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資産除去債務に伴う償却費の製造原価算入についておうかがい

資産除去債務に伴う償却費の製造原価算入についておうかがい 製造業の経理担当です。 固定資産取得価額として資産除去債務見積額を加えています。 月々の製造原価に算入する減価償却費には、この資産除去債務の償却分も含んでいます。 ところで税務会計では資産除去債務の固定資産計上、原価償却の損金扱いは認められていません。 原価計算を財務会計と税務会計の二種類行わなくてはいけない ということも言えると思いますが本当でしょうか? ご存知の方のご指導をお願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

二種類の原価計算を行うのは事務負担が重すぎるし、その必要はないと思います。 実務的には、減価償却計算表において、固定資産本体とそれに係る資産除去債務とをそれぞれ別資産として区分し、資産除去債務に係る減価償却費を償却超過額として別表4で加算すればよいのではないでしょうか。 このように、会計処理は基本的に会計基準に従い、税務調整を申告書上で行なえば、二種類の原価計算は不要かと思います。 なお、厳密にはその償却超過額のうち期末棚卸資産に対応する部分は申告減算できるのですが、この部分の算定については実務的に相当手数を要するのではないかと思います。

tomurausi
質問者

お礼

ご連絡ありがとうございました。  「固定資産本体、資産除去債務を別資産として計算」の点がポイントですね。  固定資産管理システムの、親子関係.階層化も必要な気がします。 ありがとうございました。 資産除去債務ぐらいでしたらどうにかなりそうな気がするのですが、 IFRS適用時、財務と税務の償却年数を変えるケースが相当件数 発生しそうです。 財務と税務の償却費の差が多額になりますので、      「期末棚卸資産」に含まれる差額分の算出が必要、 となりそうな悪い予感がします。 →事実上の原価計算2回実施(?)

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