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美輪明宏さんの正負の法則
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『正負の法則』とは、 「良いこと(正)の次に悪いこと(負)が起こり、またその反作用で良いこと(正)が起こる。それを繰り返すので人生は±0になる。としている。」Wikipedia (正負の法則) 人生の浮き沈みを、ブラスマイナス・ゼロと主張するなら、それは虚無主義になってしまいます。それに、美輪氏がいうほどには、どんな時代でも、物事は客観的に良いこと・悪いこと、幸福・不幸という二極化には結びつかないと思うのです。 また、美輪氏が一方で、「負」として挙げている「化け物と呼ばれた」、「石を投げられた」というけれども、それは、本人が意図しているかは別として、そういうことを望んでいたのだろうというしかありません。それを避けたいとか、否定したいのなら、少なくとも、そういう装いをやめれば済んだはずです。美輪(当時 丸山明宏)氏は、歌手であり演劇人であって、それ以上の存在でもなかったはずです。 一見、それは「人生は塞翁が馬」の格言に似ていますが、こちらは、物事というものは、最後まで分からないという意味であって、プラスマイナスが、ゼロになるというようなことではありません。 別の場所で、仏教の喜捨の考え方として、以下のように言っているのですが、 「損して得する、という正負の法則。初めに損をしておけば、大損はしない。」 そういう損得勘定で「喜捨」を考えてはいけないのです。「喜捨」とは、人の苦しみや悲しみを取り除き、人の幸せを共に喜ぶ心のことです。 人は、幸福を望めば幸福になり、不幸を望めば結果的に不幸になる、というのが、私たちの持っている法則なのではないでしょうか。そのための個別の方法論があるだけではないか、と考えます。個別という意味は、その人の性格に依存するものがあり、悲観的に考える人と、楽観的に考える人では、その望む方法に違いがあるのだと思います。 「苦労をした人にはそれと同じ量の喜び、ご褒美がくる。楽あれば、苦あり。苦あれば楽あり。」 それは、そのように人は思いたいという願望で、そう思わなければ、人生は嫌になってしまいます。しかし、苦労しなくても、ご褒美が来る人もあれば、いくら苦労しても、何の見返りもない人もいるのだと思います。私は、都はるみさんをすぐに思い出してしまいます。確か、「北の宿から」で日本レコード大賞をとった時だったと思うのですが、「私は、(演歌歌手につきもののの)苦労は何もしなかった」という言葉は、すごく印象的でした。事実、ものすごくラッキーなことが多かったように思います。現実の生活は、そうではなかったのかもしれませんが、未だに人気のある、八代亜紀さんなど他の演歌歌手から比べていても、群を抜いていたように思います。 それに対する、美空ひばりさんという人は、華やかな芸能界の中で、虚飾の中だけにしか存在しえなかったわけで、決して幸せな人生だったとは言えないように思うのです。もちろん、幸せなど、他人が決めることではありませんが、決して、彼女が望んだ人生だったとは思えないのです。 人は、結局のところ、心の中に暗黙のうちに描かれたプログラムによって進んでいくわけで、プラスマイナス・ゼロというような虚無主義に結びつけてはいけないと思います。 なお、美輪明宏さんのファンの方でしたら、申し訳ありません。私は、議論するつもりはありませんが、氏の「正負の法則」はもとより、心霊主義自体を肯定的に考えてはいません。
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- toteccorp
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私が以前聞いた話では、良い事も悪いことも等しくある。 だから悪いことを自分でするのだと。 たとえば、ボランティア等。 お墓掃除や公衆便所の掃除、恵まれない者への寄付等自分にマイナスになることを自分からするのだと。 マイナスが多いほどプラスも多くなる。
補足
つまり、一般に良いとされていることをすれば良いことが起き、悪いことをすれば悪いことが起きるということですね。 で、なぜ恵まれない者への寄付等が自分にとってのマイナスという考えになるのでしょうか。
お礼
ありがとうございました。