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質量mの円板に垂直に固定軸が突き刺さっており、軸の周りを自由に回転でき

質量mの円板に垂直に固定軸が突き刺さっており、軸の周りを自由に回転できるものとする。円板の回転角をθ(反時計回りを正、円板が静止しているときθ=0)、重力加速度をg、固定軸と円板の重心の距離をLとする。モーメントをNとすると、N=-mgLsinθが成り立つそうです。 右辺が負である理由が、θの増加を妨げる方向に重力mgsinθが働くからだそうです。妨げる方向に力が働くのはわかるのですが、それが負につながる理由が分かりません。 どなたか回答お願いします。

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  • yokkun831
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回答No.1

水平ばねによるおもりの振動の場合,運動方程式は mx" = -kx ただし,「"」は時間による2階微分を示します。 この場合,おもりが受ける力の方向は変位xと逆向きだから,右辺に負号がついています。 今回の「実体振り子」の場合,運動方程式は Iθ" = -mgLsinθ となりますが,右辺は力ではなく力のモーメント(トルク)になっています。 変位角θには,「反時計回りを正」といっているように向きがついています。発展的には反時計回りのときに「こちらむき」(右ねじの回転におきかえたときにねじの進む方向)のベクトルとして表現されるのです。θ>0のときsinθ>0(ただし,θ<π/2)ですから,右辺の負号はやはり復元方向であることを示しています。θ>0の場合角変位は左回りなのに対して,トルクは右回りの作用をもつことはおわかりですね? このときトルクはθと逆方向のベクトル(回転方向が逆だからねじの進む向きも逆)として記述されるわけです。初歩的な力のモーメントのつりあいでも,向きによる正負を定義して, 左回りのモーメント>0  右回りのモーメント<0 として,合計がゼロならつりあうと説明されることはご存知ですよね?

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