f(z)=|z|^2の微分可能性と正則性の関係

このQ&Aのポイント
  • f(z)=|z|^2はz=0で微分可能であるが、正則ではないことを示す。
  • z=0での微分可能性と正則性は異なる概念である。
  • z≠0のときf(z)=x^2+y^2はコーシー・リーマンの方程式を満たさないため、正則ではない。
回答を見る
  • ベストアンサー

f(z)=|z|^2はz=0で微分可能ではあるが、正則ではないことを示

f(z)=|z|^2はz=0で微分可能ではあるが、正則ではないことを示せ。 解答 f'(0) = lim[z->0] {f(z)-f(0)}/z = lim[z->0] z~ となり、z=0で微分可能。 z=0で正則とは0のある近傍で正則ということであるが、 z≠0のときf(z)=x^2+y^2はコーシー・リーマンの方程式を満たさない。 …と載っているんですが、 lim[z->0] {f(z)-f(0)}/z = lim[z->0] z~ の、いきなりz~になるところが分かりません。 どうやってz~を導くのか教えて下さい。 それと、この場合、f(0)で極限値をもてば、 z=0において微分可能と呼べるんですよね? lim[z->0] z~の極限値は0ということでいいですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

上は f(0) = 0 だから単純に f(z) / z を計算するだけ. z = x + iy とでもおいてみればわかる. 下はちゃんと自分で示せばいい.

futureworld
質問者

お礼

実は質問直後に閃きました: f'(0) = lim[z->0] {f(z)-f(0)}/z = lim[z->0] {|z|^2-|0|^2}/z = lim[z->0] {|z|^2}/z = lim[z->0] {zz~}/z = lim[z->0] z~ となり、z=0で微分可能、ということですね。 回答してくださったz=x+iyとおいた場合も計算しておきます: f'(0) = lim[z->0] {f(z)-f(0)}/(x+iy) = lim[z->0] {√(x^2+y^2)^2-√(0^2+0^2)^2}/(x+iy) = lim[z->0] {x^2+y^2}/(x+iy) = lim[z->0] (x+iy)(x-iy)/(x+iy) = lim[z->0] (x-iy) = lim[z->0] z~ となり、z=0で微分可能、ということですね。 下はz=0を代入するだけですから、極限値は0ですね。 (次に「正則ではない」の証明についての質問をしますので、そちらも宜しくお願いします) ありがとうございました!

関連するQ&A

  • f(z)=|z|^2はz=0では正則ではないことを示せ。

    f(z)=|z|^2はz=0では正則ではないことを示せ。 解答 f'(0) = lim[z->0] {f(z)-f(0)}/z = lim[z->0] z~ となり、z=0で微分可能。 z=0で正則とは0のある近傍で正則ということであるが、 z≠0のときf(z)=x^2+y^2はコーシー・リーマンの方程式を満たさない。 …と載っているんですが、微分可能性にはついては先ほど質問し解決しました。 今度は正則について確認です。 f(z)={√(x^2+y^2)}^2 =x^2+y^2 =u+iv で 実部uはx^2+y^2 虚部vは0 u_x = 2x ≠ v_y =0 v_x = 0 ≠ u_y = 2y これらが一致しないので正則ではない …という答えでいいですか? 間違っていたら訂正をお願いします。

  • 微分可能と正則

    ω=f(z)がZ=a∈Dで微分可能である。 ω=f(z)がZ=aで正則である。 この2つの違いを明確に教えてください。 よくわからなくて困っております。 もう一つあります。 ω=f(z)=u(x,y)+iv(x,y)がD上正則であることの必要条件をコーシー・リーマンの関係式を用いて表わすにはどうしたらいいのですか?

  • 正則について。

    以下にしめす関数の正則性について、コーシー・リーマンの方程式を用いて調べなさい。また、正則であれば導関数も求めなさい。 f(z)=Ze^z で、z=x+viに対して、e^z=u+vi,e^z=e^x*e^y                 =e^x(cosy+isiny) とすると、 u=e^x*cosy,v=e^x*siny とこんな感じで解いているのですが、どこでコーシーリーマンの定理を使うかもわかりません。どなたかご指導お願いします!m(_ _)m

  • f(z) = z - 1/z に対してコーシー・リーマンの関係式を使っ

    f(z) = z - 1/z に対してコーシー・リーマンの関係式を使って正則性を判定せよ。 解答 f(z)はz≠0において定義され、 f(z)= u + iv u = x - x/(x^2 + y^2) v = y + y/(x^2 + y^2) であり、 u_x = v_y u_y = -v_x よってz≠0で正則 …と書いてあって、 u_x = v_y、u_y = -v_xの偏微分は計算できるんですが、 その前の u = x - x/(x^2 + y^2) v = y + y/(x^2 + y^2) をどうやって導き出したのか教えてください (式さえ教えてくだされば自分で計算します)。 この本には例が一つも載っていません…。お願いします。

  • 正則性について。

    --------------------------------------------------- f(z)=1/(bar(z)) z = x + iy とし z ≠ 0においてf(z)が正則であるかどうか判定せよ。 また、 R>0に対して複素積分 ∫_[|z|=R]f(z)dz の値を求めよ --------------------------------------------------- という問題なのですが、 u=x/x^2+y^2, v=u/x^2+y^2とすると、 ∂u/∂x = y^2-x^2/(x^2+y^2)^2 ∂v/∂y = x^2-y^2/(x^2+y^2)^2 となり、コーシー・リーマンの判定式を用いると、 ∂u/∂x≠∂v/∂yとなり、条件を満たさないので、 f(z)は正則ではないという結果が出ます。 f(z)が正則ではないのは、(bar(z))=0で特異点を持つためだと思うのですがこの問題の場合、z≠0で除外されていますよね? この場合、正則なのでしょうか? おそらく、特異点の捉え方がよくわかっていないのだと思います。 また、 次の問題はコーシーの積分公式で求めると思うのですが、 この公式は、bar(z)の場合にもそのまま当てはめてよいのでしょうか? ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

  • 正則かどうか教えてください

    数年ぶりに数学をやらなければならず、さっぱりなので教えてください。 f(z)=1/zがz=0で正則かどうか、コーシーリーマンの方程式を使って判定しないといけません。 どうか、解法を教えてください。

  • 正則関数に関する問題で・・・

    次の問題がよくわからないので良かったら教えてください。 Q,f(z)=(e^iz―e^-iz)/2i :z=x+iyとする。 1. u(x,y)=Re(f(z)), v(x,y)=Im(f(z))を求めよ。 2.コーシー・リーマンの方程式を用いてf(z)が正則となる領域を求めよ。 1のほうは複素数になっちゃうんですが自信がないのでどうかお願いします。

  • 複素関数の正則性。

    領域 D が実軸に関して対称であると仮定する。w = f(z) が正則ならば,w = f(¯z). も正則であることを示せ。 という問題が分かりません。 最終的に、「コーシー・リーマンの関係式を満たすので正則」と結論づけたいのですが、実際の関数が与えられていないため、∂u/∂xや∂v/∂yなどの計算ができなくて困っています。 どうすれば良いのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 複素関数の正則性。

    誤って、回答締め切りをしてしまったため、再度立てさせていただきます。すみません。 領域 D が実軸に関して対称であると仮定する。w = f(z) が正則ならば,w =¯f(¯z). も正則であることを示せ。 という問題が分かりません。 最終的に、「コーシー・リーマンの関係式を満たすので正則」と結論づけたいです。 z=x+iy として、f(x-iy)とします。 fが具体的に与えられていないため、どのように∂u/∂xや∂v/∂yなどの計算を行えば良いのかが分かりません。 どうすれば良いのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 複素関数が正則であるための条件を求める

    以下の画像のような条件で 1.f(z)がz=0で微分可能であるためのa,bの条件を求めよ 2.f(z)がz=0で正則であるためのa,bの条件を求めよ という問題があるのですが2番がわかりません。 1番はu,vをそれぞれx,yで偏微分してコーシー・リーマンの関係式にあてはめると a(1 + b) = -1 になりました。 2番がわかる方、計算するための条件、計算手順などを教えていただけませんでしょうか。 よろしくお願いします。