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どうして
どうして遺跡の柱は比較的よく残っているのですか? 遺跡や遺産等が好きでわりとよく見るのですが、壁や天井は無くても、柱だけは残っているものが多いですよね? (好きだけど詳しいわけでは無いので、ここで既に間違っているのかもしれませんが) 天井が崩落するのは何となく分かる気はしますが、壁もやはり崩落してしまうのでしょうか? また崩落した後のものは? 資材として持ち去られる等で失われるのでしょうか? その場合、柱は? わざわざ崩してまで持ち去らないということでしょうか? 詳しい方、回答お願いします。
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こんばんは 柱ではないのですが 石舞台古墳って奈良にありますよね あれは元々、土に埋もれていたのがむき出しになったようです なので地盤変化などで土に埋もれていて 発掘されるのではないでしょうか?
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- pasocom
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そりゃ、柱は太いからです。 一般的に言って木材の耐久性はその材の太さ(厚さ)で決まります。天井板や壁板の材は厚みはせいぜい5~10cm程度でしょう。これに比べて柱は直径30cmとかありますね。したがって腐る速度(水や空気に触れる外側から腐る)が同じでも、最後まで残る部分が圧倒的に多いのです。 もう少し、建築的な考察をすれば、板材は「板目」といって樹木の中心部をずれた場所でも平気で使いますが、柱材は「芯持ち」といって樹木の中心部(年輪の中心部)を使うことが多いです。これは中心部が堅くて丈夫でソリ(経年でのゆがみ)が少ないからです。そこで柱材は、他の材よりも「持ちがいい」のでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 木材の場合腐敗、使用部位の関係もありましたね。 納得です。
補足
言葉足らずで申し訳ありません。 石材をイメージして質問していました。 石材についてもご存知でしたら、再度回答いただけたら幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 埋もれて保存されるのですね。 確か、スフィンクスも砂に埋もれていたんでしたっけ? それにしても、柱や柱の残骸、敷石が残っているのはわりとよくみる気がするのに、天井や壁は崩壊したものでもあまりみない気がします。