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国債の暴落と国家の破綻について
国債の暴落と国家の破綻について 何らかのきっかけで日本の国債の信用が失われた場合、わが国の財政が破綻するということは以下のような考え方でよろしいのでしょうか? 個人投資家は国債を解約しようとする。 機関投資家は国債市場で国債を一斉に売る。 ↓ 国債価格が暴落する。 ↓ 機関投資家も国債を解約しようする。 以上、間違いや追加があれば、ご教示よろしくお願いします。
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前提が少し違うような気がします。 日本国債を保有しているのは、80%近くが、日本国内の民間の金融機関です。 ですから、仮に個人投資家が一斉に国債の解約に走ったとしても、それほど大きなダメージは受けない と思います。 日本国債は今のところ国内向けにしか発売しされていませんから、94%が日本国内で流通しています。 残りは日本国内にいる外国人投資家や外資系企業で、100%円建てですから、「日本国債の信用」が 失われただけでは国債価格が暴落することは無いと思います。
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- ?橋 昌也(@fudousin)
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教科書的にはそうですが、現実のシナリオはそうはならないですね。 信用が失われて、その動きをするものもありますが、我が国の国債に関しては外国の保有がほとんどないので、国内でのその動きは、保有者の損失のみ増大することになります。個人の持ち分は少ないので中にはそういう動きで下落も考えられますが、主な持ち主は金融機関です。それをすると自分がポシャりますし、政府の圧力が大きいでしょう。 実際の破綻は、金利支払いのために発行する新規国債の金利が大幅に上昇させないと、国債がはけなくなり、その負担で財政破綻となるという形でしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >それをすると自分がポシャりますし、政府の圧力が大きいでしょう。 仰るとおりかもしれませんね。 初歩的なことで恐縮ですが、質問があります。 日本の国債市場では外国の機関投資家も参入可能なのですか? それとも規制を設けて、実質的には国内機関投資家だけの取引にしているのですか? よろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >日本国債は今のところ国内向けにしか発売しされていませんから、94%が日本国内で流通しています。 たいへん、参考になりました。