この微分方程式は y を含まないので、y' = p(x) とおくことで次数を下げることができます。
y' = p(x) なら、y'' = p' なので、問題の微分方程式は
d^2y/dx^2 + (dy/dx)^2 + 4*x*dy/dx + (2*x)^2 + 2 = 0
→ p' + p^2 + 4*x*p + (2*x)^2 + 2 = 0 --- (1)
と書き直すことができます。これは p に関する1階の微分方程式なので簡単に解けます。
式(1)を書き直すと
p' + p^2 + 4*x*p + (2*x)^2 + 2 = p' + ( p + 2*x )^2 + 2 = 0 --- (2)
となります。ここで q(x) = p + 2*x と置くと
p = q - 2*x、p' = q' - 2
なので式(2)は
q' - 2 + q^2 + 2 = 0
→ q^2 + q' = 0 --- (3)
となります。ここで、さらに r(x) = 1/q とおくと q = 1/r、q' = -r'/r^2 なので、式(3)は
1/r^2 - r'/r^2 = 0
→ r' = 1
→ r = x + C1 (C1は定数)
となります。したがって
q = 1/r = 1/( x + C1 )
p = q - 2*x = 1/( x + C1 ) - 2*x
y = ∫p dx = ln( x + C1 ) - x^2 + C2 (C1, C2は定数)
お礼
すばらしいですね。そこに気づけるかという問題なんですね。 ホントに鮮やかな回答です。 ありがとうございます。