頭文字Dの技は「現実に」可能なのか
- 頭文字Dの技について、その現実性と効果を専門家や経験者に質問したいです。
- 具体的な技として、溝落とし、インベタのさらにイン、イン側のフロントタイヤを浮かすについて知りたいです。
- これらの技が本当に現実的であり、速度を向上させる効果があるのか知りたいです。
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頭文字Dの技は「現実に」可能なのか。
頭文字Dの技は「現実に」可能なのか。 漫画の頭文字Dには数々の技が出てきますが、その中で3点の技について、 「現実問題として可能なのか?」 「本当に実行したら早くなるのか」 をプロの方や経験者の方、ご回答いただけないでしょうか。 (いずれも実行する木は全然ありませんが、「現実的に可能なのか。可能ならばタイムが速くなるのか」を知りたくて質問させていただきました。) 1.溝落とし 主人公の藤原拓海が行うコーナリング技です。 ヘアピンで、路肩の側溝(降雪地域用)にタイヤを落とし遠心力に対抗し、アンダーステアを出さずにアクセルべた踏みで曲がる。 2.インベタのさらにイン いろは坂特有の高低差が激しいヘアピンで、コーナリング中にアクセル全開にしてジャンプしてコーナーをクリアする。 (実際にやって事故った人がいるって聞きましたが、出来る人はできるのでしょうか?) 3.イン側のフロントタイヤを浮かす ハマったら抜け出せないような深い側溝がインにあるようなコーナーをクリアするときに使う技です。 コーナリング時に意図的に荷重移動を起こし、リアのアウト側に荷重を集中させると、イン側のフロントタイヤを側溝の上に浮かせながらコーナーをクリアできる。
- F1・モータースポーツ
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No1です。 浮いているという表現は誤解されやすかったかもしれません。 (イン側フロント)タイヤには重力がかかっているため、通常下向きに動くわけですが、 それが落ちずにいるということは、重力と釣り合う力が上向きにかかっているということ です。(私はこれを浮いていると表現しました。) この上向きの力は車の重心にかかる力と、接地面にかかる力との差により、車がアウト側 に横転しようとする動きにより発生します。(重心にかかるよりも強い内向きの力が接地 面にかかる必要があります。) このようなイン側加重0(FR車の構造上イン側フロントのみ加重0でイン側リアが通常 加重というのはあり得ません。イン側リアも加重0に近い状態になります。)アウト側加 重倍以上のような状況では車はステアリングにかかわらずアウト側にふくらんでいきます。 (ある程度スピードの出ているオートバイでステアリングをイン方向に切っても体重がイン 側にきちんと入らないと曲がらないのと同じです。) ところが漫画の中でハチロクはイン方向にきちんと曲がっていますから、それなりの加重 はイン側にも残っていなくてはなりません。つまり物理的にあり得ない現象が起きている といえます。 (因みにイン側加重0というのは信じられないほど微妙なバランスですよ。ほんのちょっと でも重力が勝れば側溝に落ちるし、逆にほんの少しでもマイナス加重になれば横転します。 レースの中で維持できるようなものではないですよね。) それでも敢えて可能性を探るとすれば、 「接地面に働く非常に強い内向きの力を外側のタイヤの摩擦力と駆動輪の回転力で作り出す」 ということが必要になりますが、レース用も含め市販のタイヤで(しかも一般道の路面で!)は、 それだけの摩擦力を作ることはできないでしょうね。 電車の様にレールがあれば、(外側レールから内側方向に押し返される力が働き)十分な内向き の力を作ることができると思いますが、当然、車には不可能です。 そもそも、それほどのグリップをタイヤ(しかも片側だけ)で作り出すことが可能なら、 1の溝落としのテクニックを使う必要は全くないわけで、矛盾していますよね。 サーキットの狼とかFの時代に比べれば、対象年齢が違うこともありますけど、よほど現実「感」 のある漫画だと思います。でも漫画は漫画にすぎません(だからこそ面白いのですが)。実際の ドライビング・テクニックというのは非常に合理的で単純なものです。(単純であるが故に、極 めるにはもの凄い体力や天性のセンスを必要とします。)
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- mi-24x
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1 実用上不可能 高速でカーブする自動車の遠心力に逆らうほどの力が、回転中のタイヤに しかも外向きにかかった場合、おそらくホイールなりドライブシャフトなり どこか壊れると思います。(その前にタイヤが溝から離れてアウトにふくら んでしまいますが) 道路の路肩や車のタイヤやステアリング等々をそれ専用に改造した上でなら できるかもしれません。 2 実用上不可能 道路から飛び出して空中に浮いた車の挙動は 飛び出したときの角度やスピード、車の重心などにより 決定されます。漫画のような状態で空中に浮いた場合、 まっすぐに落ちずに回転してしまうでしょうね。つまりは 大事故です。 改造した車を使い、もっと段差や曲がりが小さい状態で、 あれば練習次第でできるかもしれません。 それでもレースの中で自由にできるかといえば難しいと思います。 3 実用上不可能 スピードによりイン側のタイヤが浮いている状態だとすれば イン側にステアリング操作で曲がっていくことは困難でしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 1.に関してはそうですね。 イン側のタイヤをひっかけて遠心力に対抗するんですが、やはりサスとかが痛んでしまいますね・・・。 2.はやはりあまりにも非現実的ということですね。 いろは坂みたいなコースだと特にそうだと思います。 3.はスピードで浮いている状態ではないです。 コーナリング中はアウト側の2つのタイヤに荷重がかかりますよね。 その時アクセルをさらに開け、イン側のフロントの反対側、つまりアウト側のリアに思いっきり荷重を移動させると、イン側のフロントタイヤを側溝の上に浮かせたままコーナリングが可能、という理論らしいです。 これって可能なのでしょうか?
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