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酸・塩基の反応の原理

強い酸からH^+が出て、より弱い酸ができる! 強い酸+弱い酸の塩→強い酸の塩+弱い酸 HA + B^- → A^ー +HB 教えてほしいところ 弱い酸の塩というのが違和感があります。 塩とは中和によってできる+イオンとーイオンからなる物質のことですよね??? 中和する前の物質を塩というのはどういうことですか??

みんなの回答

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.2

中和という言葉を2つの意味に使っているのではないでしょうか。 中和という言葉は化学以外の分野でも使われています。 正反対の性質を持つ2つのものが合わさって互いに相手の性質を打ち消してしまうという意味になるだろうと思います。 その場合に打ち消しの程度が問題になります。 初めの性質が完全に打ち消しになってしまうというのと弱めてしまうだけというのと2つの使い方があります。 完全に打ち消しという使い方ができるためには中性という性質が決まるような場合でないとだめです。 電荷の中和、酸性・アルカリ性の中和では中性が決まります. この場合は完全に打ち消しで中性が実現するという意味での中和と、いくらか弱め合うという意味での中和が混ざって使われている可能性が出てきます。 酸・塩基の反応でもこの2つの意味が混ざっています。 (1)酸・塩基の反応を一般的に中和反応といいます。 (2)酸性溶液とアルカリ性溶液を混ぜて中性の溶液を作る。この時の変化を中和ということもあります。 (1)の反応で生じた物質の水溶液は中性であるとは限りません。 (1)(2)に少し意味のずれが生じています。 >塩とは中和によってできる+イオンとーイオンからなる物質のことですよね??? これは(1)の意味です。 生じた塩が中性であるとは限らないのです。 弱酸の塩、酢酸ナトリウムや炭酸ナトリウムの水溶液はアルカリ性です。したがってまだ酸性の物質と反応することができます。 CH3COONa+HCl→NaCl+CH3COOH 酢酸は電離する能力の小さい酸です。塩酸は電離する能力の大きい酸です。電離する能力が小さいというのはH^+とくっついてもとの分子に戻る性質が強いということです。酢酸ナトリウムは酢酸イオンとナトリウムイオンからできていますからHClから水溶液中に放出されたH^+をもらって元に戻ります。 弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸 と教科書に書かれている反応がおこります。 この場合の強・弱は相対的なもので構いません。 HCl>CH3COOH>H2CO3 ですから 炭酸ナトリウムと酢酸で酢酸ナトリウムと炭酸(=二酸化炭素と水)ができる、 酢酸ナトリウムと塩酸で酢酸と塩化ナトリウムができる という2段階の反応も可能です。

  • BookerL
  • ベストアンサー率52% (599/1132)
回答No.1

>強い酸からH^+が出て、より弱い酸ができる!  これは何のことでしょう?こんなことがどこかに書いてありましたか?もしどこかに書いてあったことなら、正確に引用してますか? で、本題の「教えてほしいところ」ですが、 >塩とは中和によってできる+イオンとーイオンからなる物質のことですよね??? そのとおりです。 >中和する前の物質を塩というのはどういうことですか??  「弱い酸の塩」というのは、中和する前の物質ではなく、酸と塩基が反応した後の塩のことで、そのときの酸が弱酸であったものです。  例:酢酸と水酸化ナトリウムが中和すると酢酸ナトリウムという塩ができます。このとき、もとの酢酸が弱酸なので、酢酸ナトリウムは弱酸の塩である、という言い方をします。  塩化ナトリウムは、塩酸と水酸化ナトリウムの中和によってできたと考えられるので、強酸の塩といいます。  ↓ のページなどは参考になるのではないでしょうか。 http://tenko.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/tennoji/oka/2008/08ko-027.html

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