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切れ味の鋭いナイフを探しています
現在、スパイダルコやコールドスチール、 松田菊夫さんのナイフなどを持っておりますが、 どれも切れ味はかなり鋭いものの、 耐久性にもかなり気を遣っている印象を受けます。 日本刀のように、耐久性を無視して芸術的な切れ味のナイフが欲しいのですが、 当の日本刀は20万を超えるレベルが一般で手が出ません・・・ 和式刃物で、特別鋭いものがあれば、ぜひ教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。
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> 日本刀のように、耐久性を無視して 日本刀は耐久性を無視してるわけじゃあないんですけどね。 > 芸術的な切れ味のナイフが欲しい 目的、つまり何を何のために切るかが問題です。人なのか動物の肉なのか皮なのか魚なのか木なのか。殺したいのか、特定の形に加工するのか、切り口が問題なのか。たとえば魚を切るにも出刃と柳刃とでは目的が全然、違います。 > 和式刃物で、特別鋭いものが 目的が絞り切れないなら実用ではなく、見たり集めたり試し切りして楽しむ観賞用で、多目的の道具になります。 たとえば小柄(こづか) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9F%84 は小さいだけに、日本刀よりはずっと安いものがあります。それでもステンレスのナイフよりは、はるかに高いです。割込でなく全鋼が普通のようです。私は所持したことがありません。 小柄が武士の多目的ナイフなら、職人の多目的ナイフは切出しです。小柄を実用目的で造る鍛冶はもういないでしょうけど、切出し小刀を実用目的で造ってる鍛冶はまだいます。値段はピンキリで、数千円で良いものだってあります。切出しは鋼と軟鉄を貼り合わせた片刃が普通です。両刃の割込もありますけど。私は以前、ポケットナイフ代わりに持ち歩いていました。職人の使う和式の刃物は一般に鋭いです。手入れ次第で。たとえば大工が鉋で髭を剃ってるのを見たことがあります。 実用品を探すなら、 http://homepage2.nifty.com/NG/think/hou01.htm にある、中野商店が私はお勧めです。場所は http://homepage2.nifty.com/NG/think/nakano.pdf にあります。和式が主ですけど、洋式もあります。店主自作の和式ナイフもあります。ただし店主は実用でなく趣味で刃物を集めるような人は大嫌いなので、話が曖昧だと店を追い出される可能性があります。なお、店主が書いた e-mail が http://www.econ.fukuoka-u.ac.jp/~yoneda/jpub/hamonoya.html に公開されてます。こりゃ傑作だ、と私は思います。
お礼
丁寧なご説明を頂き、誠にありがとうございます。 説明不足の質問に、要点をついたお返事をいただけて、とてもうれしいです。 D2鋼から440番代ステンレスまで幅広く持っているので、 お勧めを頂いた刃物はベストマッチだと感じました。 硬いものは一切きらず、紙や果物など柔らかいものが 鋭く切れる刃物がほしかったので、その旨お願いすれば、 目的にあった磨ぎ方で磨いでいただけると感じました。 貴重なご指導、ありがとうございます。