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床スラブの配筋
四辺固定のスラブのダブル筋の場合、もち網配置にしないのは何故でしょう。 発生する応力の関係上、両端部は主に上端筋、中央部は主に下端筋に意識して配筋する必要があることは理解しております。それ以外の部分は圧縮力がかかるので配筋は必要最低限にしているんでしょうが、かえって施工の手間がかかり比例して費用も割増になるような気がします。 上下、中央周辺とも全て同じD13-@200 などで施工すれと何か問題でもあるのでしょうか?
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- makotoky
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建築の場合建築基準法がありその中に建築基準施工令があります。 スラブの配筋もその中で決められています。 決めた経緯は今までの構造的な蓄積として過去の 地震、ビル崩壊など勘案して決めているようです。 私が現場でやっていたころ柱の帯筋で計算上が200@程度でよかったものが法令で100@以下と決められました。 これは 地震を通じて剪断力に対して帯筋(フープ筋) が有効なことが解かったためです。 このときは鉄筋工はやりにくがっていました。 (20年も前のことですが) いずれにしろ専門的にも知識的にも 何でかな? ということは多いと思いますが、建築は通例というものが意外と多い分野でもあるかも知れません。 以下のサイトを参考にしてください。
- makotoky
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>思い出したんですが、D13とD10を交互に配置するのもどうしてなんでしょうか? >D13連続またはD10のみでピッチを短くするといった >方法がとられないのはなぜでしょう? 施工する上でやっても100ピッチぐらいまででしょう。 これはやってみればわかりますが ハッカーと結束線 で下を向いての作業 いがいと疲れます。 結果として結束忘れも多くなります。(千鳥結束(1つおき)が一般的) ということで 伝統的に一般にD13,D10交互120@~200@というのが多いのだと思いますが。 この辺のピッチで鉄筋量を計算している思います。 土木関係であればスラブといえども 太い鉄筋を使っているようです。
補足
>一般にD13,D10交互120@~200@というのが 交互にするのは何故でしょうか? 細い筋で120@と太い筋で360@(なんてないんでしょうが)でトータル重量が同じであれば工賃が同じなんですよネ。前者の方が本数で3x2=6倍違うわけで、曲げ施工も結束も理論的には6倍余計にかかるはず。 でも工賃は同じ?変な話です。
- makotoky
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1枚2枚のスラブならば気にならない数量でしょうが。 上下、中央周辺とも全て同じD13-@200 は 意外と鋼材費がかかるようで、 昔からそうやっていた記憶がします。 鉄筋工の手間ですが 確かに加工は現場でベンダーで曲げたりかかりますが、相対的にはたいしたことはないと思いますが。若いころ手伝いましたがたいしたことはないかと。 それよりも建物の鉄筋の工事金額は 鋼材のトン数*鋼材単価 + 手間(トン数*手間単価)で決まります。 ですから通常建築の請負の場合は鋼材数量が少なければ手間賃(工事費)は少なくなるということです。 昔の1建士のもので構造計算はちと忘れました。
補足
>鋼材のトン数*鋼材単価 + 手間(トン数*手間単価)で決まります。 建物とかいうやつに載っている計算でしょうか? 鉄筋の場合、重い(長い)ほうが手間がかからないはずなのに変な話です。 >上下、中央周辺とも全て同じD13-@200 は >意外と鋼材費がかかるようで ならばD9-@200でもし計算がクリアーできるなら 単純に安くなるんでしょうね 思い出したんですが、D13とD10を交互に配置するのもどうしてなんでしょうか? D13連続またはD10のみでピッチを短くするといった方法がとられないのはなぜでしょう? 回答ありがとうございました
補足
makotokyさんありがとうございます 実は紹介していただいたURL、既に私が勉強させていただいているサイトです。“もち網”という言葉はココから教えていただいたものです。 このサイトにも記載されているように モチアミにすれば作業が楽だ・・・となっております。誰が考えてもそうだと思います。 モチアミにすれば上側の中央部配筋と、下側の周辺部配筋は圧縮力も受けられるため、絶対強度的に有利だと考えるんですが、いかがでしょうか?