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東アジアの近未来における日本についての質問です
東アジアの近未来における日本についての質問です 米国防総省のAマーシャルが作成したアジア2025というレポートと キッシンジャーがワシントンポスト紙に寄稿した論文の両方で 日本の未来は下記の三つしかあり得ないと予測されています。 1)米国との同盟を強化して、軍事的・国際政治的に自立した大国になる 2)日米安保を解消して孤立した軍事大国化の道を進む 3)中国の覇権を受容して事実上その属国となる 上記以外の可能性が本当にないのでしょうか。 可能性があるならご教授願います。 また、上記のみしか選択があり得ないとしたら何番を選択されますか?
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NO.7です >でもこの選択の裏には憲法改正の問題が絡んでくるかと思うのですが、 憲法が交戦権を認めないとしているので 日本の現状を変えないまま1を選択すると行く末は3になってしまいそう。 その通りかもしれませんが一応国連安全保障理事会と拒否権による安保理の麻痺から「平和のための結集」決議の採択により安保理が麻痺したときに平和・安全問題を解決するための緊急特別総会を行えるとなっています。故にアメリカが日本を攻め滅ぼすのは日本にはそこまでして欲しい資源がないと言うことを考えるとまずありえないので、たとえ中国に攻められてもアメリカのアジアに対する覇権や共産主義に反対する立場から中国にNATOもしくは国連軍で攻撃してくれるはずです。 つまりそれがくるまでの間に日本が耐えれるだけの軍事力があればいいわけですから今の無謀な政府解釈と共に交戦権の否認が会っても大丈夫かと。それとこのときに台湾と韓国が調子こいたらもっと楽しいことになって半島の統一と中国の民主化とかおきそうだけど。 >有事法の整備 これに関しては小泉内閣時に有事関連法案を制定しています。 但しこれを発動した時の自衛隊の行動が違憲かどうかに関しては最高裁はアメリカ型の違憲立法審査権のため有事が起きた後になるでしょう。 最悪公共の福祉と国民の幸福追求権や生存権の拡大解釈・・・それに統治行為論でどうにかしそうですが・・・。 最後のところには同意です。 米・中・露に依存や従属しすぎない真の意味での独立で対等な国になってほしいです。
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- DDRSDRAM
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No.1です。 >ロシアからみて、日本と同盟を組むというのはありえるのでしょうか? 可能性は非常に低いです。 日本が近代以降に結んだ軍事条約「日英同盟」「日独防共協定・・後の日独伊三国同盟」「日米安保条約」の三つとも「敵」はロシアでした。地政学的にはロシアは日本の永遠の敵でしょう。ただし、米中同盟が成立した場合に考えられるのが日露あるいは日仏独の同盟といった話です。 基本的な関係は日米中「三すくみ」でしょう。日本は米中同盟(第二次世界大戦時~国共内戦まで)を警戒し、中国は日米同盟を警戒(日米安保)、アメリカは日中同盟を警戒(実例なし)するということです。厳密にいうとロシアも入ってマージャン状態なんですがね。 3)については、日中同盟ではなく不甲斐ない日本の政治家が中国の言いなりになってしまう、あるいは、中国は対等な同盟関係を結ぶことはないと言う話の延長線上でしょう。 現状がひどくなって行けば、3)の状態になる前に日本の世論も硬化して、政治家の行動や選挙結果を通して変わると思いますよ。森本敏氏が言っていたのですが、日本で世論調査をするとアメリカ嫌い、北朝鮮嫌い、中国嫌い・・といった結果が出るそうです。まるで明治維新のようですw。最近の日本の世論はマスコミのリードにも反応しないようだし、情報統制や武力鎮圧でもなければ、過度な日中友好はないと思います。
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回答ありがとうございます。 個人的に北方領土問題などでロシアへのイメージが悪かったのでなんとなくほっとしました。 3はすでに靖国の問題にしろ、教科書の問題にしろ中国の干渉を受け、それを受容しています。 核を向けられてもODAをとめることすら出来ない。ほかにもあげればきりがありませんが なかなか中国の理想に近づいてきている気がします。 アメリカの保護がなくなったときにこれが軍事力で強行的に行われるのか、徐々に蝕まれていくのかは不明ですが 2025年までに戦略なき日本の政治ではアメリカの保護なくして中国に対抗するすべは無いような気がします
- so-that_
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1はほぼ今と変らずということだろうね。 2はありえそうでありえない 3は米国につくか中国につくかどちらにせよ中国についたほうがやっかいだし中国嫌いな方が多いからありえないでしょうね。 それ以外の可能性として・・・ 経済・技術ともにアメリカの10年先行くくらいになり経済に関してはアメリカ依存を脱却でき、さらに農業自給率を120%くらいにできれば。 日米同盟の破棄とそれに伴う日米友好条約の調印と自衛隊の規模・兵員の強化と軍備の拡大。 こんなところだろうから2をちょっと変えた感じだね。 2と違い経済・技術ともにアメリカを超えれば今の経済だけとんでもない成長をしている中国と同じようにアメリカでさえ簡単に口だしできないようになるし(まぁ、背景に少なからず軍事力の影はあるが)。 農業自給率が100%超えれば輸入に頼る必要もないから対外圧力に悩まないですむ。 問題なのは資源と原油。 鉄等に関しては海のイオンからどうにかする技術が作れればどうにかなるけど原油に関してはどうにもならない。 つまりいかに他の発電方法でそれを利用したもの(軍事技術も含む)を手にするかで日本の未来は明暗に別れると思います。
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ありがとうございます。 本当に米中共に嫌いな人が多いですよね。 でもまだ米>中のほうが心情的には可能性が高いですね。 中国を選ぶと自動的に共産主義国になってしまいますし当然といえば当然か・・・。 でもこの選択の裏には憲法改正の問題が絡んでくるかと思うのですが、 憲法が交戦権を認めないとしているので 日本の現状を変えないまま1を選択すると行く末は3になってしまいそう。 ソ連とアメリカの間に立っていた時期ならまだしも、中国が一番敵視しているのが日本という状況で、攻撃を受けても日本が中国を攻めることは出来ない場合、アメリカさん敵国を攻撃してください。では日本は見捨てられるでしょう。 自衛隊は自国を守るために応戦できても、相手国を攻撃することは一切出来ないし 防戦一方で勝利することは不可能ですから、現状のままで1と考えると結果3になってしまう。 1.2を選択するなら憲法改正、有事法の整備が必要不可欠かと考えたのですが 北朝鮮との癒着している日教組の児童への自虐史観の刷り込みから多くの若者には軍事アレルギーが発生し、中国に核を突きつけられてもまだ平和的に~という現状や人権団体・反戦平和団体といわれる中国や北朝鮮等が裏で糸を引く共産党の工作団体、これから必ずネックとなってくるだろうなと思います。 第4の可能性、いいですねぇ。 藻からガソリンができるような技術もあるようですし楽しみです。 他国をないがしろにするつもりはないけれど、あまりにも傲慢な押し付け、要求をしてくる国に対してはっきりとNOといえるような自立した国にしていきたいです
>テロの武器入手ルートなどを考えるとそんなに簡単には米中安保条約なるものは結ばれないと思います。 そうでしょうか。私は「反イスラム」と言う目標で、中国とアメリカは十分に連携する余地があると思っています。 >経済的にでも日本につくとなれば中国の圧力は必至です。 「ASEANに対する中国の圧力」と言う意味ですね?それは全くそのとおりで、中国排除のアジア通貨同盟にはものすごい圧力がかかってくると思います。しかし、中国も人民元を保護している状況で、「自分が盟主になる」とすぐ手を挙げられる状態にはないので、仕掛けるタイミングは今しかないとも思っています。今ならFTAと円ペッグ制をペアでASEAN諸国に提案することで、円をアジア基軸通貨にすることはまだ可能です。逆に中国元が変動相場制に本格的に入ってきたら、その瞬間にアジアの基軸通貨は中国元になるだろうと思います。 >また中国は軍事国家であるがゆえ「自由な域内の移動は制限しつつ、少しずつ開放を行っていく」が可能なのは無いでしょうか。 いいえ、そんなことはないですよ。日本は島国ですし言語も異なりますから、武力的な脅しを行使しなくても域内移動に制限をかけることは容易です。また、現状がご存じのとおり移民を大幅に制限している状態なので、これを少しずつ開放していくことはASEANも歓迎すると思います。どうせ日本はこれから先、移民を受け入れていかざるを得ないのだから、やるのなら戦略的に開放して、日本の発言力強化の手段として使っていくべきだと思います。
お礼
円をアジア基軸通貨にすることで米国・中国双方を抑え込むことが可能ということなんですかね。 現状の日本に米国の保護がない状態で、中国・北朝鮮から核弾道ミサイルを撃ち込まれてしまえばどうなるか、この現状をアジア諸国がどのように判断する可能性があるかも暇があれば教えていただければと思います。 ありがとうございました
- ?橋 昌也(@fudousin)
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可能性としては、私の見立てでは (1)30% (2)10% (3)50% というところでしょうか。その他が10%。 個人的には、No.1さんの意見(No.1さんがそれを望んでいるかどうかは知りません。おそらくその他の可能性として言われたのだと推察しますが)になるといいと考えています。それ以外に有効に発言力を確保する手段がないように思うので。 できれば、日露印の同盟が望ましい。質問者さんはロシアが日本と?というご意見のようですが、中国の脅威は日本やアメリカよりもロシアのほうが神経質になってると思いますよ。人口がすでに減少をはじめてるロシアは、その資源地帯であるシベリア地域に隣接する黒竜江省のあふれるばかりの人口増加にハラハラしてることでしょう。ロシア人は概ね日本が好きですし、問題は日本側にあるだけです。
お礼
私も一番嫌だと感じている3が可能性が高いのかと予想しています。 2025年ってもう少しだし怖いですよね。 皆さんの考えも知りたくて質問したわけですが・・・。 地政学的にロシアはないかな?と思いこんでいました。 またロシアが中国のみならず米国をも敵にして日本と同盟を組むほど信頼されているとも思えません 日本に資源があるわけでもないのでメリットが見出せませんでした。 米国が日米同盟のままで中国と対立した場合は日本側につく可能性もあるかなと思いますが・・・。 いろいろな意見が聞けて参考になります。 ありがとうございました
- sudacyu
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No3の方に便乗して。 以前から、日本ーアセアンーオーストラリアによる通貨連合を目指す方向が一番よいと言っています。 No9 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2295538.html No7 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1828791.html No5 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3245013.html&
お礼
通貨連合を目指すのは構想としてすばらしいと思います。 補足ありがとうございます
ASEANとの通貨・経済同盟。総人口7億人はEUを上回る。総GDP5.8兆ドルの経済規模は、米国、EUには及ばないものの、中国を引き離し、アジアの盟主の地位を確保できる。 問題点は、日本と他のASEAN諸国(除ブルネイ、シンガポール)との経済規模の落差。一気に障壁をなくすと日本人の一般労働者の賃金はASEAN平均値並みに下落して収拾がつかなくなる。ここでお手本となるのが中国の政策。日本を北京、他のASEAN諸国を農村部に見立て、戸籍制度を設けて人の自由な域内の移動は制限しつつ、少しずつ開放を行っていく。この点がEUとの決定的な相違点。 これからの日本が一番警戒しなければならないのは米中同盟。信じられないと思う人がいるかもしれないが、アメリカは経済原理で動く国であることを忘れてはならない。日本と組むより中国と組む方が米国にとって有益ならば、アメリカはやってきます。米中同盟ができれば間違いなく世界を制覇できるのだから、十分にオバマの選択肢の中に入っていると思う。 対抗するためには、日本はASEANと組むしかない。ASEANの豊富な労働力と日本の技術力が融合すれば鬼に金棒で、これならば中国を蹴散らすことができる。基本的に親米国の集合体なので、米国も太平洋の対岸のパートナーとして中国を選択する理由はなくなるでしょう。 韓国はどうする?中国と組むか日本と組むか、ご自由にって感じですね。
お礼
追加回答いただきありがとうございます
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アジア盟主の地位を確保するのに確実に日本の妨害をするのはアメリカ民主党(前例あり)と中国ですよね。 日本は戦略を持って対抗して行く必要があるわけです。 アメリカ民主党は日本を敵視していますから経済戦略として中国と手を組む事はありえるけれど、テロの武器入手ルートなどを考えるとそんなに簡単には米中安保条約なるものは結ばれないと思います。 経済的にでも日本につくとなれば中国の圧力は必至です。 またASEANで中国の核の脅威に対抗できる国はありません。 やる気になれば可能なのは日本だけかと思います。 また中国は軍事国家であるがゆえ「自由な域内の移動は制限しつつ、少しずつ開放を行っていく」が可能なのは無いでしょうか。 制限される人の不満を押さえ込むだけの軍事力、国家転覆罪などで虐殺されている人が大勢いるのはご存知かと思います。 今の軍事はアメリカ、日本は経済だけというのは世界では通用しない夢物語ということで 近未来は三択しか無いのかと思うのですが目指すのであれば1ということでしょうか?
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
この設問は正しいとはいえません。 より現実的な設問は (1)今と同様、アメリカの属国でありつづける。 (2)米中どちらとも距離を置くために、孤立化した軍事大国となる。(3)アメリカを捨てて、中国の属国になる。 です。 日本の地政学的地位を考えれば、太平洋を自分の領土にしたいアメリカと中国の間に挟まれて、どちらかの側に付くかまたは日本が太平洋を自分の領土にするか、の選択肢しかありえないといえます。 まあ(4)として、永世中立国としてスイスのようになる、という選択肢も無くはないのですが、日本のシーレーン防衛などの手間を考えれば(スイスが徴兵制のある軍事国家であるのと同様に)実質上(2)と同じとなってしまうと考えます。 もっとも「属国」という言葉の使い方は注意が必要です。アメリカのレポートでは、自分たちのことを悪く書くわけがありませんからアメリカと日本は相互信頼に基づく対等な日米安保であり、もし中国の庇護に入るなら、昔の冊封のように中国を親とした属国になる、とイメージさせたいのでしょうが、はたして今の日本の現状を考えたときに「対等」といえるかどうか疑問です。 それでも、今のところはアメリカを中心とした自由主義同盟と中国のような共産主義では、信頼の度合いが違いますので「今現状」だけで判断すれば、中国と組むのはとんでもないことのように見えます。 しかし東アジアという地域で見たときに、この地域の各国は日本に対して中国のカウンターパートであると同時に、アメリカ(というか西洋)のカウンターパートであることを期待しています。 アセアン+3カ国(日中韓)がEUのような共同体として熟成したときには、アメリカよりも中国のほうが信頼できる相手になっている可能性も0ではありません。 もちろん、共産主義党中国でなくなっている必要はあると思いますが、ベルリンの壁も大方の予想より早く壊れ、ソ連がそれに伴って崩壊したという経緯もありますから、 「今のところ日米同盟は揺るぎのない機軸:選択肢(1)」だが、状況の変化には常に対応できるようにしたほうがよいとも考えます。 これは利総論かもしれませんが、考え方・意思決定システムが西洋であるアメリカよりも、東洋でまとまったほうがメリットが大きい時代がくるかもしれない、という観点からの準備・戦略は持ち続けるべきだと思います。
お礼
回答ありがとうございました
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今と同様、アメリカの属国でありつづける。ということはこれからも可能なのでしょうか? 中国に50基ほどの核弾道ミサイルの標準を合わせられている、標的にされているのは日本。 なんでアメリカ人が命かけて日本を守ってやんなきゃいけないのさ!ってならないですかね。 対ソ連の時と違い地理的にも、日本はアメリカにとって重要なポストにいるとは思えないのですが。。。 ブッシュ政権が日本が核を持つことを認証しようとした姿勢から、日本がきちんと軍事的・国際政治的に自立した上での同盟ならば望まれていると感じます。 いまは民主党政権になってしまったので微妙ですけど;; どう考えても現状のままで国民の安全が保障されるとは思えないのですが・・・。
- DDRSDRAM
- ベストアンサー率36% (115/314)
近未来だとあまり選択肢は増えませんね。 4)日露同盟を結び米中に対抗する というのがあるかもしれないぐらいです。 基本的な選択は 1)でしょう。米中同盟が成立した場合は 2)または4)でしょう。日本から見て対中貿易の方が大きいですが、中国が対米貿易で成り立っているし、東南アジアも対米貿易なしでは成り立たないので 3)は日本の生存にとってリスクが多すぎで国益にかないません。
お礼
回答ありがとうございました
補足
ロシアからみて、日本と同盟を組むというのはありえるのでしょうか? また3を選択した場合中国の歴史から見て日本人の三分の二は虐殺されるのでは・・・。 チベットのダライ・ラマの位置は未来の天皇陛下のお姿かもしれないとおもうとゾッとします。
お礼
回答ありがとうございます お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 NATOは対テロ戦争のときも各国が自主的に参戦するに留めているし 国連は中国が常任理事国なので、「国連」としての参戦はありえませんよね。 中国のチベットの侵略に対しても事実上各国傍観です。 日本の国防は非常に不安定な状態で、だれも助けに来てくれなかったらアウトです。 この重大性があまりに認識されていない現状が非常に不安に感じるところです。 真の独立、外国人参政権などが国会で通るとさらに遠のいてしまいそうです。 自分の後の世代にも日本という国と精神を残していけると良いですね。
補足
何度もしつこい質問に丁寧に回答いただきましてありがとうございました。 お礼の投稿をしてしまった後だったので補足にてお礼させていただきます。 ありがとうございました