- ベストアンサー
「望羊」
「望羊」 地名などではなく、単独でどういう意味の言葉でしょうか。 「望洋」なら辞書にあるのですが・・・。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「遠くを見るさま。仰ぎみるさま。またとりとめのないさま。「眼如望羊」(「史記・孔子世家」)(同)望洋」(「角川 漢和中辞典」)
その他の回答 (1)
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2
#1です。 もう少しややこしい経緯に触れてみます。 1.望羊…人が背伸びをし、目を見張って、遠くの羊たちを観るようだ。 前漢(BC70年頃)「史記」 2.望羊…あまりに広くて羊たちを探すがごとくにあてがない、その全領域を所有する。 三国・魏(250年頃)「孔子家語・辯楽解」 3.望洋の歎…大海に望んでは奈何(いかん)せん途方もないように、その者にため息をつきながら語った。 西晋(300年頃)「荘子・秋水」 4.亡羊の嘆…道が多岐に分かれていたため追った羊を失ったように学者は多方を以って生を喪う。 六朝(500年頃?)「列氏・説符」 5.亡羊補牢…羊に逃げられてから檻を修理したが、悔い改めればまだ遅くはない。 宋(1100年頃?)「戦国策」 6.望佯 羊・洋の音通から用いる(大修館書店「漢語林」) 7.望陽 陽は太陽(大修館書店「漢語林」) 8.茫洋/芒洋 海などの広々とした様。広くて目当てのつかない様。
質問者
お礼
詳しくありがとうございます。 「望」と「芒/茫/亡」が音と同じに似たような意味を含んでいるみたいですね。 ところでついさっき「玉芭蕉」について調べていて偶然、他の質問欄でkine-oreさんの解答を参考にしましたヨ!本当は辞書を揃えて自分で調べるのが大切なんだとも思いますが、とくに早急の場合はネット上でこまめに力を貸して下さる方の存在は嬉しいです。これからもどこかでお世話になるかも。私も自分が出来る事をしたいと思います。お礼まで。
お礼
望洋と同じと考えてよかったのですね。 ありがとうございました。助かりました。