そのため、カラーコピーと熱転写プレス機で、Tシャツ作りをしている業者さんも、個人需要はあまり期待していないようです。コピーでは濃色地へのプリントが難しいのもひとつの理由です。 しかし、スクリーン印刷が使用できれば、状況はかなり変わってきます。写真原稿などのアイロンプリントと、スクリーン技法を組み合わせるのです。これなら、個人ではできませんし、熱転写一本で営業しているお店にも対抗できます。カラープリンタではできないさまざまな加飾表現その他を提案していけば、ギフト会社などからも引き合いがくるかもしれませんよ。 追加設備は少し必要になりますが、「写真もの」はプリントできるに越したことはないので、一考の価値はあると思います。何を組み合わせるか?はあえて申し上げませんので、salt2002さんがお考えになってみてください。
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- cosmicwonder
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やっぱりインターネットでホームページを作るのが一番じゃないでしょうか。 ヤフーとかグーとかに色々登録して、ブラジル関係のHPがあればお願いをして相互リンクさせてもらう。そしてHPから通信販売も申し込めるようにする。 以前テレビでやってました。小さな町工場がHPを立ち上げて発信してから、売り上げが伸びたとか。 当然HPは立派な広告手段ですから、かっこよくしないといけませんよね。 Tシャツの販売であれば、ショップに置いてもらうのも手だと思います。若者向けのショップとか。 人気が出れば自然と雑誌などでも取り上げられるようになると思います。 広告を載せたのに最近は今ひとつ・・。これは単に新たに雑誌を買う人が減ったからではないでしょうか。おそらく商品に対する評価ではないと思います。 この時代ですから、思い通りにことが進むほうがおかしいです。今の状態が普通だと思って、長い眼で仕事をされたほうが良いのではないでしょうか。
お礼
ご返答に感謝します。 ホームページの立ち上げ、これからです。構想がなかなかまとまらず遅くなったのですが、皆さんのアドバイスと今までの手ごたえをHPの内容に反映させながら、ゆっくりと作って行きます。 >広告を載せたのに最近は今ひとつ・・。これは単に >新たに雑誌を買う人が減ったからではないでしょう >か。おそらく商品に対する評価ではないと思います。 なるほど、初めての広告なので、お客さんの反応というものがどんなものかつかめなかったので・・・雑誌の販売と同時にこう反応するのかという、実感がつかめました。 ありがとうございます。
- kijineko3
- ベストアンサー率22% (286/1282)
一般的な話で恐縮です。 >数件ほどの仕事もとれた ↑が一番大事です。これを活かさないテはありません。 このお客さんのアフターフォローをしっかりやる事。 売りっぱなしはいけません。 最大最強の広告宣伝・販売促進は言うまでも無く 「口コミ」です。 例え、何もアフターフォローすることがないとしても 色々と理由をつけて、買ってくれたお客さんと近付きに なりましょう。親しくなりましょう。 一見、地味で無意味なようですが、ジワリと効果が表れて くるでありましょう。腕に自信があるならば、尚更です。 必ず効果が表れると信じることです。 「信じるものは救われる」 「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。 成らぬは為さぬなりにけり」 お邪魔しました。
お礼
貴重なアドバイスとありがとうございます。 >最大最強の広告宣伝・販売促進は言うまでも無く口コミ」です。 よくそう言われますよね。これからその真実をみずから体験すべく、現在のお客さんを大切にしながらやって行こうと思います。 >「信じるものは救われる」 そのとおりだ。 「ただ、疑わないで、信仰をもって願い求めよ。疑う人は、風の吹くままに揺れ動く海の波に似ている。」 バイブルからでした。オレたちも信じるものになろう!
お礼
丁重な返答とアドバイスに恐縮です。なるほど、苦手は分野から始めないで、得意な分野に専念してゆくという発想なんですね。 プロを相手に仕事する・・・そのとおりです!でも、アパレルメーカーを相手にするとしたら、技術的な問題が若干生じるかと(設備的に限界があるんで・・)。でも、プロの営業マンがとった仕事を請け負うというのは、まったく正しい考え方だと思いました。その辺をこれから開拓してゆこうと思います。 しかしそのフレーズ、「世界にたった一つ・・・」は、図星でしたね(私の広告はまんまでしたよ!)。次に出す広告にはそんなフレーズ、絶対に使わないでしょう。 アイロンプリントとスクリーン印刷の組み合わせ・・・これは何だろう?? 考えてみたんですが、私なりイメージできました。 (だけど、私もあえて言いません。ヒントは「濃色生地へのプリント」)