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放射科学の壊変図について!

壊変図の見方がよく分かりません・・・; 画像に簡単な壊変図を載せています。分からないことは2点あります。 (1)C64から生成するZn64の放射能を求めるときは、40%なのでC64の放射能に0.4をかければいいのかなって思うのですが、Ni64の放射能を求めるとき、0.19をかけるべきなのか、それとも別の数をかけるのかが分かりません>< (2)左側にある1.346という数字は「1.346MeVの光子が放出される」ということなのですが、つまり「C64が持つ元々の放射能の0.6%が光子として放出される」という風に考えてよいのでしょうか? 分かる方いたら教えて下さい><

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 まず、質量数を書くときは、 64Cu とか Cu-64 と書きましょう。 では、本題です。 >>>(1)C64から生成するZn64の放射能を求めるときは、40%なのでC64の放射能に0.4をかければいいのかなって思うのですが、 「64Znの放射能」ではなく、64Cuの放射能のうち64Znに崩壊する成分、ということでよいのですよね? そうであれば・・・ >>>Ni64の放射能を求めるとき、0.19をかけるべきなのか、それとも別の数をかけるのかが分かりません>< ・0.6%は、軌道電子捕獲でm64Niへ。さらに核異性体転移で64Niへ(つまり、崩壊が2段階) ・19%は、β+崩壊で64Niへ ・40%は、軌道電子捕獲 つまり、 0.006×2 + 0.19 + 0.4 です。 >>> (2)左側にある1.346という数字は「1.346MeVの光子が放出される」ということなのですが、つまり「C64が持つ元々の放射能の0.6%が光子として放出される」という風に考えてよいのでしょうか? それではいけません。 64Cu のうちの0.6%がいったん 64mNi になって、 そして、その 64mNi の100%が光子(ガンマ線)を出して 64Ni になるということです。

kiro0217
質問者

お礼

回答ありがとうございます!! 質量数の書き方から、ご指摘助かります>< (2)の意味は分かりました!ありがとうございます。 しかし、(1)の「0.006×2」が納得できません・・・ 64Cuのうち0.6%が軌道電子捕獲でm64Niになって、そのm64Niが核異性体転移して64Niになるのであれば、 結局、64Cuの放射能のうち、64Niに崩壊する成分は0.6%(+19%+40%)だと思うのですが・・・ 0.6%×2ということは、 軌道電子捕獲される0.6%と、核異性体転移する0.6%は別のものなのでしょうか?

その他の回答 (1)

  • sanori
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回答No.2

謝辞をありがとうございました。コメントにお答えします。 >>> 0.6%×2ということは、 軌道電子捕獲される0.6%と、核異性体転移する0.6%は別のものなのでしょうか? 軌道電子捕獲のときには、原子の電子配置が変わるので、そのときエックス線が1発出ます。 さらに、次の核異性体転移で、ガンマ線が1発出ます。 ですから、0.6%の経路は、合計2発の光子が出るのです。 「放射能」という言葉は、エネルギーや放射線の種類を問わず、(単位時間当たり)何発の放射線が出るかだけを言っています。 >>>結局、64Cuの放射能のうち、64Niに崩壊する成分は0.6%(+19%+40%)だと思うのですが・・・ 「64Cuの放射能のうち」を「64Cuが64Niまで崩壊する経路のうち」に取り替えれば正しくなります。

kiro0217
質問者

お礼

2度もありがとうございます。 やっと理解できました・・・!! 感動しました(笑)本当にありがとうございました^^

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