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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:海外工場からの出荷を行う際の売上計上日について)
海外工場からの出荷を行う際の売上計上日について
このQ&Aのポイント
- 海外工場からの出荷を行う際の売上計上日について、本社監査部の指示により、通関日を基準とした売上計上が必要となりました。
- 友人の米国西海岸の工場長によると、日本の顧客に直接出荷しているため、売上は日本に計上され、米国の工場は外注加工費用を計上しています。
- 彼の工場では以前は出荷日を売上計上日としていましたが、新たな会計基準により、通関日またはB/L Dateでの売上計上が必要となりました。彼は時差や期ずれについて疑問を持ち、どちらが適切なのか尋ねました。
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質問者が選んだベストアンサー
売上や費用の計上は、一定の基準に従って行うのが原則です。この一定の基準というのは、いろいろな方法の中からもっとも合理的かつ一般的に認められた方法のうちからその会社の実情に適したものを適用します。その選択は会社の判断です。 売上の判断基準のひとつは、相手に引渡しがすんだかということです。ところが遠隔地の場合はこれに相当の二数を要することがあります。したがって引渡しの事実を一定の事によって判定することにしたわけです。 日本国内では出荷基準が最も多いと思われますが、これは国内では殆どが翌日には相手に引き渡されるよう期待できるので、そうしているのです。 輸出入については通関基準が普通です。通関できれば、その後から戻ってくることはなく、事実上引渡しがされることが殆ど確実だからです。おそらくその会社も経理規定でそのように定めているのではないでしょうか。 そしてその一定の基準はたとえ1日の違いでも守らなければいけません。なぜかというと、それを認めてしまうと、たとえば通関ができないのがわかっていても、月末の深夜に意図的に大量の出荷をして売上目標を達成するなどということができてしまうからです。 経理的には恣意的な処理ということがもっともいけないことです。これは細かいことではなく、大原則です。金額の大小ではありません。 また、日米の時差の問題ですが、それは当然現地時間で判断します。連結決算の上では、このような食い違いは当然認められており、適当な調整計算が行われます。 したがって、ご友人には「そんなこまかいことどうでもよい」などとはいわずに、経理上はきわめて大切なことなのだと説明してください。
お礼
現地時間での売上計上処理が妥当とのこと。それが連結決算の際の処理で確立されているとのご説明。多分小生の友は、連結決算での経理処理に関しては職務上熟知しているはず、それと同じことと説明すれば納得してもらえそうです。売上計上を恣意的に処理してはいけないことは、彼も納得せざるを得ないでしょう。 早速のご丁寧なご回答ありがとうございました。