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本日の北方領土の日、何か具体的なアクションは?
- 先頃の漁船への発砲事件や領土の問題について注目されていますが、情報が少なく分かりにくい状況です。
- 国民・主権・領土の問題が根本にあり、政府の対応や条約締結の遅延、マスコミや国民の無関心が問題の原因となっています。
- この日に具体的な行事や抗議行動が行われるかについて情報が限られており、政府の取り組みや国民の意見を知りたいとのことです。
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>北方4島は、有史以来、かって、一度も領有並びに実効支配をしたことも無い我が国の固有領土 いいえ。 明治以前は、日本の統治が及ばない地域でした。 アイヌ相手の取引のための運上屋がおかれていただけでした。 実質的に日本が支配するようになるのは、1870年ごろですから、とても日本固有の領土とは呼べませんし、国際的に固有の領土なるものは存在しません。(アメリカの固有の領土は?) >日ソ中立条約を一方的に破棄し 日本陸軍の満州特別練習が行われた経緯をご存知でしょうか? これは、明らかに日ソ中立条約違反です。 >サンフランシスコ平和条約はソ連は調印しておりません。 ソ連が調印していなくても、日本が放棄した領土であることにはかわりがありません。 日本が放棄した領土の領有権を主張することはできません。 >日本が放棄した千島列島に北方4島は含まれていません。 国後・択捉は千島列島に含まないという文言はありません。 地理的に国後・択捉は、千島列島ですから、それを含まないという解釈は成り立ちません。 >国民の生命財産を脅かされた事件であり、銃撃を正当化する事は許されません。 これは、ロシア側が主張することです。 領海侵犯を行った側が、主張できることではありません。 特に今回の事件では、漁船側が、漁船の位置測定データ情報を無効にしていたことから、かなり悪質であるといえます。 スパイ容疑で、射殺されても文句が言えません。 >北方領土はロシア領ではありません。 北方領土は、現在はロシア領です。 ロシアがサンフランシスコ条約とそれ以前のヤルタ協定によって領有している土地になります。 日本が放棄を名言している領土の領有を主張する根拠は皆無です。
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- nacam
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先般の漁船の銃撃事件に関しては、日本側漁船の行動がおかしいと思われます。 意図的にロシア領に侵入し、密漁を行っていた公算が非常に高くなっています。 海上保安庁が、密漁のサポートをするなど、言語道断です。 漁船側が密漁を意図しているのに、ロシア側に抗議すると、日本のハジをさらす事になります。 北方領土は、現在ロシア領であり、日本が抗議すべきものではありません。 国後・択捉は、日本がサンフランシスコ条約により放棄した場所であり、歯舞・色丹は、日ソ共同宣言で、日本とロシアの間に平和条約が締結されたら日本に返還されることになっている場所でしたが、ロシアのプーチン大統領が、平和条約の締結と2島返還を申し出たとき、小泉政権で拒否した経緯があるため、日本が返還請求できる状況にはありません。
お礼
ご回答並びにご意見を賜りましてありがとうございます。 歴史的事実はかなり違います。 北方4島は、有史以来、かって、一度も領有並びに実効支配をしたことも無い我が国の固有領土(多くの住民や漁業並びに水産加工業の盛んな島であり、旧島民は多くの犠牲を払い、しかも戦後強制追放された)です。 露西亜(帝政ロシア、ソビエト連邦時代も含む)が、第2次世界大戦において、日ソ中立条約を一方的に破棄し、しかも敗戦後の日本へ、火事場泥棒的に数週間に亘る侵略蹂躙の果ての不法・不当占拠した結果の領有状態である。 (米軍の拒否が無ければ、北海道から、さらに南下し、関東以北を手中にしようとしていた) 国が国民が、無関心、諦観し、迎合追従しておれば、それは隷属・属国であり、自主独立主権国家としての 国威・国体・国際信頼を放擲している事になる。 どんなに豊かで恵まれた国であっても、経済だけでは国・国民・国益・国際信頼を維持・増進は出来ません。 まして、国土が狭く資源の少ない我が国です。 国民の勤勉さと創意工夫の努力で、焼け野原から立ち直った我が国です。 世界の平和と繁栄、自由な市場と安全な交易に支えられているのだが、国の根幹たる領土・主権・国民の安全・安寧を維持・増進が出来なくて、問題の解決を図らなく妥協と譲歩と放任ではそれは国家・政府・外交とは言えず値しない。 ◇サンフランシスコ平和条約はソ連は調印しておりません。 また、日本が放棄した千島列島に北方4島は含まれていません。 ◇日本側漁船の操業区域や警告への対応は真相解明を待ちたいですが、いかなる事情があれども銃撃は行き過ぎです。 また、自衛隊や海上保安庁にサポート云々とは考えていません。 それは、緊張関係を作り出し、突発&偶発的な軍事衝突や事故の可能性が高まり、徒にナショナリズムを煽ったり、紛争を望むものではありませんから・・・。 あくまでも、協定の水域近傍で監視パトロールをして、越境の可能性にある漁船に警告や注意を勧告する事と、逆にロシア側からの侵犯、密漁、密貿易の防止をしてもらいたいのです。 ◇ロシアへの抗議は断固行うべきだと考えます。 国民の生命財産を脅かされた事件であり、銃撃を正当化する事は許されません。 協定海域の侵犯や警告内容への対応等の真相解明、再発防止の為にも、厳重抗議と関係者への事情調査&情報公開を強く求めるのは当然の事だと思います。 さらに、再犯防止のためにも周辺海域での監視パトロールや空自による警戒飛行や警告信号等の措置が必要だと思います。 何よりも、北方領土はロシア領ではありません。 戦争で得た領土は終戦後、返却するのが近代の歴史であり、しかも一方的に参戦し、終戦後に上陸し占領している事は、その異常な現状を認識しての、過去からの日ソの平和条約交渉や首脳会談・共同宣言(ブレジネフ・エリツイン・プーチン)で繰り返されており、明白な歴史的事実&問題を共有している事柄である。 その返還の手順や時期についての交渉が、4島一括、2島先行の工程表の違いである。 併せて、漁業交渉や漁獲高の割り当ても、漁民の要請と領土問題のジレンマ、遺骨収集や旧島民のビザなし渡航も、我が国の主権・固有領土との見解&立場に関わる事による軋轢・葛藤・悩みであり、安易に妥協や ロシアの言いなりになる訳には行かない。 ◇日本は返還請求をし続けており、それがロシアの国内事情や入植者の住民感情、利権と絡み、反発を招く事もある。 しかし、領土は相手の顔色を窺い、良識を信じて待つだけで解決する事ではない。 もちろん、アラスカ州のように金銭で購入が出来る時代でもない。 外交交渉と歴史的な背景の粘り強い返還交渉や共同研究等にて関心を持ち続け、世論の喚起と政府への要請にて改善解決に叱咤激励をして行かねばならない。 無関心、損得勘定、他力本願が時間経過と共に、返還への大きなネックであり、リアクションを恐れず、堂々と領土を考え、変換を要求したいと思います。 北方領土の日:2月7日は、その日だけではなく、皆が改めて領土・主権・国民・歴史文化という国の基盤アイデンティティについて考える日だと思います。 私は、 教科書での記載、学習指導要領での解説が無い現実。 教員の歴史観の偏向性・自虐史観・憲法解釈 「北方領土の日」「竹島の日」 国を考え、国土や文化伝統を愛しみ、日本人としての誇りと国際社会への責任を持つ 良い機会であり、重要な戦後処理、国の将来を考える大切なテーマだと思います。 nacam様に於かれましては、随分と見解は異なりますが、貴重な情報&アドバイスを頂戴し、誠にありがとうございました。
お礼
重ねてのご回答を頂きありがとうございます。 私には、いずれもが特異な少数的な解釈・ご意見であり、長い歴史の中の一局面のトリミングによる自虐的な歴史観・悲観的マイナス思考だとしか思えません。 江戸幕府の調査以来、島の発見や標識の建立、根室沖の手が届く所にあって、多くの島民・先住民族(アイヌ系)が利用し暮らしていた事績、ロシアの一人たりとも島史には存在しない事実。 「高田屋嘉兵衛・近藤重蔵・間宮林蔵」 そこに、日露戦争や千島樺太交換条約を経て、第2次世界大戦での敗戦国を一方的&強制的に攻め込み上陸し、数週間の殺戮蹂躙の末に不法不当に占領されている状態が現状である。 シベリア抑留・共産主義への転向・収容所生活と強制労働の為の多くの同胞の死を含め、これほどの我が国・国民への残虐な悪意に満ちた非人道的、不正義な仕打ちを行った国家は無いと調べれば、知れば分かる。 非人間的、非道な国家犯罪、残虐行為がもたらした悲劇の島・島史である。 ソ連乃至ロシアが領土問題のテーブルに着いている(国内的&新島民向けには領土問題は存在しないと強弁、使い分けしている)動かし難い実態を冷静に見ないと、強い関心を持ち続けないと→我が国政府の領土返還交渉・平和条約締結をサポート、叱咤激励、実現は出来ません。 北方領土の日:2月7日は何故、だれが、制定し、返還を訴求していおるのであろうか・・・。 また、漁民の行動や違反の問題は、事態の推移と事実解明を待ちたいと思います。 それでも、銃撃は過剰な威嚇・警告行動であり、繰り返されてはならない蛮行だと思います。 我が国政府は、領土返還が根本問題だと思うが、並行して、日夜繰り返される主権・国民の侵犯、脅威(拿捕・銃撃・領海領空侵犯・密貿易)に対しては、真相解明と再発防止を断固、要求し、抗議してほしい! 全く、見解が違い、不思議&残念ですが・・・ 私の見識のウイングの範囲を大きく逸れるご意見・解釈ですが、希少な説と拝聴させていただきます。 心より感謝とお礼を申し上げます。 ありがとうございました。
補足
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