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再び単位系・・
大変よい回答をいただいたのですが、やっぱりわからないです。どなたか、のみこみの遅い私を助けてください。 SI系からC=1の単位系に直すときは、問題の単位を m(s^-1)で割っらよいのでしょうか? またc=1からSI系に直すときは・・・? やっぱりわかりません。具体例を出して説明していただけるとうれしいです。
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MKS単位系からc=1の単位系に変換する一般的な方法をご説明しましょう。長さの単位をm, 質量の単位をkg, 速さの単位をcとします。つまり1cの速さとはMKSでは2.9979...×10^8 m/sのこととします。ディメンジョンがM^p・L^q・T^rの物理量の場合,MKS単位はkg^p・m^q・s^rとなりますが、 M^p・L^q・T^r = M^p・L^(q+r)・(L/T)^-r であることから相対論的単位はkg^p・m^(q+r)・c^-rとなります。こうすると 時間の単位:mc^-1 圧力の単位:kgm^-3・c^2 となりますが、このcは通常は書かないのです。MKS単位の数字から相対論的単位の数字への変換は(2.9979...×10^8)^r をかければ良いことになります。 1 s = 2.9979...×10^8 m/c (光が1sに進む距離)
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- grothendieck
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MKSでは基本的な次元として長さ・質量・時間をとりますが、c=1の単位系は基本的な次元として速度・質量・時間または速度・質量・長さを取ることを意味します。例えば E=(1/2)mv^2 を相対論的単位に直してみましょう E=(1/2)m(v/c)^2・c^2 と書き換えると,v/cは無次元となります。例えばm=1kgでv=1m/sの運動エネルギー0.5 J はc=2.997×10^8m/sですから(質量の単位をkgにすれば)約5.55×10^(-18) 相対論的単位になります。 次にMKS単位を相対論的単位に直す場合,例えば E = m という式があったとすると,両辺の次元をそろえるためには右辺にc^2をかけなければなりませんから E = mc^2 となります。そこで静止エネルギーが1相対論単位の物体はMKSでは8.98×10^16 J になります。
お礼
何度もすみませんでした。 おかげで理解できました。ありがとうございました☆